目次
■出演者
■決算説明
■出演者
株式会社サニーサイドアップグループ 代表取締役副社長 渡邊徳人
■決算説明
■サニーサイドアップグループ渡邊
株式会社サニーサイドアップグループ<2180>代表取締役副社長渡邊徳人です。
2025年6月期第1四半期決算について説明いたします。よろしくお願いします。
まずはアジェンダです。企業概要、2025年6月期第1四半期連結決算レビュー、事業状況、最後に中期成長戦略の進捗となります。
業績推移をグラフで示しております。当社は、1985年7月に創業し、当期で40周年を迎えておりますが、2020年1月期に持株会社体制へ移行しました。コロナ禍より事業ポートフォリオの改善を図り、低採算事業からの撤退が完了しました。中長期経営方針に沿って収益力向上への取り組みを加速し、2026年6月期に連結営業利益20億円の達成を目指しています。
営業利益率は、2014年6月期に0.4%、次の2015年6月期には▲0.7%まで下がりましたが、その後2020年6月期の3.0%から、3.4%、4.7%、6.8%となり、2024年6月期には8.2%となりました。
事業概要としては、2つの事業とグループの事業領域を拡充する新規事業の計3事業で構成されています。コア事業のブランドコミュニケーション事業では、国内外の企業、自治体等を対象に、PRを中心としたコミュニケーションサービスを提供しています。また、フードブランディング事業では、オーストラリア・シドニー発祥のオールデイダイニング「bills」というレストランのブランディングに関わり、直営で営業しています。
ブランドコミュニケーション事業に関わるグループ各社のロゴ・会社名を記載しています。この事業では、PRを中心に、ブランディング、スポーツマーケティング、デジタル・SNS活用等のコミュニケーションサービスを提供するほか、タレント・キャラクター等のIPを活用した販促施策、商品キャンペーンの企画等を手掛けています。
2023年9月に株式会社サニーサイドアップ(以下、サニーサイドアップ)を存続会社とする子会社3社間の吸収合併が完了し、業務効率化、シナジー効果を出せるように取り組んでいます。また、2020年3月に子会社化した株式会社ステディスタディ(以下、ステディスタディ)は、サニーサイドアップに次ぐ成長牽引役を担い、採用強化とオフィス拡張移転を計画しています。
フードブランディング事業では、「bills」の国内におけるブランディング、韓国におけるライセンス管理と店舗運営を担い、現在直営で国内7店舗、韓国で2店舗を展開しています。
ビジネスディベロップメント事業は、株式会社TKG Consulting(以下、TKG Consulting )、株式会社グッドアンドカンパニーという会社で構成されています。TKG Consultingは、2024年10月1日付で株式会社サニーサイドエックスより商号を変更し、主力事業を転換してコンサルティングの事業化に着手しています。
収益構造として、ブランドコミュニケーション事業がグループの中核を担っています。2024年6月期の売上高179億円、営業利益14億6,000万円のうち、売上高の約8割、営業利益の約9割をブランドコミュニケーション事業が占めています。
次に、2025年6月期第1四半期の連結決算レビューです。二桁増収達成となりました。主力のブランドコミュニケーション事業の売上高が2割伸長し、中期売上成長目標を上回って推移しています。
予測可能性の向上に向けて、これまで業績進捗を基に、第2四半期、第4四半期に計上してきた賞与関連費用を四半期ごとに平準化するという形に変更しました。これにより、第1四半期に1億1,000万円の賞与関連費用を計上したため、営業減益となっています。ただし、この費用平準化の影響を除くと増益を確保しております。通期の業績予想に対する利益進捗率は、同一条件比較で前年並みで、会社想定通りの進捗です。賞与関連費用を平準化して計上した結果、減益となっていますが、前年との比較においてきちんと業績を維持している形になっています。
