日経平均は3日ぶりに反発。前日比957.45円高(+2.44%)の40264.50円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えている。
6日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は25.57ドル安の42706.56ドル、ナスダックは243.30ポイント高の19864.98で取引を終了した。トランプ次期政権の一律関税を巡り範囲限定案が浮上したとの報道を受け、安心感から買われ、寄り付き後は大幅高。半導体セクターも買われ、相場を一段と押し上げた。ただ、その後、トランプ氏が関税の限定案報道を否定したため、警戒感が再燃し、上げ幅を縮小。ダウは下落に転じた。ナスダックはハイテクが引き続きけん引しプラス圏を維持し、まちまちで終了。
米ハイテク株の上昇を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。値がさ半導体株の上げが目立ったことから日経平均はじりじりと上げ幅を拡大し、40000円台を回復した。大納会と大発会の下落分をほぼ埋める大幅高となったが、プライム市場の4割ほどが下落するなど全面高の展開とはならなかったことから、TOPIXの上値が重くなった。
日経平均採用銘柄では、米ハイテク株高を受けて、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>など半導体株が総じて上昇したほか、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などメガバンクも買われた。このほか、京セラ<6971>、リクルートHD<6098>、荏原製作所<6361>、ソフトバンクグループ<9984>などが上昇。
一方、前日買われた川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株が弱かったほか、INPEX<1605>、出光興産<5019>、ENEOSホールディング<5020>など資源関連株も下落。このほか、花王<4452>、日本製鉄<5401>、大林組<1802>、豊田通商<8015>などがさえない。
業種別では、サービス、電気機器、銀行、証券・商品先物、精密機器などが上昇した一方、海運、鉱業、鉄鋼、電気・ガス、石油・石炭などが下落した。
先物市場で買戻しが入っているとの声も聞かれ、日経平均は40000円台を回復したが、全業種が上昇するような強い地合いではない。昨年12月戻り高値40398.23円を上回ると後場一段高の可能性はあるが、半導体株頼みの地合いのため勢いは弱いか。後場の日経平均は、40000円台で大引けを迎えられるかに注目したい。
日經平均指數在三天後反彈。與前日相比上漲957.45日元(+2.44%),收於40264.50日元(成交量約9億9000萬股),結束了上午的交易。
6日的美股市場漲跌互現。道瓊斯平均指數下跌25.57美元,收於42706.56美元,納斯達克上漲243.30點,收於19864.98。由於關於特朗普新政權統一關稅的限制性方案的報道,使得市場安心,股價大幅上漲,開盤後繼續大幅走強。半導體板塊也受到買入,進一步推高了市場。然而,隨後由於特朗普否認有關關稅限制方案的報道,市場重新燃起警惕,漲幅收窄,道瓊斯轉爲下跌。納斯達克則在高科技股的帶動下繼續維持在正區間,收盤時漲跌互見。
受美高科技股上漲的影響,東京市場以買入爲主開始交易。由於高價半導體股的表現突出,日經平均指數逐漸擴大漲幅,恢復至40000日元台。大年會和大開市的下跌幾乎被完全彌補,形成了大幅上漲,但主板市場約40%的庫存下跌,未能形成全面上漲,因此TOPIX的上升空間受到限制。
在日經平均成分股中,受美高科技股上漲影響,東京電子<8035>、迪斯科<6146>、瑞薩電子<6723>、激光科技<6920>、先進測試<6857>、Socionext<6526>等半導體股總體上漲,三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>等大型銀行也受到買入。此外,京瓷<6971>、Recruit HD<6098>、荏原製造所<6361>、軟銀(ADR)<9984>等股票也上漲。
另一方面,前日上漲的川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>等海運股表現較弱,INPEX<1605>、出光興產<5019>、ENEOS控股<5020>等資源相關股也下跌。此外,花王<4452>、日本製鐵<5401>、大林組<1802>、豐田通商<8015>等也表現不佳。
行業板塊方面,服務業、電子設備、銀行、證券・商品ETF、精密設備等上漲,而海運、礦業、鋼鐵、電力・燃氣、石油・煤等下跌。
在期貨市場傳出買回的聲音,日經平均恢復到40000日元台,但整體業種未能形成全面上漲的強勁局勢。如果超過去年12月回升高點40398.23日元,後市有可能進一步上漲,但由於對半導體股的依賴,勢頭較弱。後市的日經平均能否在40000日元臺收盤,值得關注。