巴川コーポレーション<3878>は8日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.4%増の172.29億円、営業利益が同16.0%増の9.22億円、経常利益が同2.5%増の10.22億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同76.0%増の7.59億円となった。
主要4セグメントの概要について、トナー事業の売上高は前年同期比12.9%増の63.04億円、セグメント(営業)利益は同88.5%増の6.99億円となった。前年度第4四半期から受注の回復の兆しが見えてきたほか、円安による海外関連売上高の嵩上げがあったことなどにより増収となった。利益面では、利益率の高いカラートナーの販売減少があったものの、需要回復による増益と円安によるプラス効果により増益となった。
半導体・ディスプレイ関連事業の売上高は同0.6%増の34.19億円、セグメント(営業)利益は同26.4%増の3.82億円となった。半導体実装 用テープの販売が伸び悩んだものの、ディスプレイ関連事業について子会社を含めてディスプレイ向けフィルム加工への注文が引き続き好調を維持したことなどにより増収となった。利益面では、新製品の立ち上げに伴うコストを計画通り投入したものの、ディスプレイ関連事業での増収効果や新製品の試作・試験入金が当初予想を上回ったことにより、前年同期比で増益となった。
機能性シート事業の売上高は同4.2%増の54.91億円、セグメント(営業)利益は同85.8%減の0.08億円となった。塗工紙事業における一部製品が好調に推移したほか、子会社で展開している製紙事業とガムテープ事業が堅調だったこともあり、前年同期比で増収となった。利益面では、機能性不織布の受注が伸び悩んだため、前年同期比で減益となった。
セキュリティメディア事業の売上高は同11.1%減の18.70億円、セグメント(営業)利益は同48.5%減の1.34億円となった。当初上期に想定していたコンビカードの販売が下期にずれ込んだことに加え、通帳類等の販売が減少したこと等により、売上高は減収となった。利益面では、減収影響が大きく、セグメント(営業)利益は減益となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比3.9%増の350.00億円、営業利益は同65.3%増の22.00億円、経常利益は同33.9%増の22.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同68.3%増の10.00億円とする期初計画を据え置いている。
巴河公司<3878>在8日公佈了2025年3月期第2季度(24年4月-9月)的合併財務報表。營業收入同比增長4.4%至172.29億日元,營業利潤增長16.0%至9.22億日元,經常利潤增長2.5%至10.22億日元,歸屬於母公司股東的中期淨利潤增長76.0%至7.59億日元。
主要的4個部門概述,碳粉業務營業收入同比增長12.9%至63.04億日元,部門(營業)利潤增長88.5%至6.99億日元。自去年第4季度以來,開始看到訂單恢復的跡象,此外,由於日元貶值導致海外相關銷售收入增加,從而實現了收入的增長。在利潤方面,儘管高利潤率的彩色碳粉銷售有所減少,但需求復甦帶來了收益增加,加上日元貶值的正面效應,實現了盈利的增加。
半導體-顯示屏相關業務的營業收入增長0.6%至34.19億日元,部門(營業)利潤增長26.4%至3.82億日元。儘管半導體封裝用膠帶銷售增長乏力,但由於顯示屏相關業務包括子公司在內的訂購繼續保持強勁,因此收入增加。在利潤方面,儘管新產品推出涉及的成本如期投入,但由於顯示屏相關業務的收入增加效應以及新產品的試製和試金投入超過了最初預期,使得利潤同比增加。
功能性薄膜業務的營業收入增長4.2%至54.91億日元,部門(營業)利潤減少85.8%至0.08億日元。在塗膠紙業務中,部分產品表現良好,此外,子公司的造紙業務和膠帶業務表現堅挺,因此實現了收入的增加。在利潤方面,由於功能性非織造布訂單增長乏力,因此利潤同比下降。
安防-半導體廣播業務的營業收入減少11.1%至18.70億日元,部門(營業)利潤減少48.5%至1.34億日元。由於最初預期的銀行卡銷售推遲至下半年,以及存摺等銷售減少等原因,銷售收入減少。在利潤方面,受減收影響較大,部門(營業)利潤下降。
關於2025年3月期的預測,銷售額將比上期增加3.9%至3500億元,營業利潤將同比增加65.3%至22.00億元,經常性利潤將同比增加33.9%至22.00億元,歸屬於母公司股東的當期淨利潤將同比增加68.3%至10.00億元。