連結業績のサマリーです。二桁増収を達成しています。前年より提案を進めてきた大手コンビニエンスストア向けの販促施策の受注が寄与しました。前年の第1四半期は販促施策の計上が少なく、業績に影響が出ましたが、当期は第1四半期から販促施策の収益が上がっています。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比で32.4%増加となりました。前年の第1四半期に計上した法人税等調整額など、一過性の税負担が減少したことが影響しています。通期業績予想に対する利益進捗率は、同一条件比較で前年並みとなり、おおむね会社予想通りに推移しています。
従業員賞与関連費用の平準化に伴う四半期業績への影響をクローズアップして示しています。従来、業績目標の達成度合いに応じてインセンティブ賞与を支給しています。業績進捗を基に、第2四半期、第4四半期に賞与関連費用を計上し、期末までに個別通知をし、支給額を確定する形を取っていました。前期も業績進捗を基に、第2四半期、第4四半期に賞与関連費用を計上しましたが、個別通知時期を変更しています。通知時期変更に伴って損金不算入となり、法人税等が増加した要因となりました。この2年をかけて見直し、当期は四半期ごとに賞与関連費用を平準化しています。なお、同費用は、2事業セグメントと調整額に計上しています。
連結財務諸表(貸借対照表)は、ご覧の状況です。
次に、四半期別売上高推移ですが、2025年6月期第1四半期は前年同期比13.4%増加しました。ブランドコミュニケーション事業のうち、販促施策の受注が寄与しています。
次に、四半期別営業利益の推移です。賞与関連費用の計上で減益となりましたが、この影響を除くと、前年同期比4.6%の増益になります。
セグメント別業績は、ブランドコミュニケーション事業が前年同期比で2割増収となり、賞与関連費用の計上を除くと利益も順調に推移しています。
フードブランディング事業は減収減益となりました。客単価は高水準を維持していますが、飲食店ということもあり、昨年との天候の違いで、2024年8月の客数に影響が少し出ています。ただし、直近は天候にも恵まれて順調に推移しています。
また、ビジネスディベロップメント事業は、子会社1社の主力事業を転換することにより、コンサルティング事業、いわゆる川上に遡って、マーケティング戦略支援やコンサルティングの事業化に着手しています。既存事業の縮小で減収となりましたが、コンサルティング領域を広げていきたいと考えています。
営業利益の変動要因ですが、賞与関連費用の平準化の影響を除くと、前年同期比4.6%増加しました。ブランドコミュニケーション事業では、受注が増加した販促施策の効率改善が大きく寄与しました。
2025年6月期の通期業績予想は、売上高で前期比3.3%増の185億円、営業利益で同12.6%増の16億5,000万円、営業利益率8.9%、経常利益で同10.6%増の16億6,000万円を見込んでいます。参考値として、グループ会社のステディスタディのオフィス移転に伴う賃料などの費用を考慮する前と対比しておりますが、移転費用を除くと、営業利益は17億2,800万円となります。
次に事業状況についてです。ブランドコミュニケーション事業の業績推移ですが、売上高は前年同期比で2割増加しました。大手コンビニエンスストア向けの販促施策の受注が寄与し、特に映画キャラクター関連が好調でした。PRでは、クライアントの維持・開拓を進めたものの、海外拠点のクライアントからの受注がやや弱かった状況です。利益につきましては、販促施策で効率化が継続しましたが、PRは案件稼働にかかる労務費の増加が影響しました。
ブランドコミュニケーション事業のうち、PRの業種別売上構成について、円グラフに示しておりますが、主にコスメ・ファッションの受注が好調で、コスメの新商品発表などのPR受注が伸びました。また、商業施設・ホテル開業のPRを手掛けてきましたが、開業後のPRも受注しています。また、育成強化する地方創生については、経営体制の強化として、執行役員を追加選任したことで、提案を強化していきます。
