豊田自動織機の温室効果ガス削減目標がSBT認定を取得

2024年11月6日ニュースリリースサステナビリティ環境

株式会社豊田自動織機は、当社が設定した温室効果ガス排出削減目標について、科学的根拠に基づいた目標であることが認められ、国際的なイニシアティブである「SBTi（Science Based Targets Initiative）※1」の認定をこのほど取得いたしました。
当社の2030年度までのCO2排出削減目標として、Scope1およびScope2では「自社の生産活動などに伴うCO2排出量を42％削減（2021年度比）」と定め、Scope3（カテゴリ11）については「当社が販売した製品の使用時におけるCO2排出量を30％削減（2018年度比）」の目標を新たに設定し、CO2排出削減に向けた取り組みを推進していきます。

当社は、地球と調和した豊かな暮らしを実現する持続可能な社会を目指す「グローバル環境宣言」のもと、長期ビジョンである「2050年にめざす姿」の中でグローバルでのCO2排出ゼロを掲げ、このビジョンに基づいた5ヵ年実行計画である「第七次環境取り組みプラン（2021-2025）」を策定し、環境活動に取り組んでいます。
このたび、本取り組みを確実に推進するため、生産活動から製品使用段階までのCO2排出削減についてScope1、2、3として、科学的な根拠に基づき2030年度までの具体的な数値目標を新たに設定しました。生産活動における省エネをはじめ、生産技術の革新、太陽光発電設備の導入による再生可能エネルギーの活用や、製品においては高効率化・軽量化、HEV・PHEV・BEV・FCEVなどの電動車向け部品の開発、水素を燃料とする燃料電池フォークリフトやカーボンニュートラル燃料を活用したフォークリフトなど、新たな技術の開発、市場への導入を一層進めていきます。

今後も当社およびサプライチェーン全体のCO2排出削減に取り組むことで、お客様の問題を解決するとともに、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。