ギックス<9219>は29日、2025年6月期第1四半期(24年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.8%増の5.40億円、営業損失が0.81億円(前年同期は0.68億円の利益)、経常損失が0.81億円(同0.68億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.59億円(同0.43億円の利益)となった。
当第1四半期においては、中長期成長に向けたさまざまな施策を通じて新たなビジネスモデルの確立に向けて強力に推進しており、成果も出始めている。8月に神戸市で導入された都市OS内で提供される地域サービス「子育て支援スタンプラリー」に、同社のミッションクリア型コミュニケーションツール「マイグル」が活用されている。また9月、西日本旅客鉄道<9021>が提供する訪日中国人向け観光型MaaS「西日本旅游攻略 tabiwa」に同社提供のAIエンジンが採用された。M&A領域においても、8月にGROWTH VERSE社への資本業務提携を締結し、また、9月にはフォトコンテストサービス「Camecon(カメコン)」事業を譲受した。これにより、「マイグル」の販売経路の拡大、及び、施策バリエーションの強化による提供価値の向上を目指していくとしている。
2025年6月期の連結業績予想については、売上高が前期比36.5%増の28.90億円、営業利益が同14.3%増の1.53億円、経常利益が同13.5%増の1.51億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.1%増の1.05億円とする期初計画を据え置いている。
同社グループは2023年8月、中長期的な成長を見据え、「2026年6月期:売上高40億円」を中期目標として掲げた。これまで注力してきた「4つのケイパビリティ」と「3つのサービス」をベースにした一気通貫のサービス提供、既取引部門・取り組み中の領域におけるDIサービスの利用継続・拡大及び同社内の新規領域へのDIサービスの提供(縦横展開)、アセット活用の継続的な強化活動等を継続していくとしている。それと同時に、中長期的な成長に向け、新規クライアント開拓及び協業型ビジネスの立ち上げや、顧客理解の深化によるサービスの高付加価値化、データ最上流である基幹システムの再設計・再構築等を通じ「ビジネスモデルの転換」を推進していくこととし、本年7月にこれらを目的とした新組織も創設した。加えて、既存事業領域の成長加速に向けたM&Aも積極的に実施していくとしている。
ギックス<9219>於29日公佈了2025年6月第1季度(去年7月至9月)的合併財務報表。營業收入增長3.8%,達到5.40億日元;營業虧損爲0.81億日元(去年同期盈利0.68億日元);經常虧損爲0.81億日元(去年同期盈利0.68億日元);歸屬於母公司股東的季度淨虧損爲0.59億日元(去年同期盈利0.43億日元)。
在本第1季度期間,通過各種措施推動新業務模式的建立,爲中長期增長打下了堅實基礎,成果已經開始顯現。8月,在神戶市推出的城市OS內提供的地域服務「子育支援集章活動」中,該公司的任務中心清晰型通訊工具「MyGl(瑪伊格魯)」正在起作用。此外,9月,西日本旅客鐵路<9021>提供的面向中國遊客的旅遊型MaaS「西日本旅遊攻略 tabiwa」採用了該公司提供的AI引擎。在併購領域,8月與GROWTH VERSE公司達成了資本業務合作協議,此外,9月收購了攝影比賽服務「Camecon(卡梅康)」業務。通過這些舉措,該公司將繼續擴大「MyGl」的銷售渠道,並通過增強措施數量的多樣化,提升提供價值。
關於2025年6月期的合併業績預測,預計營業收入將增長36.5%,達到28.90億日元;營業利潤增長14.3%,達到1.53億日元;經常利潤增長13.5%,達到1.51億日元;歸屬於母公司股東的當期淨利潤增長19.1%,達到1.05億日元,保持了期初計劃。
該集團於2023年8月,展望中長期增長,將「2026年6月期:營業收入達到40億日元」作爲中期目標。基於過去專注的「四大能力」和「三項服務」,繼續提供一攬子服務,繼續使用及擴展在現有業務部門和探索中領域的DI服務,提供DI服務到公司內新領域(縱向和橫向),持續強化資產利用等活動。同時,爲了實現中長期增長,積極開拓新客戶和推出協作型業務,通過加深客戶理解增加服務附加值,重新設計和重構核心系統的重要數據,推動「業務模式的轉變」。今年7月還成立了新組織以實現這些目標。此外,爲加速現有業務領域的增長,還積極實施併購。