22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク株への資金シフトが意識される
■コーエーテクモ、2Q上方修正 営業利益 100億円←80億円
■前場の注目材料:三菱HCキャピタル、国内風力5倍100万kWへ、32年3月期めど
■ハイテク株への資金シフトが意識される
22日の日本株市場は、弱含む場面もあろうが、底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。21日の米国市場はNYダウが344ドル安、ナスダックは50ポイント高だった。9月の米景気先行指数の予想以上の悪化が嫌気されたほか、米長期金利が7月下旬以来の高水準を付けるなか、利益確定の売りが優勢となった。一方で、半導体のエヌビディアや携帯端末のアップルが買われ、ナスダックはプラス圏を回復。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円高の39025円。円相場は1ドル150円60銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、小じっかりで始まりそうだ。NYダウの下落は重荷になるだろうが、エヌビディアが4%を超える上昇で最高値を更新しており、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角には支援材料になりそうだ。また、米長期金利が上昇するなか、日米金利差を狙った動きなどが意識されやすいほか、為替市場では円相場が1ドル=150円後半で推移していることから、輸出関連などへの物色が意識されやすい。
一方で、昨日はメガバンクの弱い値動きが目立っていたほか、三菱重<7011>など政策期待で買われていた銘柄の下げが目立っていた。衆院選が迫るなか、政治リスクを警戒した持ち高調整の動きがあったと考えられる。この流れが継続するようだと、ハイテク株への資金シフトに向かわせやすい。ディスコ<6146>の決算反応によってセンチメントも改善傾向にあるため、低迷が続いているハイテク株へは、決算を前に買い戻す動きなども意識されてきそうである。
日経平均株価は、足もとで39000円を挟んでの膠着が続いている。日経225先物はナイトセッションで一時38750円まで売られる場面もあり、先物主導での短期的な売り仕掛けの動きは入りやすいと考えられる。ただし、決算発表が本格化してくるほか、衆院選を前に積極的な売買は手控えられるため、短期的に売られる局面においては、その後のリバウンドを想定した押し目狙いのスタンスに向かわせよう。その他では、決算に絡んだところでは昨夕に決算を発表した南陽<7417>、ケア21<2373>、コーエーテクモ<3635>などが注目されそうだ。
■コーエーテクモ、2Q上方修正 営業利益 100億円←80億円
コーエーテクモ<3635>は2023年3月期第2四半期業績予想の修正を発表。営業利益を80億円から100億円に上方修正した。既存タイトルが中心となったが、計画と比べ、パッケージゲームのリピート販売やスマートフォンゲームの収益が増加したほか、費用が減少した。
■前場の注目材料
・ナスダック総合指数は上昇(18540.01、+50.45)
・1ドル=150.70-80円
・シカゴ日経先物は上昇(39025、大阪比+5)
・SOX指数は上昇(5215.21、+6.60)
・米原油先物は上昇(70.56、+1.34)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・三菱HCキャピタル<8593>国内風力5倍100万kWへ、32年3月期めど
・ニコン<7731>欧に創薬支援3拠点を開設、来年度受託3倍に
・島津製作所<7701>パーソルテンプと協業、質量分析装置の技術者を育成、派遣
・清水建設<1803>木造ハイブリッドビルを公開、木材使用量は国内最大級
・大阪ガス<9532>EV蓄電池劣化診断、社用車でモデル構築
・長瀬産業<8012>アテックスと新会社、メキシコで電動車部品生産
・川崎汽船<9107>住友商事などと、米アラスカにCO2貯留、事業化調査に着手
・NOK<7240>インド新工場、車向けシール製品、来年稼働
