■ケンコーマヨネーズ<2915>の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2025年3月期中間期末の資産合計は前期末比1,927百万円減少の65,443百万円となった。流動資産では現金及び預金が211百万円、たな卸資産が180百万円増加した一方で、売掛金が1,256百万円減少した。固定資産では、減価償却が進んだことにより有形固定資産が917百万円減少した一方で、新基幹システムの開発に伴い無形固定資産が127百万円増加した。新基幹システムについては総額約1,800百万円の投資で、9月より運用を開始している(5年定額償却)。
負債合計は前期末比3,719百万円減少の24,672百万円となった。有利子負債が977百万円減少したほか、買掛金が2,018百万円、未払金が1,077百万円それぞれ減少したことによる。また、純資産は同1,792百万円増加の40,771百万円となった。親会社株主に帰属する中間純利益の計上などにより利益剰余金が1,927百万円増加した一方、その他有価証券評価差額金が171百万円減少した。
経営指標は、有利子負債の削減が進み、自己資本比率で前期末比4.4ポイント上昇の62.3%、有利子負債比率で同3.2ポイント低下の14.5%となるなど財務の健全性が一段と上昇した。ここ数年は大型の設備投資がなかったため財務体質の強化が進み、ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)も100億円を超えるなど大幅に改善した。同社は2025年3月期からスタートした中長期経営計画のなかで、工場の再編・新設も含めた成長投資を実施していく方針を明らかにしており、手元キャッシュはこうした成長投資や株主還元などに充当していく方針だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
■健克馬蛋黃醬<2915>的業績動態
3. 財務狀況和經營指標
2025年3月期中間期末的資產總額爲65,443百萬元,比上期末減少1,927百萬元。在流動資產中,現金及存款增加211百萬元,存貨增加180百萬元,而應收賬款減少1,256百萬元。在固定資產方面,由於折舊的推進,有形固定資產減少917百萬元,而由於新核心系統的開發,無形固定資產增加127百萬元。關於新核心系統,總投資約爲1,800百萬元,從9月開始運營(5年定額折舊)。
負債總額爲24,672百萬元,較上一期末減少3,719百萬元。有息負債減少977百萬元,採購負債減少2,018百萬元,未付款減少1,077百萬元。此外,淨資產增加了1,792百萬元,達到40,771百萬元。由於母公司股東的中期凈利潤計入,利潤盈餘增加了1,927百萬元,而其他有價證券評估差額減少了171百萬元。
經營指標顯示,有息負債的削減正在進行,自有資本比率較上期末上升4.4個百分點,達到62.3%;有息負債比例下降3.2個百分點,降至14.5%,財務健全性進一步上升。近年來沒有大型設備投資,因此財務體質得到了加強,淨現金(現金及存款−有息負債)也大幅改善,超過100億元。公司明確表示將在2025年3月期開始實施的中長期經營計劃中進行包括工廠重組和新設在內的成長投資,手頭現金將用於這些成長投資和股東回報等。
(撰寫:FISCO客座分析師佐藤讓)