18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■FOMCの結果待ちのなかで短期売買が中心
■エステール、2Q営業損失 赤字縮小 ▲3.17億円
■前場の注目材料:トヨタ自、レクサス「UX」生産終了、次世代EVに集中
■FOMCの結果待ちのなかで短期売買が中心
18日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。17日の米国市場はNYダウが267ドル安、ナスダックは64ポイント安だった。朝方発表された11月小売売上高が市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを行うとの見方に変わりはないものの、25年の利下げペースが緩やかになるとの観測につながった。FOMCの結果待ちのなか、持ち高調整の売りが優勢となった。シカゴ日経225先物(3月)清算値は大阪比145円安の39255円。円相場は1ドル153円40銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まりそうだ。米国ではNYダウが9営業日続落となるなかで積極的な売買は手控えられやすいだろう。ただし、ナスダックは前日に最高値を更新したこともあって利食いは入りやすいところであり、景気敏感株が売られる一方で、ハイテク株の一角が買われるなど、リバランスの動きは続いている。昨日はアドバンテスト<6857>の下げが目立っていたが、本日上場するキオクシアホールディングス<285A>取得のための換金売りとの見方がされていたため、売り一巡から下げ渋る動きをみせてくるようだと、安心感につながりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時39210円まで売られ、支持線として意識されていたボリンジャーバンドの+1σを下回ってきた。短期的には売り仕掛け的な動きが入りやすく、節目の39000円に接近する場面はありそうだ。ただし、FOMCの結果待ちのなかではあくまでも短期的なトレードになると考えられ、押し目待ち狙いのスタンスで対応したいところである。米小売売上高は予想を上回ったものの、トランプ次期政権による関税の影響を警戒して先回り的に購入に動いた面はあるだろう。そのため、米国の利下げ観測は根強く、FOMC通過後のアク抜けが意識される。
物色としてはキオクシアホールディングスに関心が集まりそうだが、初値形成後に弱含むようだと、他の半導体株などに資金を向かわせよう。その他、個別に材料のある銘柄やテーマ性のある材料株での短期的な値幅取り狙いのトレードが中心になりそうだ。
■エステール、2Q営業損失 赤字縮小 ▲3.17億円
エステール<7872>が発表した2025年3月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比0.8%減の149億3300万円、営業損益は3億1700万円の赤字(前年同期は3億6500万円の赤字)だった。宝飾品においては、70周年記念キャンペーンなど顧客とのコミュニケーションを強めていく取り組みや、人材育成の強化を進めてきたが、宝飾セグメントに対する影響は限定的な範囲にとどまった。眼鏡において、店頭での打ち出し等の見直しや人材育成の強化を進めたことにより、海外子会社での卸事業が伸びた。
■前場の注目材料
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・トヨタ自<7203>レクサス「UX」生産終了、次世代EVに集中
・ホンダ<7267>30年めどHV倍増、世界販売を年130万台に
・住友ファーマ<4506>住友化学と再生・細胞医薬で新会社、30年代後半に3500億円規模
・東京ガス<9531>マクドナルドと協定、関東75店に再生エネ供給へ
・日本エスコン<8892>三菱ケミカルGが不動産事業売却、譲渡額203億円
・住友商事<8053>インドネシア社買収、鉱山向け大型ポンプレンタル
・デンソー<6902>先進運転支援で連携強化、米社と半導体安定供給
・ソフトバンクG<9984>孫氏、米に15兆円投資表明、トランプ次期米大統領と面会
・ホンダ<7267>ホンダ“らしさ”追求、五感で楽しむ次世代HV
・東海理化<6995>容量2倍リチウム電池実用化支援、名大発新興に出
・いすゞ自<7202>UDトラックスと、ケニア販売法人を一本化、南部モンバサに拠点新
・石原産業<4028>ワイヤ放電機導入、大型・超高精度加工に対応
・西部電機<6144>本社の新精密工場が稼働、生産能力1.5倍に
・オークマ<6103>熊本に加工相談所、半導体需要を開拓1
・JFE<5411>JFEエンジニアリング、CO2陸上設備完成、液化・貯蔵・荷役を一貫
・NTT<9432>NTTドコモ、オープンRAN攻勢、ペルー・東南アで実証
・KDDI<9433>基地局の災害対応力を強化、蓄電池残量など監視
・レーザーテック<6920>EUV露光原版評価装置の受注開始、微小相位欠陥を検出
・ENEOS<5020>CO2から人工石油、液体収率8割めど
・東レ<3402>CO2分離膜を26年度に量産、滋賀にパイロット設備を導入
・アキレス<5142>半導体ガラス基板にメッキ、ポリピロールで高密着
