芙蓉総合リース<8424>は18日、持分法適用関連会社であるグローバルエンジニアリング(以下「GL社」)との連携および福岡県筑紫野市における系統用蓄電池事業の実施を発表。同社グループとしては初の各種補助・助成制度によらない系統用蓄電池事業であり、商業運転の開始は2025年7月を予定している。
同事業の事業地は筑紫野天山蓄電所(福岡県筑紫野市)。定格出力は1958.4kW、定格容量は7833.6kWh。蓄電池方式はリチウムイオン電池。
同事業はGL社の小規模な再生可能エネルギーや需要家を一つに束ねて効率的に管理するアグリゲーションの知見や電力需給予測、蓄電池の制御・管理のノウハウや実績を活かして、卸電力市場、需給調整市場、容量市場での取引を行い、蓄電池を利活用することにより電力系統の安定化に貢献する運用を行う。また、既に設置されている九州エリアでの蓄電池と併せて広域統合運用や、複数の小売電気事業者がグループ単位で電力の需給管理を行うバランシンググループ内での電力量の調整などの蓄電池の活用を目指す。
芙蓉綜合租賃<8424>於18日宣佈,與其採用權益法覈算的相關公司全球工程(以下稱爲「GL社」)合作,在福岡縣筑紫野市實施系統用蓄電池項目。這是該公司集團首次不依賴於各種補助和資助制度的系統用蓄電池項目,計劃於2025年7月開始商業運營。
該項目的地點爲筑紫野天山蓄電所(福岡縣筑紫野市)。額定輸出爲1958.4kW,額定容量爲7833.6kWh。蓄電池方式爲鋰離子電池。
該項目將利用GL社在小規模可再生能源以及需求方的整合管理方面的專業知識、對電力供需的預測、蓄電池的控制和管理經驗,進行批發電力市場、供需調整市場和容量市場的交易,通過有效利用蓄電池來貢獻於電力系統的穩定性。此外,該項目還旨在結合已經安裝的九州地區的蓄電池進行廣域集成操作,以及在多個零售電力公司以群的單位進行平衡組內的電量調整等蓄電池的利用。