JIG-SAW<3914>は、5日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.7%増の25.89億円、営業利益が同4.6%減の4.44億円、経常利益が同2.6%増の4.96億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同13.9%増の3.60億円となった。但し、同社は、今年12月に本社を移転する予定で、今後の大幅な事業拡大に向け、現在の東京2拠点を1つに統合・集約する。本社移転関連費用 約5千万円を販管費に計上し、この一時的な支出となる本社移転関連費用を除けば、実質的に、前年同期比6.5%の営業増益、同13.3%の経常増益となる計算である。
同社は、独自に保有する基盤コア技術をベースに、システムマネージ、クラウドマネージ、IoT、IIoT分野に加え、あらゆる物質や細胞にまでリーチするIoE(Everything)、そしてテクノロジーと人間の実質的な統合により、人間の五感を拡張させるIoA(Abilities)分野における研究開発・ビジネスデザイン及び各種取り組みを、グローバル規模で着実に進めている。同社のクラウド・IoT分野全体を包括するデータコントロール事業の売上は、安定した完全ストック型ビジネス(サブスクリプションモデル及びリカーリングモデル)の継続課金売上と一時的なスポット売上で構成されている。2024年12月期第3四半期連結会計期間においても、引き続き月額課金案件の受注獲得を推し進め、前年同期と比較して月額課金売上は約1.66億円純増した。これにより、上場以来39四半期連続で過去最高の月額課金売上のプラス成長となっている。世界のIoT市場は2023年の1兆200億ドルから2028年には2兆600億ドルへ拡大すると予測(出典:グローバルインフォメーション 「IoTの市場規模とシェア分析- 成長動向と予測(2023年~2028年)」)されており、同社のグローバルデータコントロールサービスの需要も高まる中、米国でリアルタイム位置情報サービス(RTLS)に関する革新的なソリューションを提供するLamplight Logistics社及び人工知能(AI)のリーディングカンパニーであるSECOMIND USA, LLC.と戦略的パートナーシップを締結した。一方、各種クラウドを包括管理する「JIG-SAW PRIME」は、取引総額が8.98億円(前年同期比44.3%増)拡大した。同社は、中長期的な企業価値の向上と持続的な成長を実現するための人的資本経営の強化にも注力し、将来に向けた先行投資額は過去最高を更新し、前年同期比約1.68億円の増加となった。
なお、同社は、2024年12月期通期について業績予想を発表していない。ビジネスの堅調な推移により現時点で過去最高の売上高が見込まれるとしているものの、データコントロール事業およびグローバルIoTビジネスの事業拡大や事業投資に関する不確定な要素が多く、適正かつ合理的な業績予想の策定が困難であるためとしている。
JIG-SAW<3914>在5日公佈了2024年12月第3季度(24年1月-9月)的合併財務報表。營業收入同比增長8.7%,達到25.89億日元,營業利潤同比下降4.6%,爲4.44億日元,經常利潤同比增長2.6%,爲4.96億日元,歸屬於母公司股東的中間淨利潤同比增長13.9%,達到3.60億日元。但是,該公司計劃在今年12月搬遷總部,爲了未來的大規模業務擴張,目前的東京2個基地將合併爲1個。總部搬遷相關成本約5000萬日元計入銷售和管理費用,除去這筆一次性支出的總部搬遷相關成本後,實際上按照6.5%的營業利潤增長率和13.3%的經常增長率計算。
該公司基於獨有的基礎核心技術,正在全球範圍內穩健推進研究開發、商業設計和各種舉措,涵蓋系統管理、雲管理、物聯網、工業物聯網領域,並擴展到IoE(一切)領域,甚至到達所有的物質和細胞,通過技術和人類真正融合,擴展人類的五官感知,進入IoA(能力)領域。公司的雲計算和物聯網領域銷售業務由穩定的全訂閱型業務(訂閱模式和循環模式)的持續消費收入和一次性臨時銷售收入組成。在2024年12月第3季度合併會計期間,繼續推動獲得月度訂閱訂單,月度訂閱銷售額較去年同期淨增加約1.66億日元。因此,月度訂閱銷售額連續第39個季度創下歷史最高增長。預測到2023年全球物聯網市場將從1.2萬億美元增長至2028年的2.6萬億美元,隨着該公司全球數據控制服務需求的增加,該公司在美國與提供創新實時位置信息服務的Lamplight Logistics公司及人工智能(AI)領先企業SECOMIND USA, LLC.簽署了戰略合作伙伴關係。另外,全面管理各種雲的「JIG-SAW PRIME」交易總額擴大了8.98億日元(同比增長44.3%)。該公司還專注於強化人力資本管理,以實現中長期企業價值提升和持續增長,爲未來的預先投資金額創下歷史最高紀錄,同比增加約1.68億日元。
該公司尚未公佈2024年12月期整年業績預測。儘管由於業務強勁推進,目前預計創下歷史最高的銷售額,但由於數據控制業務和全球物聯網業務的業務擴大以及業務投資存在許多不確定因素,因此無法制定合理和合理的業績預測。