昭和産業<2004>は8日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.0%減の1,685.82億円、営業利益が同6.6%減の68.67億円、経常利益が同3.5%減の82.62億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同32.4%増の75.86億円となった。
食品事業の売上高は前年同期比3.4%減の1,386.93億円、営業利益は同10.3%減の65.63億円となった。同社の強みであるマーケット分析力を生かし、顧客別営業組織によるターゲット業態ごとのワンストップ型提案営業の強化、適正価格での販売に取り組んだ。製粉カテゴリは、輸入小麦の政府売渡価格が4月に平均0.6%(税込価格)引き下げられたことを受け、7月に小麦粉製品の価格改定を実施した。小麦粉の販売数量は前年同期を上回ったが、プレミックスの販売数量は前年同期並みとなった。パスタの販売数量は外食市場中心に好調であったため、前年同期を上回った。ふすまの販売数量については、前年同期を下回った。なお、家庭用の小麦粉およびパスタの販売数量は前年同期を上回ったが、プレミックスの販売数量は前年同期を下回った。これらにより製粉カテゴリの売上高は、前年同期を下回った。 製油カテゴリは、コストを踏まえた適正価格での販売活動と、長寿命オイルや油染みの少ないベーカリー用オイルなど機能的に価値のある商品提案や課題解決型営業に取り組んできた。業務用油脂については、需要の回復とその好機を捉えた販売施策の実行により、販売数量は前年同期を上回った。家庭用油脂も、汎用油・こめ油の販売が伸長し、販売数量は前年同期を上回った。製油カテゴリの売上高は、適正価格での販売に努めたが前年同期を下回った。糖質カテゴリは、連結子会社の敷島スターチやサンエイ糖化との連携を図り、物流課題解決や生産効率化に向けた銘柄整理、拠点集約などを進めている。糖化品の販売数量については、低分解水あめ、粉あめなど独自性のある商品群の拡販に加え、飲料用途等の需要増加、また主力となる鹿島工場の立地メリットを生かした販売戦略により、前年同期を上回った。コーンスターチの販売数量については、ビール用途等の需要が増加し、前年同期を上回った。加工でん粉の販売量については、前年同期を下回った。副製品については、販売数量は前年同期を上回ったが、販売価格は前年同期を下回った。これらにより糖質カテゴリの売上高は、前年同期を下回った。
飼料事業の売上高は同7.3%減の275.13億円、営業利益は同166.0%増の3.17億円となった。顧客ニーズに対する提案型営業、畜産物の販売支援や付加価値向上へのサポート等の生産者との取り組み強化、高付加価値商材の拡販に努めてきた。2022年10月に感染が確認された鳥インフルエンザ発生農場での採卵鶏導入が進み鶏卵生産の回復が進んだことで、配合飼料および鶏卵の販売数量は前年同期を上回った。一方で原料価格下落により配合飼料の平均販売価格が前年同期を下回ったこと、鶏卵需給の緩和により鶏卵相場が軟調に推移したことで、売上高は前年同期を下回った。
その他の売上高は同0.7%増の23.76億円、営業利益は同11.6%増の7.37億円となった。倉庫業については、貨物獲得競争が激化する中、商社や主要顧客との取り組みを強化し荷役量の増加に努めたことにより、貨物取扱量は前年同期を上回った。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.1%減の3,460.00億円、営業利益が同8.7%減の120.00億円、経常利益が同21.5%減の130.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.0%減の110.00億円とする期初計画を据え置いている。
昭和產業<2004>於8日發佈了2025年3月期第2季度(24年4月-9月)的合併業績。營業收入比去年同期下降了4.0%,爲1,685.82億日元,營業利潤下降了6.6%,爲68.67億日元,經常利潤下降了3.5%,爲82.62億日元,歸屬於母公司股東的中間淨利潤增長了32.4%,爲75.86億日元。
食品業務的營業收入同比下降3.4%,爲1,386.93億日元,營業利潤下降了10.3%,爲65.63億日元。利用該公司的市場分析能力,通過針對目標業態的客戶專屬銷售組織的全方位提案銷售強化,並致力於以合適的價格銷售。麪粉類別在政府降低進口小麥銷售價格平均0.6%(含稅價格)後,於7月實施了麪粉產品的價格調整。麪粉的銷量超過了去年同期,但預拌粉的銷量與去年同期持平。麪食的銷量由於主要銷售於外帶市場,因此超過了去年同期。麩殼的銷量下降低於去年同期。家用麪粉和麪食的銷量超過了去年同期,但預拌粉的銷量下降低於去年同期。因此,麪粉類別的銷售額低於去年同期。植物油類別致力於以成本爲基礎的合適價格銷售活動,以及推廣具有功能性和價值的長壽命油和少油滲透的麪包用油等商品提案和解決問題的銷售工作。對於工業用油脂,通過捕捉需求的復甦和實施銷售策略來抓住這一良機,銷量超過了去年同期。家用油脂也是如此,通用油和米油的銷量增長,銷售數量超過了去年同期。然而,植物油類別的銷售額儘管努力以合適價格銷售,但低於去年同期。糖類別通過與子公司敷島澱粉和三英糖化合作,進行物流問題解決和生產效率化,進行品種整合,基地整合等工作。對於糖化產品的銷量,通過推廣低水解糖漿、粉狀糖漿等獨有商品群,加上飲料需求增加等,以及利用主力產品鹿島工廠的地理優勢的銷售戰略,銷量超過了去年同期。玉米澱粉的銷量由於啤酒需求的增加等而增加,超過了去年同期。加工澱粉的銷量低於去年同期。副產品的銷量超過去年同期,但銷售價格低於去年同期。由此可見,糖類別的銷售額低於去年同期。
飼料業務的營業收入下降了7.3%,爲275.13億日元,營業利潤增加了166.0%,爲3.17億日元。加強面向客戶提案式銷售、加強與生產者合作以支持畜產品銷售和提高附加值,努力推廣高附加值商品。受到2022年10月在某農場確認的禽流感感染的影響,引進產蛋雞種,雞蛋生產逐漸恢復,因此配合飼料和雞蛋的銷售數量超過了去年同期。然而,由於原料價格下跌,配合飼料的平均銷售價格低於去年同期,以及雞蛋供需放緩導致雞蛋價格走軟,導致銷售額低於去年同期。
其他業務的營業收入增長了0.7%,爲23.76億日元,營業利潤增長了11.6%,爲7.37億日元。在貨物獲取競爭激烈的情況下,該倉儲業強化了與貿易公司和主要客戶的合作,努力增加裝卸量,因此貨物處理量超過了去年同期。
對於2025年3月期的關聯業績預測,公司維持了其期初預估,銷售額爲3,460.00億日元,與上期相比下降了0.1%。營業利潤爲120.00億日元,同比下降了8.7%,經常利潤爲130.00億日元,同比下降了21.5%,歸屬於母公司股東的當期淨利潤爲110.00億日元,同比下降了11.0%。