ブランドコミュニケーション事業の生産性の推移です。連結子会社3社の吸収合併から1年が経過しました。統合3社のPRクライアント数は微増でありますが、アップセル・クロスセルにつながる提案に注力しています。新卒採用が順調に進むなか、生産性の改善に向けて、人材教育と専門人材の中途採用に注力しています。教育では、営業職移行者向けの教育体系を整備するほか、社内教育プログラム「SUNNY UNIVERSITY」を通じて営業ノウハウ習得支援を行っています。教育を拡充することで、従業員1人あたりの平均営業利益を高めていく計画です。
フードブランディング事業の状況です。第1四半期は通常の営業で、店舗リニューアルは、2023年6月期の第2四半期、2024年6月期の第2四半期と第3四半期に実施しました。天候不順も影響して減収減益となりましたが、足下では天候にも恵まれ、インバウンド需要も堅調に推移しています。
ビジネスディベロップメント事業は、新規事業の開発・創出を通じて、グループの事業領域を拡充する位置づけです。子会社1社の主力事業を転換し、コンサルティング事業を2024年10月より始動しました。また、前年第4四半期にXRスタジオの機能を外部に移管したことで、既存事業が縮小して減収となりましたが、今後はコンサルティング事業で収益性を高めていきます。
サニーサイドアップグループ:25年6月期第1四半期決算説明文字起こしVol.2に続く
目錄
■演員
■業績說明
■演員
Sunny Side Up集團有限公司副董事長兼首席執行官徳渡
■業績說明
■Sunny Side Up集團徳渡
Sunny Side Up集團有限公司<2180>副董事長兼首席執行官徳渡
2025年6月季度第1季度財務報告說明。請多指教。
首先是議程。企業概要、2025年6月季度第1季度合併財務報告審查、業務狀況,最後是中期增長戰略的進展。
業績發展情況通過圖表展示。我公司成立於1985年7月,今年迎來創立40週年,但自2020年1月季度轉變爲持股公司架構。在疫情的影響下,優化了業務組合,已經完成退出低效益業務。按照中長期的經營方針,加速提升盈利能力的努力,目標是在2026年6月季度實現合併營業利潤20億日元。
營業利潤率爲2014年6月季度爲0.4%,接着在2015年6月季度降至▲0.7%,但隨後從2020年6月季度的3.0%上升至3.4%、4.7%、6.8%,並於2024年6月季度達到8.2%。
作爲業務概要,包括兩項主要業務和擴展集團業務領域的新業務,共3項業務。核心業務的品牌通訊業務針對國內外企業、政府機構等,提供以公關爲中心的通訊服務。另外,在食品品牌業務方面,參與澳大利亞悉尼發源的全日制餐飲「bills」品牌化,並直營經營。
涉及品牌通訊業務的各子公司的標誌和公司名稱。在這一領域,除了以公關爲中心提供品牌化、體育營銷、數字及社交媒體利用等通訊服務外,還利用明星和角色IP進行促銷活動,策劃商品促銷活動等。
2023年9月,以株式會社Sunny Side Up(以下簡稱Sunny Side Up)爲存續公司的三家子公司之間的吸收合併已經完成,致力於提高業務效率,實現協同效應。此外,2020年3月子公司化的株式會社Steady Study(以下簡稱Steady Study)將成爲Sunny Side Up之後的成長主導力量,計劃加強招聘並擴展辦公場所。
在餐飲品牌業務中,負責國內「bills」的品牌化,管理韓國授權和店鋪經營,在國內直營7家店,在韓國運營2家店。
業務發展部門由TKG Consulting株式會社(以下簡稱TKG Consulting)和Good and Company株式會社兩家公司組成。TKG Consulting於2024年10月1日更名爲株式會社Sunny Side X,並開始將主營業務轉型爲諮詢業務化。
作爲收入結構,品牌傳播業務是集團的核心。2024年6月期營業收入爲179億日元,營業利潤爲14億6000萬日元,其中品牌傳播業務佔比約8成營業收入和9成營業利潤。
接下來是2025年6月期第1季度的合併業績審閱。實現兩位數增收。主要的品牌傳播業務銷售額增長20%,超過了中期銷售增長目標。
爲了提高預測準確性,基於業績進展,我們改變了之前在第2季度和第4季度計提的與獎金相關費用,改爲每個季度平穩處理。由於第1季度計提了1億元的獎金相關費用,導致營業利潤下降。然而,除去這種費用平穩化的影響,我們已經確保了增長。根據通年業績預期,利潤進度率與去年相似,與公司預期的進展一致。雖然通過費用平穩化計提導致減少了利潤,但與去年相比,我們仍然能夠維持良好的績效。
