障害福祉事業(放課後等デイサービス、就労継続支援B型、共同生活援助事業所の運営等)、介護事業(通所介護事業所の運営等)、外食事業等を展開するAHCグループ<7083>は11月15日、株式会社パパゲーノ(以下パパゲーノ)の完全子会社化を発表した。株式譲渡日は12月1日。
パパゲーノは、精神障害に関するリカバリー(自分らしい生き方の追求)を広める「神奈川県立保健福祉大学発ベンチャー」に認定された企業。障害福祉やメンタルヘルスに対する最適解を研究と社会実装の両面から支援できる強みを持ち、「精神障害」「発達障害」のある利用者の可能性を見いだし、自分らしく生きることを支援する一方で、福祉分野に特化した生成AI(ChatGPT)等の先端技術を活用して、福祉事業所における職員の業務効率化を支援(「AI支援さん」)しており、これらを実現した就労継続支援B型事業所も運営している。AHCグループとパパゲーノは2024 年6月に資本業務提携を締結しており、AHCグループの就労継続支援B型事業所にて、IT系の作業受注や「AI支援さん」による職員の業務効率化など、DX推進の取り組みを導入してきた。その取り組みが一定の成果をあげていることから、パパゲーノを完全子会社化することとなった。
パパゲーノの2024年2月期業績は、売上高が前期比2.2倍の39,179千円、営業損失が4,234千円(前期は3,050千円の黒字)。新規事業所の開設に伴う費用及び立ち上がりまでの運営費用が生じたことで赤字となっているが、大幅な増収を達成している。純資産は3,719千円であり、取得価格(概算値)は116,800千円(アドバイザリー費用等1,650千円含む)。将来的には、「パパゲーノ(型)」ブランドの就労継続支援B型事業所を首都圏に5~10事業所展開する予定となる。1事業所当たりの月間売上高は、立ち上がり後で400万円~500万円(年間4,800万円~6,000万円)、営業利益率で約20%が想定されている。
なお、同社の2024年11月期の業績予想は、売上高で6,236百万円、営業利益で151百万円となっている。のれん償却を考慮しても、売上高および利益に与えるインパクトは大きいものが想定される。
從事障礙福祉事業(放學後等日間服務、持續就業支持B型、共同生活援助事業所的經營等)、護理事業(通所護理事業所的經營等)、外食事業等的AHC群<7083>於11月15日宣佈完全子公司化株式會社Papageno(以下簡稱Papageno)。股票轉讓日期爲12月1日。
Papageno是一家被認定爲「神奈川縣立保健福祉高校發起的風險企業」的公司,旨在推廣與精神障礙相關的恢復(追求自我生活方式)。該公司在研究和社會實施兩個方面支持障礙福祉和心理健康的最佳解決方案,發現「精神障礙」「發達障礙」用戶的可能性,支持他們過上自我生活。同時,利用專注於福祉領域的生成AI(ChatGPT)等尖端技術,支持福祉事業所的員工工作效率提升(「AI支持者」),並經營已實現這些目標的持續就業支持B型事業所。AHC群與Papageno於2024年6月締結資本業務合作協議,在AHC群的持續就業支持B型事業所引入IT相關的工作訂單及「AI支持者」帶來的員工工作效率提升等數字化轉型的推進舉措。由於這些舉措取得了一定成效,因此決定完全子公司化Papageno。
Papageno的2024年2月期業績顯示,營業收入爲前期的2.2倍,達到39,179千日元,營業虧損爲4,234千日元(前期爲3,050千日元的盈利)。由於新事業所的開設產生了費用及運營成本,導致出現虧損,但實現了大幅增長的收入。淨資產爲3,719千日元,收購價格(概算值)爲116,800千日元(包括諮詢費用等1,650千日元)。未來計劃在首都圈展開展5至10個「Papageno(型)」品牌的持續就業支持B型事業所。每個事業所的月營業收入預計在開設後的400萬至500萬日元(年收入4,800萬至6,000萬日元),營業利潤率預計約爲20%。
該公司的2024年11月期財務預測爲,營業收入預計爲6,236百萬元,營業利潤預計爲151百萬元。即使考慮到商譽攤銷,預計營業收入及利潤將受到較大影響。