マクセル<6810>は20日、2023年8月に開発したBright Mirror Display(以下、BM-Display)をさらに小型化した、新たな後付け型建設車両向けガラス反射型ディスプレイ(以下、後付け型建設車両向けBM-Display)を開発し、清水建設<1803>と実証実験を行い、工事現場でのDX活用による安全対策の効果を確認したことを発表した。
同社では、2024年7月より、清水建設と共同で後付け型建設車両向けBM-Displayを用いてハザードマップのDX化に取り組み、ドライバーの記憶や標識に頼らずに必要な場所でドライバーに警告情報を表示するシステムを開発し、実証実験を行った。
今回、トンネル工事現場で後付け型建設車両向けBM-Displayをダンプトラックに搭載し、評価を行った結果、ドライバーの記憶に頼らず警告情報がフロントガラスに適時表示され、気づきを与えるとともに、視点移動が少なくその表示を確認できたことから、安全性の向上が確認された。
同社では、後付け型建設車両向けBM-Displayの搭載により、高齢者および新人ドライバーの運転作業中の安全性を向上させ、労働力の確保ができるよう、早期に製品化を進めていく。また、バス・電車・除雪作業車などにも展開し、商用車全体の安全性向上および雇用確保を目指していく。
馬克塞爾(<6810>)在20日宣佈,開發了2023年8月研發的明亮鏡子顯示器(以下簡稱BM-顯示屏)進一步小型化的新型後裝建築車輛用玻璃反射型顯示器(以下簡稱後裝型建築車輛用BM-顯示屏),並與清水建設(<1803>)進行了驗證實驗,確認了在工程現場利用DX進行安全對策的效果。
該公司計劃從2024年7月開始,與清水建設共同利用後裝型建築車輛用BM-顯示屏投入到危險地圖的DX化工作中,開發一個無需依賴司機的記憶和標誌,在必要地點向司機顯示警告信息的系統,並進行驗證實驗。
此次在隧道施工現場將後裝型建築車輛用BM-顯示屏安裝在自卸卡車上進行評估,結果表明,警告信息及時顯示在前擋玻璃上,無需依賴司機的記憶,不僅提高了司機的意識,同時由於視線移動較少,能夠方便確認該顯示,確認了安全性得到了提升。
該公司通過搭載後裝型建築車輛用BM-顯示屏,提高老年人和新手司機在駕駛作業中的安全性,以確保勞動力,計劃儘早實現產品化。此外,還將推廣應用於公交車、電車、除雪作業車等,旨在提升商用車整體的安全性以及確保就業。