■会社概要
1. 会社概要
プログリット<9560>は、英語コーチングサービス「プログリット」を主力サービスとして展開する高成長中の企業であり、「世界で自由に活躍できる人を増やす」というミッションを掲げ、事業を展開している。プログリットの受講者数は累計20,000名を超える(2024年7月末時点)。顧客層は20代前半から40代後半と幅広く、ビジネスパーソンがメインの顧客層である。校舎は全部で11校あり、関東8校舎(有楽町、新宿センタービル、池袋、神田秋葉原、渋谷、六本木、品川、横浜)、東海1校舎(名古屋)、関西2校舎(阪急梅田、神戸三宮)で展開している。
今日、企業活動の成長が進むにつれ、商取引の対象エリア、生産活動のネットワークがグローバル化するケースは多い。その際に現地語以外で用いられるのは、言うまでもなく国際言語としての地位を確立している英語である。同社は、英語が話せないというだけで70億人とのコミュニケーションや世界での仕事を諦める事態にならないよう、コーチングサービスを通じてあらゆる人々にスキルや自信を提供し、一人でも多くの人が、世界で自由に活躍するための環境を実現できるよう、質の高いサービスを展開している。また、ミッションの実現を支えるため、従業員共通のFIVE GRIT(5つの価値観)を定めている。
FIVE GRIT
(1) Customer Oriented - 顧客起点で考えよう
顧客起点で物事を考え、行動します。
(2) Go Higher - 高い目標を掲げよう
高い目標を掲げる勇気を持ち、その目標に挑戦します。
(3) Own Issues - 課題は自ら解決に導こう
課題に対して当事者意識を持ち、解決に導きます。
(4) Respect All - 互いにリスペクトし合おう
仲間を尊重し、思いやりのあるコミュニケーションをとります。
(5) Appreciate Feedback - フィードバックに感謝しよう
全てのフィードバックに感謝し、より良い価値を創造します。
この5つの価値観は、同社が事業活動を行ううえでの基盤となっており、事業展開の目的を明確にし、意思決定プロセスと行動力にスピードを与えている。また、事業の持続的な成長のために一貫して適用され、維持されている。
2. 沿革
同社は2016年9月に現 代表取締役社長の岡田祥吾(おかだしょうご)氏と現 取締役副社長である山碕峻太郎(やまざきしゅんたろう)氏によって設立された。岡田氏は、経営者である父親の影響で、小さい頃からいつかは事業を立ち上げ、起業をしたいという思いを持ち、学生時代には起業への志を強くした。その後、外資系コンサルティング会社に勤務し社会人生活を過ごすなかで、自身の経験を通じてビジネスを立ち上げることで社会へ貢献するという決意を固めていった。ビジネスモデルを模索するなか、仕事で英語を用いてコミュニケーションをとる場面で苦労した体験がサービスを構築するきっかけになっている。ビジネスで英語を使う場合、段階的な語学力の向上ではなく、即戦力としてのスキルが必要となってくる。短期間のうちに実務レベルで通用する英語力を向上させるサービスは見当たらなかったため、このニーズに応えられるサービスを構想し、起業を決意した。2016年9月に現在の英語コーチングサービスの先駆けとなる「TOKKUN ENGLISH」をリリースした。このサービスは、英語力を伸ばすためには大量の学習時間が重要であるという最も重要な事実に向き合って開発されている。
