明豊ファシリティワークス<1717>は8日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比10.3%増の26.58億円、営業利益が同27.6%増の6.95億円、経常利益が同27.6%増の6.97億円、中間純利益が同27.3%増の5.11億円となった。
オフィス事業の売上高は前年同期比28.4%増の5.35億円となった。同社のCM(コンストラクション・マネジメント=発注者支援事業)法によるオフィス移転や働き方改善プロジェクト立ち上げ支援及び、PM(プロジェクト・マネジメント)サービスは、オフィス移転の可否や働き方改革の方向性を検討する構想段階およびビルの選定から引越しまで、ワンストップで高度な専門性による支援が可能となっている。難度の高い新築ビル竣工同時入居型の移転プロジェクトにおいて、同社の高い専門性へのニーズが高まっている。また、働き方改革及びDXに自ら取り組む先進企業として同社の認知度が高まり、大企業のグループ統合や公共団体の施設における働き方改革支援及び執務環境整備プロジェクトの引き合いが増加した。
CM事業の売上高は同3.7%増の15.29億円となった。数多くの公共施設において同社のCMサービスが採用されている。民間企業においては、大型研究施設、生産施設をはじめ、教育施設の再構築や、鉄道会社による大規模複合施設や各地方拠点施設、IT会社等が保有する施設の電気・空調・衛生設備更新等様々な分野での実績を重ね、既存顧客からも継続的に引き合いを受けている。また、建設を取り巻く環境変化の中で、高い専門性を以って発注者を支援する同社CMの社会的役割が一層高まり、大手国内企業等の新規顧客からの引き合いも増加している。
CREM(コーポレート・リアルエステート・マネジメント)事業の売上高は同11.8%増の4.05億円となった。当中間会計期間も新規顧客を含む大企業の多拠点改修同時進行プロジェクトや自治体の公立学校改築計画、金融機関の各施設再編等を中心に、個別プロジェクト(拠点)毎の進捗状況を一元化・可視化し、工事コストやスケジュール管理及び保有資産のデータベース化による資産情報の一元管理とデータ活用によって、顧客にとって効率的な新設プロジェクトの管理や多拠点施設の維持保全とLCMによるコスト削減等を提供した。発注者支援事業として顧客の多拠点施設整備を効率化する、DXを活用した独自の「CMの価値提供」が評価された。
DX(デジタルトランスフォーメーション)支援事業の売上高は同20.7%増の1.87億円となった。働く人がシステムによって可視化された自らのアクティビティを定量化して分析し、生産性向上につなげるシステムMeihoAMS、大規模建設プロジェクトや多拠点施設新設の同時進行一元管理や維持保全業務及び関連情報を可視化・一元管理することで顧客施設管理のDX化を支援するシステムMPSへのニーズが高まっている。最近では、顧客側での人材不足に伴う保有施設の維持保全プロセスの効率化や専門性補完を目的として、同社独自システムの機能に更に新たな機能を追加するシステム開発等を顧客と共に行うケースなど、多くの引き合いを得た。
2025年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高は前期比0.6%増の53.00億円、営業利益は同4.8%増(前回予想比2.8%増)の11.20億円、経常利益が同4.6%増(同2.8%増)の11.20億円、当期純利益が同3.1%増(同1.9%増)の8.15億円としている。
また、業績予想の修正を踏まえて、2025年3月期の期末配当金について、1株あたり配当金を0.50円増配の38.50円とすることを発表した。
明豐設施企業<1717>於8日發佈了2025年3月期第2季度(24年4月-9月)的業績。銷售額同比增長10.3%,達到26.58億日元,營業利潤同比增長27.6%,達6.95億日元,經常利潤同比增長27.6%,達6.97億日元,中間淨利潤同比增長27.3%,達5.11億日元。
辦公室業務的銷售額同比增長28.4%,達5.35億日元。根據該公司的CM(施工管理=委託方支援業務)法規,辦公室搬遷和工作方式改善項目的啓動支持以及PM(項目管理)服務讓辦公室搬遷的可行性和工作改革的方向從構思階段以及選址到搬遷,一站式高度專業支持。在高難度的新建大樓竣工同步搬遷項目中,該公司的高度專業需求增加。此外,作爲積極投身於工作方式改革和數字化轉型的先進企業,該公司的知名度不斷提高,大型企業的綜合及公共團體設施中的工作方式改革支持和辦公環境整備項目的詢盤也在增加。
施工管理業務的銷售額同比增長3.7%,達15.29億日元。許多公共設施都採用了公司的施工管理服務。在私營企業中,除了大型研究設施、生產設施外,還在教育設施的重建、鐵路公司的大型綜合設施和各地點設施、IT公司等擁有設施的電力、空調、衛生設備更新等各個領域累積了實力,持續從現有客戶那裏獲得詢盤。此外,在圍繞建設的環境變化中,公司施工管理以高度專業性幫助委託方的社會角色進一步提升,來自國內大型企業等新客戶的詢盤也在增加。
CREM(企業房地產管理)業務的銷售額同比增長11.8%,達4.05億日元。在本中間會計期間,除了包含新客戶在內的大型企業多點改建項目及自治體的公立學校改建計劃、金融機構各設施重組等爲主,將各個項目(點)的進展情況集中化和可視化,通過工程成本和進度管理以及資產數據庫化實現資產信息的集中管理和數據應用,爲客戶提供了高效的新建項目管理以及多點設施的維護保全和通過LCM進行成本削減等。作爲委託方支援業務,公司CM的價值提供得到了認可,以此來協助客戶多點設施的整理效率化,利用DX的獨特性。
DX(數字化轉型)支援業務的銷售額同比增長20.7%,達1.87億日元。通過系統將員工的活動可視化、量化並分析,推動生產力提升的MeihoAMS系統,大型建設項目和多點設施的新建同步管理和維護保全業務,以及相關信息可視化和集中管理,支持客戶設施管理的DX化的MPS系統需求持續增加。最近,由於客戶方面的人力短缺,以及旨在提高維護保全流程效率和專業知識互補的目的,如對公司獨特系統功能進行進一步功能增強的系統開發等,也獲得了許多詢盤。
關於2025年3月期全年的業績預測,該公司在同一天發佈了業績預期的上調。銷售額預計同比增長0.6%,達53.00億日元,營業利潤預計同比增長4.8%(比上次預測增加了2.8%)達11.20億日元,經常利潤預計同比增長4.6%(增加了2.8%),達11.20億日元,當期淨利潤預計同比增長3.1%(增加了1.9%),達8.15億日元。
另外,根據業績預測修正,該公司宣佈將2025年3月期期末股息每股股息提高0.50日元,至38.50日元。