[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;39888.91;-92.15
TOPIX;2763.04;-6.96
[寄り付き概況]
9日の日経平均は92.15円安の39888.91円と続落して取引を開始した。前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は106.84ドル高の42635.20ドル、ナスダックは10.80ポイント安の19478.88で取引を終了した。雇用関連指標の強弱まちまちの結果を受け、寄り付き後、横ばい。9日がカーター元大統領の服喪の日で株式市場休場となるほか、今週末に控えている雇用統計発表待ちの調整売りが先行。さらに、長期金利の上昇が株価の重しとなった。一方、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月開催分)で堅調な成長が続くとの参加者の見通しが示され、相場は下げ止まり、終盤にかけダウ平均はプラス圏を回復、ナスダックは小幅下落と主要指数は高安まちまちで終了した。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場は主要指数が高安まちまちで手掛かり材料となりにくい中、海外市場で米長期金利が高止まりで推移したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米国で明日は12月の米雇用統計と、米雇用・労働関連指標の発表が続くほか、週末は東京市場の株価指数オプション1月物の特別清算指数(SQ)算出日となることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=158円10銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、2月決算企業の第3四半期決算発表が増えており、好決算・好業績への期待感が株価の支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は24年12月22-28日に国内株を3週ぶりに買い越した。買越額は5627億円だった。24年12月29日-25年1月4日には2週ぶりに売り越した。売越額は740億円だった。
セクター別では、海運業、鉄鋼、空運業、輸送用機器、精密機器などが値下がり率上位、その他製品、サービス業、繊維製品、食料品、医薬品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、日産自<7201>、キーエンス<6861>、レーザーテック<6920>、川崎船<9107>、ホンダ<7267>、三井物<8031>、第一三共<4568>、郵船<9101>、東エレク<8035>、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>、トヨタ<7203>などが下落。他方、キオクシアHD<285A>、サンリオ<8136>、アシックス<7936>、野村マイクロ<6254>、TOWA<6315>、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>、リクルートHD<6098>、IHI<7013>、任天堂<7974>、みずほ<8411>、ディスコ<6146>などが上昇している。
[日經平均股價・TOPIX(表)]
日經平均;39888.91;-92.15
TOPIX;2763.04;-6.96
[開盤情況]
9日的日經平均以39888.91日元下跌92.15日元,繼續下滑,開始交易。前一天8日的美股市場漲跌互現。道瓊斯工業平均指數上漲106.84美元,收於42635.20美元,納斯達克下跌10.80點,收於19478.88。由於就業相關因數的強弱不一,開盤後平盤。9日爲卡特前總統的悼念日,股市休市,加上本週末即將發佈的就業統計數據,導致調整性賣出居先。此外,長期利率的上升對股價構成壓力。另一方面,聯邦儲備委員會(FRB)發佈的聯邦公開市場委員會(FOMC)會議紀要(12月召開)顯示與會者對持續堅挺的經濟增長的前景,市場止跌回升,盤中道瓊斯指數回歸正區間,納斯達克微幅下跌,主要指數的漲跌互現收盤。
今日東京股市賣出情緒佔優。昨日美股市場主要指數漲跌互現,缺乏明確的參考依據。同時,境外市場美長期利率維持在高位,成爲東京市場股價的壓力。另外,美國明天將發佈12月的就業統計數據,以及就業和勞動相關指標的發佈,週末將是東京市場1月到期的股指期權的特別結算指數(SQ)計算日,因此市場參與者希望確定這些動向,選擇觀望不積極買入。另一方面,外匯市場上1美元兌158.10日元,持續低迷的日元和強勢美元水平,支撐東京市場的出口類股票價格。此外,2月決算企業的第三季度業績發佈增多,市場對良好業績和業績的期待支撐了股價,但開盤階段賣出依然佔優。此外,交易開始前發佈的對外及對內證券買賣合同等情況(週報)顯示,境外投資者在24年12月22日至28日間購買了國內股票,是3周以來首次買入。買入金額爲5627億日元。24年12月29日至25年1月4日期間則首次轉爲賣出,賣出金額爲740億日元。
從板塊來看,海運、鋼鐵、空運、運輸設備、精密設備等下跌幅度居前,其他產品、服務業、纖維製品、食品、藥品等上漲幅度居前。在東交所主板的成交額中,魯內薩斯<6723>、日產自<7201>、關鍵元件<6861>、激光科技<6920>、川崎船<9107>、本田<7267>、三井物產<8031>、第一三共<4568>、郵船<9101>、東電<8035>、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>、豐田<7203>等股票下跌。另一方面,記憶科技HD<285A>、三麗鷗<8136>、亞瑟士<7936>、野村微電子<6254>、TOWA<6315>、先進測試<6857>、藤倉<5803>、招聘HD<6098>、IHI<7013>、任天堂(ADR)<7974>、瑞穗<8411>、迪士尼克<6146>等股票上漲。