23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■東京メトロには中長期スタンスでの資金流入
■大東建、25/3上方修正 営業利益 1200億円←1100億円
■前場の注目材料:NTT、NTTファシリティーズ、AI用DC冷却システム検証、武蔵野に新施設
■東京メトロには中長期スタンスでの資金流入
23日の日本株市場は、弱含む場面もあろうが、前日の下落に対する押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。22日の米国市場はNYダウが6ドル安、ナスダックは33ポイント高だった。良好な経済指標や国際通貨基金(IMF)による国内経済の成長見通し引き上げを受け、ソフトランディング期待から買われる場面もみられたが、米長期金利の上昇が重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の38390
円。円相場は1ドル151円00銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、小安く始まりそうだ。米国では11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利が据え置かれるとの見方も高まってきており、利益確定の売りが入りやすいところだろう。一方で、決算発表が本格化するなか、想定以上との見方が下支えしているようだ。国内でも足もとではディスコ<6146>の決算反応から、本日発表されるニデック<6594>に対する期待が高まりそうだ。
また、本日は東京メトロ<9023>が上場する。公開規模は今年最大であり、配当利回りの高さから長期スタンスで取得する投資家も多そうだ。順調な初値形成から、その後も堅調な推移をみせてくるようだと、センチメント改善につながる可能性はあるだろう。昨日の日経平均は政治不安から売りを仕掛ける動きが強まったようであり、前場中盤には38200.82円まで売られた。売り一巡後は38400円を挟んだ膠着となったが、75日、200日線までの調整を経て、両線が支持線として意識される可能性がある。
衆院選を前に積極的な買いは手控えられるだろうが、東京メトロなど中長期スタンスでの物色は強まりそうである。また、昨日はハイテク株の弱さが目立ったが、日経平均型のインデックス売りの影響が大きかった。支持線レベルでの底堅さがみられるようだと、短期的ながらも買い戻しの動きが意識されてきそうだ。そのため、38000円辺りまでの調整を警戒しつつも、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
米国では長期金利の上昇が重荷となり、為替市場では1ドル=151円台と円安に振れて推移している。日米金利差を狙った資金流入なども意識されやすいところである。
■大東建、25/3上方修正 営業利益 1200億円←1100億円
大東建<1878>は2025年3月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆8200億円から1兆8300億円、営業利益を1100億円から1200億円に上方修正した。施工量平準化および工程の順調な進捗などにより完成工事高、総利益が増加したほか、不動産開発事業において投資マンションおよび買取再販が好調に推移した。あわせて配当予想の増額修正を発表した。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(18573.13、+33.12)
・1ドル=151.00-10
・VIX指数は低下(18.20、-0.17)
・米原油先物は上昇(71.74、+1.70)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・NTT<9432>NTTファシリティーズ、AI用DC冷却システム検証、武蔵野に新施設
・三菱HCキャピタル<8593>ビジネスモデルの進化で差別化、社長直轄で付加価値創出
・高千穂交易<2676>30年度めど海外売上高比率4割、東南ア拡販
・NTT<9432>KDDIなどと、次世代光通信網を連携、基盤技術開発
・ソニーG<6758>グループのソニー・ホンダモビリティ、オンラインでEV直販
・ファーマフーズ<2929>伊藤忠商事と提携、機能性素材・製品を拡充
・カシオ計算機<6952>Gショック2種29日販売、手作業で発送準備
・レゾナックHD<4004>石化移管会社を完全子会社化、上場体制整備
・伊藤忠<8001>SNS発キャラ、アジアで商品化、権利取得
・トヨタ自<7203>明日の灯を探す、戦略、生産も「全方位」で脱炭素
・富士通<6702>GPUの演算効率向上、ミドルウエア技術を開発
・ルネサス<6723>産業機器向け省電力マイコン量産
・サイエンスアーツ<4412>JVCケンウッドが出資、IP無線で協業
・コマツ<6301>研磨スラッジを再資源化、サンメタロンと共同研究開始
・日本製紙<3863>日用品に紙の新包材、ヒートシール
