25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■短期的な資金による売買が中心
■Jエクセレント、24/12下方修正 営業利益 44.51億円←48.12億円
■前場の注目材料:キヤノン、ArF露光装置に再参入、微細化対応でシェア獲得へ
■短期的な資金による売買が中心
25日の日本株市場は、買い先行で始まった後は持ち高調整の動きが意識されるものの、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。24日の米国市場はNYダウが390ドル高、ナスダックは266ポイント高だった。クリスマスの前日で短縮取引だったが、薄商いの中、ハイテク株のほか景気敏感株など幅広い銘柄が買われた。NYダウは足もとの調整で過熱感が後退したことで、買いが入りやすかった。シカゴ日経225先物(3月)清算値は大阪比140円高の39260円。円相場は1ドル157円00銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買いが先行しそうだ。前日の日経平均株価は、朝高後は持ち高調整の売りが優勢となったが、ナスダック指数が2万台を回復するなか、改めて指数インパクトの大きい値がさハイテク株に資金が向かいやすくなりそうだ。もっとも、25日はクリスマスの祝日で多くの国が休場になるため、海外勢のフローは限られる。短期的な資金による売買が中心になりやすいほか、薄商いのなかで先物に大きく振らされやすい面はある。そのため、明確な方向性をつかみづらくさせる。
買い一巡後に短期筋の売り仕掛けが入りやすいだろうが、日経225先物はナイトセッションで一時39070円まで売られる場面もみられたが、39000円接近での底堅さは意識されていた。売り仕掛けによって39000円に接近する局面においては、押し目狙いのスタンスで対応したいところであろう。また、前日は先駆していた銘柄に利益確定の売りが入る一方で、バリュー株が買われる動きが目立っていた。リバランスの動きとみられるが、本日もバリュー株に資金が向かうようだと、ハイテク株は手掛けづらくなりそうだ。
そのため、まずはバリュー、グロースへの資金流入を見極めたいところである。バリュー株に向かうようだと、配当志向の流れに向かわせよう。一方で、ハイテク株が買われる局面においては、前日のリバランスに向かわせる可能性があるため、先物市場ではショートカバーを誘う流れも意識されてきそうである。また、薄商いの中では個人主体による中小型株での短期的な値幅取り狙いの売買も活発化しやすい。強いトレンドを継続している銘柄などには、短期資金が集中しそうである。
■Jエクセレント、24/12下方修正 営業利益 44.51億円←48.12億円
Jエクセレント<8987>は2024年12月期業績予想の修正を発表。営業収益は114.15億円から127.32億円、営業利益を48.12億円から44.51億円に修正した。2物件の特定資産の譲渡等により24年8月19日に公表した24年12月期の営業収益の予想額に10%以上の差異が生じる見込みとなったため。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(43297.03、+390.08)
・ナスダック総合指数は上昇(20031.13、+266.24)
・1ドル=157.10-20円
・シカゴ日経先物は上昇(39260、+140)
・SOX指数は上昇(5173.56、+54.81)
・VIX指数は低下(14.27、-2.51)
・米原油先物は上昇(70.10、+0.86)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ ホンダ<7267>日産自動車と統合へ協議、来年6月めど最終合意
・ アルプスアルパイン<6770>「磁気センサー」感度10倍、量産に150億円投資
・ 大林組<1802>社長に佐藤俊美氏、海外など事業領域拡大へ
・ 豊田自動織機<6201>フォーク国内出荷再開、ディーゼル式皮切りに
・ JR九州<9142>日韓高速船から撤退、運行再開せず清算
・ 日本郵政<6178>日本郵便が提訴、ヤマトに120億円、損害賠償請求、配送委託見直しで
・キヤノン<7751>ArF露光装置に再参入、微細化対応でシェア獲得へ
・エスペック<6859>半導体向け攻勢、受託計測サービス相次ぎ投入
・日本製鉄<5401>USスチール買収「大統領の承認信じる」、最終決定へ声明
・住友化学<4005>偏光フィルム中国2社売却、大型LCD向け、現地社に来春
・三菱商事<8058>多様な人材の活躍を推進、異なる視点の想像力がビジネスの根幹に
・FIXER<5129>生成AI、政府安全基準でリスト登録
・トヨタ自動車<7203>レクサス上海工場を検討
・東京建物<8804>グループの不動産販売、賃貸住宅でEV充電、テラチャージと提携
・神戸製鋼所<5406>グループのコベルコ建機、欧に電動ショベル来年度にも投入
・オカダアイヨン<6294>社長・岡田祐司氏、海外攻略へ体制整備
・コマツ<6301>月面建機をCESに出展、極限下対応アピール
