高島<8007>は12日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.4%増の463.92億円、営業利益が同8.9%減の9.08億円、経常利益が同27.6%減の8.33億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同32.0%減の4.82億円となった。
建材セグメントの売上高は前年同期比14.7%増の301.78億円、セグメント利益は同31.1%減の6.70億円となった。建設資材分野は、大型物件を獲得したこと、及び2023年6月に連結子会社化した岩水開発について前年同期は2か月分の寄与であったものが当期については6か月分の寄与となったことにより増収となった。しかしながら、断熱資材分野は、住宅市場において出荷が低迷したこと、再生可能エネルギー資材分野は、注力する販売先を見直したことにより減収となった。一方、セグメント利益は、建設資材分野において一部物件の収益性が下振れたこと、及び高島の産業資材事業を子会社へ移管し当セグメントの間接経費の負担が増加したことにより減益となった。
産業資材セグメントの売上高は同4.2%増の85.47億円、セグメント利益は同29.3%増の4.41億円となった。 樹脂関連資材分野は、自動車部材や電子機器・精密機器部材用の物流資材を中心に受注が拡大したが、2024年4月に高島ロボットマーケティングを売却したことで減収となった。しかしながら、繊維関連資材分野は、トラック資材を中心とする重布関連が復調したこと、及び防衛省向け装備品の需要が拡大したことにより増収となった。セグメント全体としては繊維関連資材分野の増収が利益増加に寄与した。
電子・デバイスセグメントの売上高は同3.6%増の76.82億円、セグメント利益は同76.8%増の3.63億円となった。デバイス分野は、コロナ後の消費動向変化に伴い市場全体に積みあがっていた製品在庫の出荷が進んだこと、及び電子部品の供給不足の反動により主要顧客に積みあがっていた部品在庫の出荷が進んだことにより、受注数が増加し増収となった。また、アセンブリ分野は、デジタルカメラ関連及びエアコン関連が堅調に推移していることにより増収となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.3%増の940.00億円、営業利益が同14.4%増の20.00億円、経常利益が同0.2%減の20.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同66.9%減の16.00億円とする期初計画を据え置いている。
高島<8007>在12日公佈了2025財年第2季度(24年4月-9月)的合併業績。營業收入同比增長10.4%,達到463.92億日元,營業利潤同比下降8.9%,爲9.08億日元,經常利潤同比下降27.6%,爲8.33億日元,歸屬於母公司股東的中間淨利潤同比下降32.0%,爲4.82億日元。
建材部門的營業收入同比增長14.7%,達到301.78億日元,部門利潤同比下降31.1%,爲6.70億日元。建築資材領域由於獲得大型物件,並於2023年6月收購了聯營子公司Iwashimizu Development,相比去年同期的兩個月貢獻,本季度貢獻了六個月份的收入增加。然而,隔熱材料領域在住宅市場上發貨低迷,可再生能源材料領域由於調整銷售渠道而下降。另一方面,部門利潤由於建築資材領域部分物件收益下滑,以及將高島的行業資材業務轉移給子公司導致了間接費用增加,而減少。
工業資材部門的營業收入同比增長4.2%,爲85.47億日元,部門利潤同比增長29.3%,爲4.41億日元。樹脂相關資材領域主要受訂單擴大,涵蓋汽車零部件、電子設備和精密設備零部件的物流資材,但由於在2024年4月出售了高島機器人營銷,因此收入下降。然而,紡織相關資材領域由於以卡車資材爲主的重型織物行業復甦,以及國防部對裝備需求增加,因此收入增加。作爲整體部門,紡織相關資材領域的增收促使利潤增加。
電子器件部門的營業收入同比增長3.6%,爲76.82億日元,部門利潤同比增長76.8%,爲3.63億日元。器件領域由於新冠疫情後消費趨勢變化導致產品庫存釋放,以及電子元器件供應短缺所帶來的主要客戶部件庫存釋放,導致訂單量增加和收入增加。此外,裝配領域由於數字相機相關和空調相關表現堅挺,因此收入增加。
關於2025年3月期全年的合併業績預測,銷售額預計爲940.00億元,同比增長4.3%;營業利潤預計爲20.00億元,同比增長14.4%;經常利潤預計爲20.00億元,同比減少0.2%;歸屬於母公司股東的當期淨利潤預計爲16.00億元,同比減少66.9%,計劃與期初相同。