合併業績摘要。實現兩位數增收。之前推廣的大型便利店促銷活動訂單對業績有所貢獻。去年第1季度促銷活動訂單較少,對業績有影響,但本季度從第1季度開始促銷活動收入有所增加。歸屬於母公司股東的季度淨利潤與去年同期相比增加了32.4%。減少了去年第1季度計提的法人稅等調整額等一次性稅負是影響的原因。根據通年業績預期,利潤進度率與去年相似,總體上正按照公司預期發展。
特別聚焦員工獎金相關費用平穩化對季度業績的影響。過去,根據績效目標支付激勵性獎金。根據業績進展,我們曾在第2季度和第4季度計提獎金相關費用,並在年底對個人進行通知並確定支付金額。之前也是根據績效進展,在第2季度和第4季度計提獎金相關費用,但我們改變了通知時間。由於通知時間的更改,導致不計入損益,增加了法人稅等費用。在過去兩年中,我們進行了審查,本季度將獎金相關費用平穩化。該費用已被計入兩個業務部門和調整額中。
合併財務報表(資產負債表)當前的情況是:
接下來是分季度銷售額變動,2025年6月第1季度同比增長13.4%。品牌傳播業務中,促銷活動訂單對業績有所貢獻。
接下來是季度營業利潤的變化。由於計提了獎金相關費用而導致利潤下降,但如果排除這種影響,同比去年增長4.6%。
按業務部門劃分的業績,品牌傳播業務實現了去年同期的20%增收,而且在排除了獎金相關費用後,利潤也順利增長。
食品品牌業務降低了收入和利潤。客戶單價保持在高水平,但由於是餐飲行業,加上去年和今年的天氣差異,在2024年8月的顧客數量上受到了一些影響。不過,最近的經營情況正順利進行。
此外,業務拓展業務通過轉變一家子公司的主營業務,着手進行諮詢業務,即上游的市場營銷戰略支持和諮詢業務化。雖然現有業務收縮導致收入減少,但公司計劃擴大諮詢領域。
營業利潤的變動因素,不考慮獎金相關費用的影響,同比去年增長4.6%。品牌傳播業務中,訂單增加的促銷效率改善功不可沒。
2025年6月期的全年業績預測爲,營業收入同比增長3.3%,達到185億日元,營業利潤同比增長12.6%,達到16億5000萬日元,營業利潤率爲8.9%,經常利潤同比增長10.6%,達到16億6000萬日元。作爲參考值,考慮了集團公司Steady Study辦公室搬遷所帶來的租金等費用,移除搬遷費用後,營業利潤將達到17億2800萬日元。
接下來是業務狀況。品牌傳播業務的業績推移顯示,營業收入同比增長了20%。主要得益於大型便利店的促銷活動訂單增加,特別是與電影角色相關的業務表現不俗。在公關方面,繼續推進客戶維護和開發,但來自海外各分部的訂單略顯疲軟。至於利潤,儘管促銷施策效率提高持續進行,但公關業務因工人費用增加而受到影響。
關於品牌傳播業務中公關業務的行業板塊銷售構成,我們使用餅狀圖進行了展示,主要集中在化妝品和時尚領域的訂單上,化妝品新品發佈等公關業務訂單也有所增長。此外,我們爲商業設施和酒店開業的公關工作提供服務,也負責開業後的公關工作。此外,關於推動地方振興的培訓增強方面,爲加強經營體制,已增加執行董事,並將繼續加強提案工作。
品牌傳播業務生產力的發展情況。 連結子公司3家已經合併1年。整合後的公關客戶數量略有增加,但我們專注於提出可以導致增值銷售和交叉銷售的提案。在新員工招聘順利進行的同時,我們專注於加強人才培訓和招聘中級專業人員,以提高生產力。 在教育方面,我們除了建立供銷售職位轉崗者的教育體系外,還通過內部教育計劃「陽光大學」來支持銷售技巧的學習。通過擴大教育範圍,我們計劃提高每位員工的平均營業利潤。
食品品牌業務狀況。第一季度是正常營業,店鋪翻新分別在2023年6月季度、2024年6月季度第二季度和第三季度進行。受天氣不佳的影響,收入和利潤減少,但目前的天氣適宜,外來需求也在穩步增長。
業務拓展業務通過開發和創造新業務來擴大集團的業務領域。 我們改變了一個子公司的主營業務,並於2024年10月啓動了諮詢服務。此外,通過在去年第四季度將XR工作室功能外包,既有業務收縮導致收入減少,但未來將通過諮詢業務提高盈利能力。
Sunny Side Up Group:25年6月季度第一季度業績說明文字整理Vol.2繼續