2024年10月29日
SBIインシュアランスグループ株式会社
当社及び当社グループの決算手続は未だ完了しておりませんが、当社株主をはじめ投資家の皆様に対して適時・適切な情報開示を積極的に行うため、当社グループの2025年3月期中間連結会計期間(2024年4月1日~2024年9月30日)の決算速報(日本基準)を以下のとおりお知らせいたします。
なお、当社の2025年3月期中間連結会計期間の決算発表は2024年11月12日を予定しております。
1.2025年3月期中間連結会計期間 決算速報(日本基準)
| 2024年3月期中間 連結会計期間(実績) (2023年4月1日~ 2023年9月30日) | 2025年3月期中間 連結会計期間(速報) (2024年4月1日~ 2024年9月30日) |
経常収益 | 52,507百万円 | 57,362百万円 |
経常利益 | 4,851百万円 | 4,867百万円 |
親会社株主に帰属する中間純利益 | 1,667百万円 | 1,626百万円 |
1株当たり中間純利益 | 67円18銭 | 65円53銭 |
当中間連結会計期間の経常収益は、保有契約件数が堅調に増加したことが主な要因となり、前年同期に比べ4,854百万円増加(前年同期比9.2%増加)する見通しです。利益面では、前年同期に一過性要因として計上した生命保険事業の責任準備金戻入額の影響などにより、経常利益が前年同期に比べ15百万円の増加(同0.3%増加)にとどまり、親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期に比べ41百万円減少(同2.5%減少)する見通しです。
生命保険事業においては、医療保険の一部について実施していた再保険の出再比率変更などによる責任準備金戻入額を一過性の要因として前年同期に計上しており、当中間連結会計期間にはその一過性要因がないことから、同事業のセグメント利益は前年同期を下回る見通しです。しかしながら、同事業の団体信用生命保険及び個人保険ともに保有契約件数の堅調な増加により、一過性要因を除く保険収支は前年同期に比べ607百万円増加する見通しであること、加えて運用収支が前年同期に比べ486百万円増加する見通しで推移するなど、業容は着実に拡大しております。また、損害保険事業及び少額短期保険事業についても着実な業容拡大を続けています。
<連結業績予想への影響について>
通期の生命保険事業のセグメント利益は、足元の順調な業容拡大に加え、当年度末において保険業法施行規則第69条第5項の規定に基づき積み立てた責任準備金について、将来収支の改善が見込まれるため一部取り崩しを想定していることから、前年度と同水準以上での着地を見込んでおります。また、通期の連結業績予想については、前述の責任準備金の取り崩しを含めて策定していることや、当中間連結会計期間の連結業績が概ね当初予定どおりに推移していることから、2024年5月9日公表の「2024年3月期決算短信」に記載いたしました2025年3月期の連結業績予想値に変更はありません。
上記の2025年3月期中間連結会計期間の決算速報に記載されている情報は、本資料発表日現在において入手可能な情報を元に作成した速報値であり、確定値ではありません。2024年11月12日に発表を予定しております2025年3月期中間連結会計期間(2024年4月1日~2024年9月30日)の決算数値は、様々な要因により、本速報値と異なる可能性があります。
2.事業別の概況
2025年3月期中間連結会計期間(2024年4月1日~2024年9月30日)における事業別の概況は次のとおりであります。
(損害保険事業)
中古車販売店「ガリバー」を運営する株式会社IDOMと連携し、事故により同社の修理工場へ入庫された自動車の修理内容や進捗状況をスマートフォン等で適時確認出来るシステムの導入に取り組み、自動車修理プロセスの透明性を確保する態勢構築に努めました。また、株式会社仙台銀行の預金口座保有のお客様を対象に、一般に比べ割安な保険料でご加入いただくことが可能となる団体保険「よりそう介護保険(正式名称:団体総合生活補償保険)」の募集を行い、パートナー企業とのアライアンスを通じた顧客基盤の拡大にも取り組みました。こうした取り組みの結果、2024年9月末の保有契約件数(団体がん保険の被保険者数を含む)は1,304千件(前年度末比2.8%増加)となりました。
(生命保険事業)
住宅ローン専門金融機関のSBIアルヒ株式会社と生命保険募集代理店業務委託契約を締結し、同社の住宅ローンオンライン相談サービス「ビデオチャット相談」において、SBI生命保険株式会社の保険商品の販売が開始されるなど、グループシナジーを活用した販路の開拓を推進しました。また、昨年度よりコールセンターにおいて運用を開始している生成AI等のテクノロジーをバージョンアップすることにより、オペレーターの教育期間の短縮を図りつつ、これまで以上にお客様とのスムーズなやり取りを実現するなど、DX推進によるお客様の更なる利便性の向上と業務の効率化に取り組みました。こうした取り組みの結果、2024年9月末の保有契約件数(団体信用生命保険の被保険者数を含む)は574千件(前年度末比9.4%増加)となりました。
