ゼネテック<4492>は14日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比26.4%増の39.93億円、営業利益は同82.7%増の3.58億円、経常利益は同79.9%増の3.54億円、親会社株主に帰属する中間純利益は同54.8%増の1.85億円となった。
システムソリューション事業の売上高は前年同期比19.4%増の23.42億円、セグメント利益は同53.2%増の6.08億円となった。強みであるソフトウェアとハードウェアの一体型システム開発の受注が引き続き堅調に推移した。システム開発は、外注先納期遅延の影響を受けた前年同期から、生産体制が通常稼働に回復し問題発生前の水準を超えて伸長したこと、大手顧客の年間開発計画の上期前倒しがあったことが増収増益につながった。また、ソフトウェア開発は、車載系統合ソリューションやサイバーセキュリティなどの新たな車載系開発案件の獲得が進んだ。
エンジニアリングソリューション事業の売上高は同43.7%増の14.10億円、セグメント利益は同39.0%増の2.25億円となった。3次元シミュレーションソフトウェア「FlexSim」は、前年度から継続して自動車、電機、電子部品などの大手顧客から増設および新規分の受注を獲得し、利益面でも大きく貢献した。3次元CAD/CAMソフトウェア「Mastercam」は、第1四半期連結会計期間に実施したキャンペーンの効果に加えカスタマイズ案件の獲得に注力した結果、売上高は前年同期比増加となったが、当中間連結会計期間における仕入価格改定の影響を受け、利益面では売上額の増加幅ほど伸びなかった。PLM事業は、2024年4月に取得したフラッシュシステムズを第2四半期連結会計期間より連結損益計算書に加えたこと等もあり売上高が増加したが、組織構築および人材確保・育成にかかったコストを上回る売上計上までには至らなかった。
GPS事業の売上高は同11.9%増の2.52億円、セグメント利益は同2.2%増の0.61億円となった。防災スマートフォンアプリ「ココダヨ」サービス全体の累計インストール数は154万件となり、売上高は前年同期比で大きく増加した一方、第2四半期連結会計期間の売上高はスゴ得の売上単価の変動の影響もあり第1四半期連結会計期間ほど伸びなかった。利益面ではドル建てのサーバー使用料が円安で増加したことに加え、開発原価の増加もあって微増となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比18.9%増の85.00億円、営業利益が同30.3%増の8.20億円、経常利益が同26.0%増の8.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.3%増の4.70億円とする11月6日発表の修正計画を据え置いている。
ゼネテック<4492>于14日公布了2025财年第2季度(24年4月-9月)的合并财务报表。营业收入同比增长26.4%,达到39.93亿日元,营业利润同比增长82.7%,达到3.58亿日元,经营利润同比增长79.9%,达到3.54亿日元,归属于母公司股东的中期净利润同比增长54.8%,达到1.85亿日元。
系统方案业务销售额同比增长19.4%,达到23.42亿日元,部门利润同比增长53.2%,达到6.08亿日元。该公司强项的软件和硬件一体化系统开发订单持续稳步增长。由于系统开发受到外包商交货延迟影响,与去年同期相比,生产体制已恢复到正常运作,并超过了问题发生前的水平。大型客户的年度开发计划提前至上半年,也推动了收入和利润的增长。此外,软件开发在获得与汽车载系统集成解决方案和网络安全等新的汽车载系统开发项目方面取得进展。
工程方案业务销售额同比增长43.7%,达到14.10亿日元,部门利润同比增长39.0%,达到2.25亿日元。三维仿真软件“FlexSim”持续自去年起从汽车、电机、电子元器件等大型客户那里获得增补和新订单,并在利润方面大力贡献。三维CAD/CAM软件“Mastercam”由于在第一季度连续会计期间实施的促销活动效果,以及专注于获得定制项目,销售额虽同比增加,但由于本中期会计期间重新确定采购价格的影响,利润并未像销售额增长一样扩大。PLM业务在2024年4月收购了Flash Systems后,从第2季度连续会计期间开始将其纳入合并损益表,因此销售额有所增加,但由于组织架构以及人才招聘和培养方面的成本超过了销售收入的增长,销售额并未达到预期。
GPS业务的销售额同比增长11.9%,达到2.52亿日元,部门利润同比增长2.2%,达到0.61亿日元。防灾智能手机应用程序“ココダヨ”的累计安装量达到154万次,销售额大幅增长,但由于第2季度连续会计期间的产品价格波动影响,销售额并未像第1季度连续会计期间那样增长。利润方面,由于美元计价的服务器使用费用增加,再加上开发成本增加,尽管微增长。
关于2025财年全年的合并业绩预测,销售额预计同比增长18.9%,达到85.00亿日元,营业利润预计同比增长30.3%,达到8.20亿日元,经常利润预计同比增长26.0%,达到8.00亿日元,归属于母公司股东的当期净利润预计同比增长13.3%,达到4.70亿日元,以上均基于11月6日公布的修正计划。