・積水化<4204>導電性微粒子を増産、滋賀の工場能力2倍
・東洋紡<3101>東洋紡せんい、炭素繊維糸に耐衝撃性、ポリカ繊維と複合
・三菱マテリアル<5711>小名浜製錬、都市鉱山リサイクルを加速、福島に新施設
・Jパワー<9513>東京大学と洋上風力向け基礎の特許を取得、日本海域で建設が容易に
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
在23日上午交易中,以下3个方面值得注意。
■东京地铁在中长期立场上有资金流入
■大东建、25/3上方修正 营业利润 1200亿日元←1100亿日元
■早盘关注点: NTT、NTT Facilities、用于AI的数据中心冷却系统验证、在武藏野的新设施
■东京地铁在中长期立场上有资金流入
23日的日本股市,虽然存在疲软的情况,但可能转向寻求前一日下跌的低位。22日美国市场中,道琼斯指数下跌6点,纳斯达克指数上涨33点。受益于良好的经济因子和国际货币基金(IMF)上调的国内经济增长预期,也可见到因期待软着陆而受到青睐,但美国长期债券收益率上升成为沉重负担。芝加哥日经225期货结算价比大阪下跌40日元,为38390日元。日元对美元汇率维持在1美元151日元00銭左右。
日元汇率目前在1美元151日元00銭的水平上波动。
日经平均股价会在受到芝加哥期货的影响而小幅下跌开盘。在美国,人们普遍认为11月的美联储公开市场委员会(FOMC)会维持利率不变,因此可能容易出现盈利了结的抛盘动向。另一方面,在财报季节进入全面展开的时候,预期之上的表现似乎起到了支撑作用。在国内,从迪斯科<6146>的财报反应中可以看出,市场对即将公布的日本电产<6594>相比持有较高期待。
此外,今天东京地铁<9023>在交易所上市。公开规模是今年最大的,由于股息率较高,吸引了很多长期持有的投资者。从顺利的首次交易中可以看出,之后的走势可能会保持稳健,可能会带来情绪改善的可能性。昨天的日经平均指数因政治不确定性而加剧了抛售动向,上午中段下跌至38200.82日元。在抛售结束后,围绕38400日元附近出现横盘,但经历了75天、200天均线的调整后,这两条均线可能被视为支撑位。
在众议院选举即将到来之际,积极的买盘可能会保持谨慎,不过像东京地铁等具有中长期潜力的股票可能会备受青睐。另外,尽管昨日科技股疲弱表现明显,但是受到日经平均型指数的卖压影响较大。如果在支撑位水平上保持坚挺,短期内可能会有买盘回流的动向。因此,在警惕调整至38000日元附近的同时,也应该继续寻找逢低机会的策略。
在美国,长期利率上升成为负担,汇市中美元兑日元持续维持在151日元以上,形势偏向于日元贬值。人们也容易意识到可能会有资金因追求日美利差而流入等情况。
■大东建、25/3上方修正 营业利润 1200亿日元←1100亿日元
大东建<1878>宣布调整2025年3月期业绩预测。营业收入从1.82万亿日元上调至1.83万亿日元,营业利润从1100亿日元上调至1200亿日元。由于施工量平稳化和工程顺利推进等原因,竣工工程额、总利润增加,房地产开发业务中的投资公寓和买断再销表现强劲。同时宣布分红派息预期增加。
前期注意事项
纳斯达克综合指数上涨(18573.13、+33.12)
1美元=151.00-10
VIX指数下跌(18.20、-0.17)
美国原油期货上涨(71.74、+1.70)
・美国通胀降温预期
・活跃的股票回购
・东证提出企业价值提升要求
・NTT<9432>NTT设施,AI用数据中心冷却系统验证,在武藏野新建设施
・三菱HC Capital<8593>通过商业模式的演进实现差异化,由总裁直接管理以创造附加价值
・高千穂交易<2676>计划在30年内在境外营业收入占比达到40%,扩大东南亚销售
・NTT<9432>kddi(adr)等与下一代光通信网络合作,基础技术开发
・索尼G<6758>集团的sony-honda mobility,在线销售电动汽车
・farmar foods<2929>与伊藤忠商事合作,扩展功能性材料和产品
・卡西欧计算机<6952>g-shock 2款29日发售,手工准备发货
・resonachd<4004>将石化转让公司完全子公司化,整备上市结构
・伊藤忠<8001>sns推出角色,在亚洲商品化,获得权利
・丰田自<7203>寻找明天的光明,战略,生产也将在“全方位”脱碳
・富士通<6702>gpu的计算效率提高,开发中间件技术
• 日本电产<6723>开始量产节能型工业设备微控制器
• 科学艺术<4412>JVC肯伍德进行投资,共同合作无线IP
• 小松<6301>与三益金属开始共同研究磨砂污泥再循环利用
• 造纸<3863>在日用品中推出新型纸质包装材料,热封
• 積水化<4204>扩大生产导电微粒子,滋贺工厂产能提升两倍
• 东洋纺<3101>东洋纺公司发展具有抗冲击性的碳纤维纱,与聚碳酸酯纤维复合
• 三菱材料<5711>小名滨炼钢厂加速城市矿山循环利用,福岛新设施建设
• JPower<9513>与东京大学获得洋上风力基础的专利,便于在日本海域建设
上午事件日程表:
<国内>
・没有特别的事情
・暂无特别说明
<境外>
・暂无特别说明