・王子HD<3861>フォトレジスト開発推進、木質由来の素材活用
・東洋紡<3101>東洋紡エムシー、「中空糸型膜」中国で採用、リチウム回収工程で使用
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(19日まで)
・08:50 11月貿易収支(予想:-6879億円、10月:-4621億円)
<海外>
・特になし
在18日前場的交易中,我想關注以下三個要點。
■在等待FOMC結果的情況下,以短期交易爲主
■Estelle,第二季度營業虧損減少 ▲3.17億日元
■前場的關注材料:豐田汽車,雷克薩斯"UX"停止生產,集中於下一代電動車
■在等待FOMC結果的情況下,以短期交易爲主
18日的日股市場可能會呈現出強烈的膠着感。17日的美國市場中,道瓊斯指數下跌267美元,納斯達克下跌64積分。早間發佈的11月零售營業收入超過市場預期,因此對美國聯邦儲備委員會(FRB)在聯邦公開市場委員會(FOMC)上減息的看法沒有變化,但對25年的減息速度放緩的看法有所增加。在等待FOMC結果的背景下,調整持倉的賣出壓力占主導地位。芝加哥日經225期貨(3月)結算價爲39255日元,較大阪下跌145日元。日元匯率維持在1美元153.40日元左右。
日經平均股價預計將以略微賣出爲主的方式開盤,隨着道瓊斯指數在美國連續9個交易日下跌,積極的交易可能會受到抑制。然而,納斯達克由於前一日創下最高價,出現獲利平倉的現象,同時景氣敏感股被拋售,而部分高科技股則受到買盤,重新平衡的趨勢仍在繼續。昨日,ADVANTEST(6857)的下跌尤爲顯著,但由於今天上市的記憶驅動器控股(285A)將進行兌現賣出,因此現貨過後可能會出現一定的反彈,從而帶來安心感。
日經225期貨在夜盤交易中一度跌至39210日元,已跌破作爲支撐位的布林帶+1σ。短期內容易出現賣出策略,可能會接近39000日元的關鍵點位。然而,在等待FOMC結果的情況下,仍然要把握短期交易的機會,採取等待回調的策略。儘管美國零售營業收入超過預期,但由於對特朗普下一屆政府關稅影響的警惕,可能會提前進行買入。因此,美國的減息預期依然根深蒂固,FOMC過後可能會有所釋放。
從選股方面來看,記憶驅動器控股可能會受到關注,但如果初上市後走弱,資金可能會轉向其他半導體股票。此外,關注個別有材料的股票以及主題性的材料股的短期價差交易將成爲中心。
■Estelle,第二季度營業虧損減少 ▲3.17億日元
艾斯特爾<7872>公佈的2025年3月期第二季度業績顯示,營業收入同比減少0.8%,爲149億3300萬日元,營業損益爲3億1700萬日元的赤字(去年同期爲3億6500萬日元的赤字)。在珠寶方面,雖然增強了與客戶的溝通,包括70週年紀念活動等,並加強了人才培養,但在珠寶細分市場的影響仍然保持在有限的範圍內。在眼鏡方面,由於進行了店面推廣等的回顧及人才培養的加強,境外子公司的批發業務得到了增長。
■前場關注材料
・美國長期債券收益率下跌
・活躍的股票回購
・東證要求提高企業價值
・豐田自<7203>雷克薩斯「UX」停止生產,集中於下一代電動車
·本田<7267>計劃在30年內將混合動力車銷量翻倍,全球銷售目標爲每年130萬輛
·住友製藥<4506>與住友化學共同成立新公司,專注於再生和細胞醫藥,計劃在30年代後期達到3500億日元規模
·東京燃氣<9531>與麥當勞簽署協議,計劃向關東地區75家店提供再生能源
·日本ESCON<8892>三菱化學集團出售房產業務,轉讓金額爲203億日元
·住友商事<8053>收購印尼公司,聚焦大型礦山泵租賃業務
·電裝<6902>在先進駕駛輔助系統方面加強合作,確保與美國公司的半導體穩定供給
·軟銀集團<9984>孫正義宣佈將在美國投資15萬億日元,並與特朗普下任美國總統會面
·本田<7267>追求本田的特色,享受以五感體驗的下一代混合動力車
・東海理化<6995>支持容量是2倍的鋰電池實用化,名大發新興推出
・五十鈴汽車<7202>與UD卡車合併了肯尼亞銷售法人,在南部摩爾巴薩設立新基地
・石原產業<4028>引進電線放電機,支持大型和超高精度加工
・西部電機<6144>總部的新精密工廠開始運營,生產能力提升1.5倍
・大隈<6103>在熊本設立加工諮詢所,開拓半導體需求1
・JFE<5411>JFE工程完成CO2陸上設施,實現液化、儲存、裝卸一體化
・NTT<9432>NTT Docomo推進開放RAN,在秘魯和東南亞進行驗證
・KDDI<9433>增強基站的災害應對能力,監控蓄電池剩餘量等
・激光科技(レーザーテック)<6920>開始接受EUV曝光原版評估裝置的訂單,能夠檢測微小的相位缺陷
・ENEOS<5020>從CO2中提取人造石油,液體產率達到8成
・東麗工業(ADR)<3402>計劃在26年度量產CO2分離膜,在滋賀引進試點設備
・阿基里斯(アキレス)<5142>在半導體玻璃基板上鍍鎳,使用聚吡咯實現高附着力
・王子HD<3861>推進光刻膠(フォトレジスト)研發,利用木質來源的材料
・東洋紡(東洋紡)<3101>東洋紡MC在中國採用「中空絲型膜」,用於鋰回收工藝
☆前場活動日程
<國內>
・日本銀行貨幣政策決策會議(持續到19日)
・08:50 11月貿易餘額(財務預測:-6879億日元,10月:-4621億日元)
<境外>
・特別沒有