プロレド・パートナーズ<7034>は、経営コンサルティング、環境コンサルティング、PEファンドなどを展開している。
コンサルティング事業は、成果報酬型と固定報酬型の2つの報酬形態でサービスを提供している。成果報酬型では、間接材・物流コストの削減などコストマネジメントに特化しており、固定報酬型では、コストマネジメントに加えてM&AやDX推進、人材育成など幅広いテーマで実行支援サービスを提供している。2024年10月期第2四半期時点のコンサルタント数は成果報酬型が48人、固定報酬型が60名と直近は固定報酬型に注力している。同社は固定報酬型のコンサルティングにおいて、有償契約の前に「投資フェーズ」を設ける新たなモデルを確立。顧客と基本契約を締結後に複数のコンサルタントが1~3ヶ月常駐し、常駐で得た情報をもとに課題と解決策を提案して有償契約を締結する。一般的なコンサルファームと異なり現場に入り込んだ、本質的に価値のある実行支援を実現できている。そのほか、SaaS製品プロサインCREも提供しており、61社にて課金中(2024年10月期2Q時点)。機能拡充は順調だが、価格改定をしたことにより受注までのリードタイムが長期化しているという。
2024年10月期第3四半期累計の売上高は前期比27.5%増の2,443百万円、営業損益は158百万円の黒字に転換した。第3四半期決算と同時に通期業績予想の上方修正を発表しており、通期売上高は従来予想の2,546百万円から前期比14.2%増の3,100百万円へ、営業損益は917百万円の赤字から120百万円の赤字へ大きく縮小する見通しとなった。固定報酬型コンサルティング事業の売上が堅調に推移して当初想定を上回る推移となっているほか、継続的なコスト見直しが奏功しているようだ。
同社はコロナ禍以降一時業績が悪化したが、直近は立て直しの成果が出始めている。トップラインも再び成長基調に戻り、今期は営業赤字見通しだが、第3四半期時点の上方修正幅を確認すると利益面でも急回復が確認できる。特に、固定報酬型コンサルティングへリソースを集中したことで顧客企業の需要をしっかりと取り込めている。有償契約の前に「投資フェーズ」を設ける新たなモデルを確立できていることで、顧客とのミスマッチも少なく、確実に案件獲得ができている。今後は人材獲得によって更なる案件獲得に注力していくことで来期以降の黒字転換も想定できそうだ。そのほか、同社グループであるブルパス・キャピタルではPEファンドも運営。企業価値5~25億円、EBITDA2~20億円の国内企業に投資を行って筆頭株主として責任を持った企業価値向上に取り組んでおり、今後投資事業組合運用益が計上される可能性もあろう。総じて、業績の転換点を迎えている同社全体の今後の動向に注目しておきたい。
普羅雷德·合夥人<7034>經營管理諮詢、環境諮詢、股權投資基金等業務。
諮詢業務提供兩種報酬形式的服務,即績效報酬型和固定報酬型。績效報酬型專注於成本管理,如間接物資和物流成本削減,而固定報酬型則不僅包括成本管理,還包括M&A、DX推進、人才培養等廣泛主題的實施支持服務。截至2024年10月第2季度,績效報酬型諮詢顧問48人,固定報酬型諮詢顧問60人,近期專注於固定報酬型。該公司在固定報酬型諮詢中建立了一種新模型,在有償合同之前設立"投資階段"。簽訂基本合同後,多名顧問將常駐工作1-3個月,根據常駐工作獲取的信息提出問題和解決方案,並簽署有償合同。與一般諮詢公司不同的是,他們深入現場,實現了本質有價值的執行支持。此外,還提供saas-雲計算產品ProSign CRE,目前有61家公司付費使用(截至2024年10月第2季度)。功能擴展順利進行,但由於價格調整,訂單交付週期延長。
2024年10月第3季度累計營業收入爲2,443百萬元,同比增長27.5%,營業利潤轉爲158百萬元盈利。隨第3季度業績一同發佈上調全年業績預測,全年營業收入由先前預期的2,546百萬元上調至3,100百萬元,同比增長14.2%;營業利潤由917百萬元虧損上調至120百萬元虧損,大幅縮小。固定報酬型諮詢業務銷售額保持穩健增長,超出最初預期,持續進行成本調整似乎取得了成功。
該公司自疫情爆發以來一度業績下滑,但最近開始見到業績重振的成果。營業收入再次回到增長趨勢,本期雖預計營業虧損,但從第3季度的上調幅度來看,利潤方面也有迅速復甦跡象。尤其是通過集中資源進行固定報酬型諮詢,成功吸引客戶企業需求。通過在有償合同之前設立"投資階段"這一新模型,減少了與客戶之間的不匹配,可確實地獲取項目,預計未來將通過人才招聘進一步吸引更多項目,實現未來的盈利轉好。此外,旗下的布爾帕斯·資本也經營股權投資基金。投資國內企業的價值在5億-25億日元之間,EBITDA在2億-20億日元之間,作爲主要股東承擔責任,致力於提升企業價值,未來可能會計入投資業務結餘。總體而言,值得關注公司整體業務轉折點後的未來動向。