(少額短期保険事業)
SBIいきいき少額短期保険株式会社は、ペット保険の保険金支払査定へのAIの導入により、保険金支払の自動査定を開始し、処理件数の増加や処理時間の大幅な削減を実現するなど、DXの推進による業務効率化に取り組みました。また、SBI日本少額短期保険株式会社は、保険契約管理システムと家賃債務保証サービスを提供する企業の保証管理システムとの連携先の拡大に努め、賃貸住宅に入居されるお客様の利便性向上と同社の代理店である不動産管理会社の業務効率化に取り組みました。こうした取り組みの結果、2024年9月末の保有契約件数は1,037千件(前年度末比1.1%増加)となりました。
以上
2024年10月29日
SBI保險集團株式會社
本公司及本集團的財務程序尚未完成,但爲了積極向本公司股東以及投資者適時、適當地披露信息,特此公告本集團2025年3月期中間合併財務報告期(2024年4月1日至2024年9月30日)的財務速報(日本標準)。
此外,本公司2025年3月期中間合併財務報告的財務預測預計將於2024年11月12日公佈。
1. 2025年3月期中間合併財務報告期財務速報(日本標準)
| 2024年3月期中間 合併財務報告期(實績) (2023年4月1日~ 2023年9月30日) | 2025年3月期中間 連結會計期間(速報) (2024年4月1日~ 2024年9月30日) |
經常收益 | 52,507百萬日元 | 57,362百萬日元 |
經營利潤 | 4,851百萬日元 | 4,867百萬日元 |
歸屬於母公司股東的中間淨利潤 | 1,667百萬日元 | 1,626百萬日元 |
每股中間淨利潤 | 67日18分 | 65日53分 |
中間連結會計期間的經常收益主要因保有合約數量穩步增加,預計將比上年同期增加4,854百萬日元(同比增長9.2%)。 在利潤方面,受影響於上年同期一次性因素,如壽險業務責任準備金回入額等,經常利潤僅比上年同期增加15百萬日元(同比增長0.3%),屬於母公司股東的中間淨利潤預計將減少41百萬日元(同比減少2.5%)。
在壽險業務中,由於長期信譽生命保險和個人保險的保有合約數量穩步增加,除一次性因素外,保險收支預計將比上年同期增加607百萬日元,運營收益預計將比上年同期增加486百萬日元,顯示業務持續擴大。此外,財產保險業務和小額短期保險業務也在穩步擴大。
關於對合並業績的影響
根據目前良好的業務擴大情況以及根據保險業法施行法規第69條第5款規定設立的責任準備金的改善預期,生命保險業務的段利潤預計將保持與去年同水平以上的水平。 此外,針對全年的合併業績預測,預計將實現與去年同水平以上的結果,段時間段的合併業績預期值,並未發生變化,公佈於2024年5月9日的「2024年3月期業績摘要」中。
上述2025年3月期中間連結會計期間的業績速報包含的信息是基於截至本次資料發佈日可獲得的信息,並非確定值。 預訂於2024年11月12日公佈的2025年3月期中間連結會計期間(2024年4月1日至2024年9月30日)的業績數據,可能因各種原因而與本速報值不同。
2.業務總覽
2025年3月中期聯合會計期間(2024年4月1日至2024年9月30日)各業務的情況如下。
(損害保險業務)
與中古車銷售店「蓋樂博」合作的IDOM株式會社,致力於引入通過智能手機等實時確認自動車輛修理內容和進度的系統,以確保汽車維修過程的透明度。此外,針對仙台銀行存款帳戶持有人,進行團體保險「共同護理保險(正式名稱:團體綜合生活補償保險)」的招募,使客戶可以以相對較低的保險費率參加,同時通過與合作伙伴公司的聯盟擴大客戶基礎。由於這些努力,截至2024年9月底,擁有的合約數量(包括團體癌症保險被保險人數)達到1304千份(比上一財年末增加2.8%)。
生命保險業務)
簽署與住房貸款專業金融公司SBI Arhi株式會社及壽險募集代理業務委託合同,努力推進利用集團協同效應開拓銷售渠道,例如SBI生命保險株式會社的保險產品開始在同公司的住房貸款在線諮詢服務「視頻諮詢」中銷售。另外,通過升級去年開始在呼叫中心運營的生成人工智能等技術,縮短運營商的培訓時間,實現與客戶更爲順暢的互動,爲提高客戶便利性及業務效率,推進數字化而努力。因此,截至2024年9月底,擁有的合約數量(包括團體信用壽險的被保險人數)達到574千份(比上一財年末增加9.4%)。
(微額短期保險業務)
SBI活潑少額短期保險株式會社通過引入AI進行寵物保險金支付審定,啓動自動審定,實現處理數量的增加和處理時間的大幅減少,並努力推動數字化促進業務效率。此外,SBI日本活潑少額短期保險株式會社致力於擴大與提供租金擔保服務的企業保證管理系統的合作伙伴範圍,以提高租賃住房客戶的便利性,並推進其代理店,即房地產管理公司的業務效率。鑑於此類努力,截至2024年9月底,合約保有量達到1037千份(比上一財年末增長1.1%)。
以上。