[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;39610.43;+334.04
TOPIX;2756.51;+15.91
[寄り付き概況]
5日の日経平均は334.04円高の39610.43円と4日続伸して取引を開始した。前日4日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は308.51ドル高の45014.04ドル、ナスダックは254.21ポイント高の19735.12で取引を終了した。民間部門の11月ADP雇用統計で堅調な雇用の伸びを確認し、寄り付き後、上昇。11月ISM非製造業景況指数が低調で一時伸び悩んだが、良好な成長期待が根強く相場は終日堅調に推移した。長期金利の低下でハイテクも買われ、相場をさらに支援。終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインタビューで、経済に楽観的な見解を示したほか、FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)でも経済活動の拡大継続が確認されたため、相場は上げ幅を拡大し過去最高値を更新した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.30%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.71%上昇と、ダウ平均(0.69%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、昨日の海外市場で一時上昇した米長期金利がその後低下したことや、外為市場で1ドル=150円30銭台と、昨日15時30分頃と比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で安心感となった。一方、日経平均は昨日までの3日続伸で1000円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、韓国政治の混乱が投資家心理を委縮させたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11月24-30日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は6077億円だった。
セクター別では、証券商品先物、非鉄金属、その他製品、銀行業、サービス業などが値上がり率上位、鉱業、パルプ・紙、海運業、化学、医薬品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、マネックスG<8698>、第一生命HD<8750>、住友電工<5802>、リクルートHD<6098>、キヤノン<7751>、アドバンテスト<6857>、さくら<3778>、古河電工<5801>、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、HOYA<7741>、川崎重<7012>、東エレク<8035>などが上昇。他方、ニトリHD<9843>、第一三共<4568>、三井物<8031>、KDDI<9433>、信越化<4063>、NTT<9432>、関西電<9503>、ルネサス<6723>、INPEX<1605>、商船三井<9104>などが下落している。
[日經平均股價·TOPIX(表)]
日經平均;39610.43;+334.04
TOPIX;2756.51;+15.91
[開盤概況]
5日的日經平均上漲了334.04日元,達到了39610.43日元,連續第四天交易開始。前一天的美國股市上漲。道瓊斯指數上漲308.51美元,達到45014.04美元,納斯達克指數etf上漲254.21點,達到19735.12點。根據民間部門11月ADP就業統計顯示就業增長強勁,在開市後上漲。11月ISM非製造業景氣指數表現疲軟,一度增長疲軟,但良好的增長預期依然堅挺,市場全天表現堅挺。由於長期利率下降,高科技股也受到青睞,支持市場進一步上升。最終時段,聯儲局主席鮑威爾在接受採訪時表示對經濟持樂觀態度,此外,聯儲局發佈的地區聯儲經濟報告(褐皮書)也確認經濟活動擴大持續,因此市場擴大漲幅刷新歷史新高。
今日東京股市以買入爲主導。由於昨日美國股市主要指數上升,支撐了東京市場股價。尤其是,高科技股比例較高的納斯達克綜合指數上漲1.30%,由主要半導體相關股票組成的費城半導體指數(SOX指數)上漲1.71%,較道瓊斯指數(0.69%上漲)上漲幅度更大,在東京市場支撐了高科技股和半導體相關股票的股價。此外,昨日海外市場上升的美國長期利率在隨後下降,外匯市場上1美元=150.30日元,較昨日15:30左右的匯率漲了40個日元,使東京市場感到安心。另一方面,由於日經平均連續三天上漲超過1000日元,引發了短期利潤回吐賣出和等待回調賣出的可能性。此外,韓國政治混亂使投資者心理受到抑制,但在開市階段買盤仍佔主導。此外,在開市前公佈的涉外及涉內證券買賣協議等情況(戶數)顯示,海外投資者在11月24-30日連續兩週賣出國內股票。賣出金額爲6077億日元。
按行業劃分,在證券商品期貨、有色金屬、其他產品、銀行業、服務業等行業,漲幅位列前茅,礦業、漿紙、海運業、化學、醫藥品等行業則跌幅居前。東證主板的成交額爲前列,其中漲幅的有Monex Group<8698>、第一生命HD<8750>、住友電工<5802>、Recruit Holdings<6098>、佳能<7751>、Advantest<6857>、Sakura<3778>、古河電氣<5801>、SoftBank Group<9984>、Fujikura<5803>、HOYA<7741>、川崎重工<7012>、東電<8035>等。另一方面,下跌的有Nitori Holdings<9843>、第一三共<4568>、三井物產<8031>、KDDI(adr)<9433>、信越化學<4063>、NTT<9432>、關西電力<9503>、Renesas<6723>、INPEX<1605>、商船三井<9104>等。