■プログリット<9560>の株主還元策
2024年8月期において初の期末配当を行うことを2024年7月に発表した。これまでは、成長過程にあることから、内部留保の充実を図り、一層の事業拡大を目指すことが株主への最大の利益還元につながると考え、配当の実施を見送ってきた。しかし、2024年8月期の業績が好調に推移したほか、今後の安定した事業成長を見込み、さらなる企業価値の向上を目指して成長投資を続けつつも、株主に対する継続的な利益還元も可能と判断し、初の配当に踏み切った。2024年8月期の期末配当は1株当たり13.0円で、配当性向は26.6%となる。今後は、年1回の期末配当及び配当性向30%を目安とすることを基本方針に、2025年8月期においては1株当たり18.0円の配当を予定している。
「組織体制」と「環境」の在り方を通じてSDGs経営を推進
同社では主に「組織体制」「環境」の在り方を通じて、SDGs経営を推進している。「組織体制」としては社員の72%、管理職の35%が女性のため、女性が働きやすい制度の構築など、社員の働く環境の改善に向けて取り組んでいる。2023年8月期においては、男性・女性ともに育休取得率100%を実現するなど、若い社員の継続的な活躍を支援する環境が提供されている。また、社員がより安心して長期的なキャリアを築けるよう、原則としてコンサルタントを正社員で雇用している。「環境」に関しては英語学習に必要なほぼすべての教材をアプリ化し、また、会議資料や稟議など社内文書の電子化を進め、紙の消費量削減に取り組み、環境負荷を低減する活動を行っている。
ほかにも、国内だけではなく、国際的な視点を学生時代から持つことが有効であると考え、2022年11月には立命館大学及びアシックス<7936>と連携し、「Ritsumeikan-Global Athlete Program」をスタートさせた。創業時の思いから派生した取り組みとして、将来日本のスポーツ界を背負うグローバルアスリートの育成を手助けしている。2024年4月には、ソフトテニス世界一の経歴を持つ、船水雄太選手の英語力向上を全面支援すると発表した。船水選手は、米国で競技人口が急増している「ピックルボール」で日本人初のメジャーリーグプレイヤーを目指しており、同社は、トレーニングや試合における米国人スタッフ、選手とのコミュニケーション力向上に向けて、英語学習をサポートする。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
■ Progrit <9560>的股東回報策略
2024年8月期宣佈將首次進行期末分紅,此前由於正處於增長階段,一直致力於充實內部留存以實現更大的業務擴張,認爲這是對股東最大利益回報的最佳途徑,因此一直延遲實施分紅。然而,2024年8月期業績良好,未來穩定的業務增長可預期,爲了進一步提升企業價值並持續進行利潤回報,決定着手首次發放分紅。2024年8月期期末分紅爲每股13.0日元,分紅比率爲26.6%。今後將以年度一次的期末分紅和分紅比率爲30%作爲基本方針,在2025年8月期計劃每股分紅18.0日元。
通過"組織結構"和"環境"的構建推動SDGs經營
該公司主要通過"組織結構"和"環境"的構建來推動SDGs經營。作爲"組織結構",公司員工中有72%是女性,管理層中有35%是女性,爲了提高員工工作環境,如構建更適合女性工作的制度等,他們致力於改善員工的工作環境。截至2023年8月期,已實現男性和女性育兒休假的100%取得率,爲年輕員工的持續發展提供支持。此外,爲了讓員工更加安心地建立長期職業,公司原則上通過正式員工聘用顧問。關於"環境",他們將英語學習所需的幾乎所有教材應用化,並推動公司會議文件和審批文件等的電子化,減少紙張消耗,開展減少環境負擔的活動。
除此之外,該公司認爲,不僅在國內,從學生時代起保持國際視野是有益的。因此,他們於2022年11月與立命館大學和Asics <7936>合作,啓動了"Ritsumeikan-Global Athlete Program"。作爲源自創立初衷的舉措,他們協助培養未來承擔日本體育產業重任的全球運動員。2024年4月,他們宣佈全力支持日本軟式網球世界冠軍船水雄太選手的英語提升。船水選手正致力於成爲日本首位在美國迅速增長的"Pickleball"領域的大聯盟球員,因此該公司支持他在訓練和比賽中與美國員工和運動員進行更好交流的英語學習。
(編輯:FISCO分析師村瀬智一)