2018年5月以降はサービスの品質を向上させるとともに、サービスの多様化を進めた。学習者のデータ蓄積が進み、学習の効率と効果の確実性がより高まっていることが確認されたことと、さらに「お客様にやり抜く力で前に進んで欲しい」という想いを込め、英語コーチングのサービス名を「プログリット」に変更した。同時に、コーチングサービス終了後の学習の継続を支援するサービス「NEXT」と月額制の「シャドーイング添削コース」の提供を相次いで開始した。また、同年10月には「プログリット」オンラインコースの提供も開始している。2019年10月には会社名を(株)プログリットに変更し、顧客に対してより長期的に価値を提供できる体制を整えるため、シャドーイング添削コース長期プランの提供を開始した。さらに2020年6月にサブスクサービス「シャドテン」の提供を順次開始した。2023年12月には新たなサブスクサービスとして、「スピフル」を、2024年7月には「ディアトーク」をローンチした。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
■公司資料
1. 公司資料
Progate<9560>是一家高成長的企業,以英語輔導服務作爲主要服務,並制定了「增加自由工作人數」爲使命,開展業務。Progate的學生人數累計超過20,000人(截至2024年7月底)。客戶群廣泛,從20多歲到40多歲不等,主要客戶群是商業人士。學校共有11所,其中東京8所(有樂町、新宿中心大廈、池袋、秋葉原、澀谷、六本木、品川、橫濱)、東海1所(名古屋)、關西2所(阪急梅田、神戶三宮)。
隨着企業活動的增長,商業交易的目標領域和生產活動的網絡全球化的情況日益普遍。在這種情況下,除了當地語言外,英語作爲一種國際語言無疑確立了其地位。爲了確保不會因爲不會說英語就放棄與70億人的溝通和在世界各地的工作,該公司通過輔導服務向所有人提供技能和信心,爲了讓儘可能多的人在世界上自由工作,提供高質量的服務。此外,爲了實現使命,制定了員工共同遵循的FIVE GRIT(5種價值觀)。
五大價值觀
(1)以客戶爲中心 - 從客戶出發思考
以客戶爲中心來思考並行動。
(2)追求更高 -樹立更高目標
擁有設立高目標並挑戰這些目標的勇氣。
(3) 解決自身問題 - 讓問題獲得自我解決
具備相關方意識,引領解決問題。
(4) 互相尊重 - 彼此尊重
尊重團隊成員,進行富有同情心的溝通。
(5) 感激反饋 - 感謝反饋
感激所有反饋,創造更多價值。
這五個價值觀構成了公司開展業務活動的基礎,明確了業務拓展目標,爲決策過程和行動力提供了速度。同時,爲了業務的可持續增長,這些價值觀始終得到應用和保持。
2. 發展歷程
同公司於2016年9月由現任代表董事社長岡田祥吾(おかだしょうご)先生和現任董事副社長山崎順太郎(やまざきしゅんたろう)先生創立。岡田先生受父親經營者的影響,從小就懷揣着有朝一日要創立企業,創業的願望,並在學生時代堅定了創業的志向。隨後,在外資諮詢公司工作並度過職場生活的過程中,通過自身經歷堅定了通過創業爲社會貢獻的決心。在探索業務模式的過程中,英語溝通的困難經歷成爲構建服務的契機。在業務中使用英語時,不是逐步提高語言能力,而是需要具備即戰力的技能。由於在短期內提升能夠在實務中通用的英語能力的服務並不常見,因此構想出可以滿足這種需求的服務,並決心創業。2016年9月發佈了目前的英語輔導服務的先驅「TOKKUN ENGLISH」。該服務是面對英語學習時需投入大量學習時間的事實而開發的。
2018年5月以後,公司不僅提升了服務質量,還推進了服務的多樣化。隨着學習者數據積累的增多,學習效率和效果更加確認,同時懷揣着「希望客戶能夠憑藉堅持不懈的力量繼續前進」的理念,將英語輔導服務更名爲「プログリット」。同時,相繼開展了在輔導服務結束後支持學習持續的服務「NEXT」和月度付費的「影子添削課程」。同年10月,還開始提供「プログリット」在線課程。2019年10月,公司名稱更改爲「(株)プログリット」,爲了更長期地爲客戶提供價值,開始提供影子添削課程的長期計劃。此外,2020年6月逐步開始提供訂閱服務「シャドテン」。到2023年12月,作爲新的訂閱服務,開始提供「スピフル」。到2024年7月,推出了「ディアトーク」.
(編輯:FISCO分析師村瀬智一)