■アイエックス・ナレッジ<9753>の市場環境
国内IT市場は堅調な成長を続けており、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを含むIT市場は、今後も2~3%前後の安定成長が続くと予想されている。今後の成長ドライバーと期待されるのが、製造業などではDXに対するIT投資案件、金融業では「FinTech」を活用したサービス、通信関連では5G(第5世代移動通信システム)関連である。情報セキュリティなどに対するニーズの増大及びビッグデータ、IoTなどの新しい技術やサービスの登場も、市場拡大を後押しする可能性が高い。
同社は、クラウドサービスに関連する基盤構築などを得意としている。国内企業のクラウドサービスの利用状況では、2015年以降、毎年3ポイント程度利用率が上がっており、2022年には44.9%となった。直近のデータは未定ではあるが、この傾向が続いていると仮定すると2024年には50%以上に達していると想定され(弊社試算)、クラウドシステムが主流となる時代が近づいていると考えられる。クラウド化を進める要因としては、資産、保守体制を社内に持つ必要がない、どこでもサービスを利用できる、初期導入コストが安価、安定運用、情報漏えいなどに対するセキュリティが高くなる、などが挙げられる。
生成AI時代に入り、求められるIT人材も変化している。経済産業省が公開した「デジタル時代の人材政策に関する検討会 報告書2024」によると、生成AIを有効活用するためには、ビジネスユーザーとデータエンジニアリング人材(データマネージャー、データエンジニアなどのデータを共通言語とした橋渡し役)、IT専門家(データサイエンティスト、データアーキテクト、基盤エンジニア、ITパートナー企業)の3者が密に連携することの重要性が指摘されている。同社は、生成AI時代以前から顧客企業内でビジネスユーザーに寄り添うワークスタイルを得意としており、業務理解の深さが今後も活かされることが期待できる。
システムインテグレーターはSIer(エスアイヤー)とも呼ばれ、システムの開発・運用・保守を行う会社である。メーカー系、ユーザー系、独立系に分類され、同社は独立系に属する。メーカー系SIerはコンピュータなどのハードウェアを製造していたメーカーがSIも行うようになった企業であり、NEC<6701>、日立製作所、東芝<6502>、日本アイ・ビー・エム(株)などが代表例となる。中堅SIerにとっては、競合にも顧客にもなる。ユーザー系SIerは銀行、保険、通信、商社など大手企業の情報システム部が独立し、親会社や系列会社だけでなく、他社からの仕事も請け負うようになった企業であり、みずほリサーチ&テクノロジーズやNTTデータ、伊藤忠テクノソリューションズ<4739>などが代表例となる。中堅SIerにとっては、メーカー系SIer同様に競合にも顧客にもなる。なお、同社の属する独立系SIerは、BIPROGY<8056>やSCSK<9719>などが競合となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
■愛艾克斯·知識<9753>的市場環境
國內IT市場持續穩健增長,包含硬件、軟體、服務的IT市場,預計將持續2-3%左右的穩定增長。未來的增長驅動力被期待爲製造業等領域的數字化轉型IT投資項目、金融業利用「金融科技」的服務,以及與5G(第5代移動通信系統)相關的通信領域。對信息安全等的需求增加,以及大數據、物聯網等新技術和服務的出現,可能會推動市場擴張。
該公司擅長於與雲服務相關的基礎設施建設。從2015年開始,國內企業雲服務的使用情況每年都增加約3個百分點,到2022年達到了44.9%。最近的數據尚未確定,但如果這一趨勢持續下去,預計到2024年將超過50%(根據我公司估算),雲系統成爲主流的時代正逐漸到來。推動雲化的因素包括:不需要在內部持有資產和維護系統,能夠隨時隨地使用服務,初始投資成本較低,運行穩定,以及對信息泄露等的安防水平提高等。
進入生成AI時代後,對IT人才的需求也在變化。根據經濟產業省公佈的《數字時代人力政策探索小組 舉報 2024》,爲了有效利用生成AI,業務用戶和數據工程人才(如數據經理、數據工程師等,以數據爲共同語言的信息橋樑)、IT專家(數據科學家、數據架構師、基礎工程師、IT合作企業)三者緊密合作的重要性受到強調。該公司早在生成AI時代之前就擅長於與客戶企業內的業務用戶共同工作風格,未來也期待能夠利用其深厚的業務理解能力。
系統集成商也稱爲SIer(系統集成商),是進行系統開發、運營和維護的公司。按類型分爲製造型、用戶型和獨立型,該公司屬於獨立型。製造型SIer是指原本製造計算機等硬件的廠商,後來也開展SI業務的企業,NEC<6701>、日立、東芝<6502>、日本IBM等是代表例。對中型SIer而言,既是競爭對手也是客戶。用戶型SIer是指銀行、保險、通信、商社等大企業的信息系統部門獨立出來,不僅爲母公司或系列公司服務,同時也接包其他公司的業務的企業,如瑞穗研究&技術和NTT數據、伊藤忠技術解決方案<4739>等是代表例。對於中型SIer而言,和製造型SIer一樣,既是競爭對手也是客戶。此外,該公司所屬的獨立型SIer的競爭對手包括BIPROGY<8056>和SCSK<9719>等。
SD Entertainment在健康業務的結構改革和成長戰略方面取得了更高的利潤。Hotta Marumasa由於禮品業務的出售和各項業務的先行投資的影響,因此收入和利潤下降。投資業務的銷售額爲249.53億日元(較上年同期增長1.5%),經營利潤爲13.11億日元(上年同期爲13.08億日元,較上年同期微增長)。
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