・太陽誘電<6976>ウエアラブル向けパワーインダクター、高さ4割減の0.33mm
・KDDI<9433>宇宙環境をデジタル空間上に再現、スタートアップと共創
・UACJ<5741>非鉄大手各社、工場DXを加速、自動化で課題解決
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・植田日銀総裁講演(経団連)
<海外>
・欧米、オセアニア、ブラジル、南アフリカなどの市場はクリスマス休場
在25日上午的交易中,我們需要關注以下三點。
■以短期資金進行的買賣爲主
■J優質,24/12下調 財務預測 445.1億日元←481.2億日元
■前場關注材料:佳能,重新進入ArF曝光設備市場,爭取在微細化中獲得市場份額
■以短期資金進行的買賣爲主
25日的日股市場,在以買入爲主的情況下,雖然會受到持倉調整的影響,但預計會呈現底部堅挺的市場展現。24日的美國市場,道瓊斯指數上漲390美元,納斯達克上漲266積分。雖然是平安夜短線交易,但在清淡的交易中,除了科技股外,經濟敏感股等廣泛行業都被買入。由於道瓊斯指數的短期調整使得過熱感退去,更容易吸引買盤。芝加哥日經225期貨(3月)清算價格比大阪高出140日元,達39260日元。日元匯率在1美元157.00日元附近波動。
日經平均股價可能在芝加哥期貨的影響下,稍微以買入爲主。前一日的日經平均股價,在早盤上漲後,由於持倉調整的賣出佔據主導,但在納斯達克指數恢復至2萬點時,再次吸引了大量資金流向影響指數的高科技股。不過,25日是聖誕節假日,許多國家將休市,因此海外資金流入將受限。此外,由於短期資金的情況下,成交量清淡也可能對此造成影響。因此,很難把握明確的方向性。
在買入一輪後,短期資金可能會進行賣出,但是日經225期貨在夜盤一度跌至39070日元,接近39000日元的底部堅挺性受到關注。在賣出進入接近39000日元階段時,希望能夠採取逢低買入的策略。此外,前一天先行的股票出現了獲利了結的賣出,同時,價值股的買入行爲也非常明顯。雖然被視爲再平衡的動作,但如果今天也有資金流向價值股,那麼科技股將會變得難以操作。
因此,首先希望確定流入價值股和成長股的資金情況。如果資金流向價值股,則可能會導致分紅傾向的趨勢。同時,在高科技股被購買的階段,可能會導致前一天的再平衡,因此期貨市場也可能會意識到會誘使賣空回補。此外,在交投清淡的市場中,由個人主導的澳洲中小股的短期套戥交易也可能活躍。短期資金可能會集中在持續強勁趨勢的股票上。
■J優秀,24/12下調 財務利潤 44.51億日元←48.12億日元
Jエクセレント<8987>發佈了2024年12月期業績財務預測的修正。營業收入從114.15億日元修正爲127.32億日元,營業利潤從48.12億日元修正爲44.51億日元。由於兩項特定資產的轉讓等原因,預計與24年8月19日公佈的24年12月期營業收入的財務預測額之間將出現10%以上的差異。
■前場關注材料
・道瓊斯指數上漲(43297.03,+390.08)
・納斯達克綜合指數上漲(20031.13,+266.24)
・1美元=157.10-20日元
・芝加哥日經期貨上漲(39260,+140)
・SOX指數上漲(5173.56,+54.81)
・VIX指數下降(14.27,-2.51)
・美國原油期貨上漲(70.10,+0.86)
・活躍的股票回購
・東證要求提高企業價值
・ 本田<7267>與日產汽車(ADR)進行合併討論,預計明年6月達成最終協議
・ 阿爾卑斯阿爾派<6770>「磁傳感器」靈敏度提高10倍,計劃投入150億日元進行量產
・ 大林組<1802>社長佐藤俊美氏,將擴大境外等業務領域
・ 豐田自動織機<6201>國內出貨重新開始,以柴油式爲首
・ JR九州<9142>退出日韓高速船,不再恢復運營進行清算
・ 日本郵政<6178>日本郵便提起訴訟,要求向黑貓賠償120億日元,因配送委託的重新審查
・佳能<7751>重新進入ArF光刻設備市場,計劃在微細化方面獲得市場份額
・愛普科斯<6859>積極進攻半導體市場,相繼推出委託測量服務
・日本製鐵<5401>收購美國鋼鐵「相信總統的批准」,聲明將作出最終決定
・住友化學<4005>出售中國兩家偏光膜公司,面向大型LCD,計劃明春交給當地公司
・三菱商事<8058>推動多樣化人才能夠發揮作用,不同視角的想象力是業務的核心
・FIXER<5129>生成AI,政府安全標準下進行註冊
・豐田汽車<7203>正在考慮在上海建立雷克薩斯工廠
・東京建築<8804>集團的房產銷售,與租賃住宅領域的EV充電合作,攜手特拉充電
・神戶制鋼所<5406>集團的神戶制鋼機械,計劃在明年向歐洲推出電動挖掘機
・岡田愛音<6294>社長·岡田祐司,正在整備向境外市場進攻的體制
・小松製作所<6301>在CES上展示月球建設機械,強調極限環境下的應對能力
・太陽誘電<6976>針對可穿戴設備的電源電感器,厚度減少40%的0.33mm
・KDDI<9433>在數字空間中再現宇宙環境,與初創公司共同創造
・UACJ<5741>非鐵大手各公司,加速工廠數字化轉型,通過自動化解決問題
☆前場活動日程
<國內>
・植田日本銀行總裁演講(經濟團體聯合會)
<境外>
・歐美、澳大拉西亞、巴西、南非等市場將在聖誕節休市