・豊田合成<7282>再生ゴム2倍、新材への配合20%に上げ
・FUJI<6134>中国・華南の拠点を拡充、自動化の提案力向上を図る
・岡本工機<6125>国内外で半導体装置攻勢、埼玉にショールーム
・トーヨーカネツ<6369>土木系計測の坂田電機を買収、来年3月
・NEC<6701>自動運転レベル4支援、茨城・日立市で通信実証
・楽天G<4755>楽天モバイル、契約数800万回線突破、契約増に勢い
・パナソニックHD<6752>楠見雄規社長「窓発電に手応え」
・三井E&S<7003>都港湾局などと荷役作業に水素燃料、東京港の脱炭素推進
・帝人<3401>前田建設工業と木材柱と梁を強力接合、新工法を開発
・中部電力<9502>豪でCO2貯留、INPEX子会社と合意書
・神戸製鋼所<5406>独鉄鋼から直接還元鉄プラントを受注
・三菱地所<8802>ベトナムに物流施設、高機能需要に対応
・住友金属鉱山<5713>社長・松本伸弘氏、機能性材事業を拡充
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
在22日早盤交易中,以下三個方面必須注意。
■資金開始轉向高科技股
■科樂美,第二季度業務利潤上調至100億日元←80億日元
■早盤關注點: 三菱地產(adr),國內風力將增加至100萬千瓦,計劃至32年3月期
■資金開始轉向高科技股
22日的日股市場可能會出現弱勢,但市場整體趨勢可能是偏強勢的。美國市場21日道瓊斯指數下跌344點,納斯達克上漲50點。9月美國領先經濟指標下跌幅度超出預期,加上美國長期利率自7月下旬以來保持高位,利潤了結導致拋售盤佔優。然而,半導體股英偉達和手機端蘋果備受青睞,納斯達克重返收漲區域。芝加哥日經225期貨結算價比大阪高5日元,達39025日元。日元兌美元匯率在1美元兌換150.60日元區間波動。
日經平均股價可能會從與芝加哥期貨的傾向性對齊開始交易。雖然道瓊斯指數下跌將是沉重壓力,但英偉達股價上漲超過4%,刷新歷史最高紀錄,而詳測試等指數影響較大的股票也有望成爲高科技股的支撐因素。此外,隨着美國長期利率上升,市場可能會關注日美利率差的變化等,同時,匯市中日元兌美元交易在1美元兌換150日元后期間波動,因此可能會集中關注出口相關股等。
然而,昨日明顯可以看到大型銀行的股價波動疲軟,此外,政策預期帶動購買的三菱重工等個股下跌明顯。隨着衆院選舉即將到來,可能有對政治風險保持警惕的持倉調整,若此趨勢持續下去,將更容易帶動資金向高科技股流動。由於迪斯科彙報企業業績的反應也有助於情緒改善,預計低迷的科技股在彙報公佈前將面臨買盤迴購等意識。
日經平均股價目前圍繞39000日圓陷入僵局。日經225期貨在夜間交易中一度下跌到38750日圓,期貨主導的短期賣壓可能會產生動向。然而,隨着業績發佈進入全面展開階段,以及即將舉行衆院選舉,積極的交易操作可能會被控制,因此在短期內遇到賣壓時,應考慮採取期待反彈的突破策略。在其他方面,關於業績的相關公司,南陽<7417>、Care21<2373>、光榮世代<3635>等公司值得關注。
■光榮世代,第二季度業績利潤上調至100億日圓←80億日圓
科樂美(3635)宣佈調整2023財年第2季度業績預測。將營業利潤從80億日元上調至100億日元。儘管現有標題爲主導,但與計劃相比,包裝遊戲的重複銷售和智能手機遊戲收入增加,同時成本減少。
前期注意事項
・納斯達克綜合指數上漲(18540.01、+50.45)
・1美元=150.70-80日圓
・芝加哥日經期貨上漲(39025、大阪比+5)
・SOX指數上漲(5215.21、+6.60)
• 美國原油期貨上漲(70.56、+1.34)
・美國通脹降溫預期
・活躍的股票回購
・東證提出企業價值提升要求
• 三菱地產(ADR)<8593> 國內風力將增至5倍,達100萬千瓦,計劃在32年3月期實現
• 尼康<7731> 在歐洲設立三個藥物開發支持中心,預計明年承接量將增加三倍
• 島津製作所<7701> 與PERSOL TEMPSTAFF合作,培養質譜分析儀器專業技術人員,並派遣
• 清水建設<1803> 展示了木質混合建築,木材使用量達國內最大級別
・大阪燃氣<9532>電動汽車蓄電池劣化診斷,公司用車模型構建
・長瀨產業<8012>與Atecs成立新公司,在墨西哥生產電動汽車零部件
・川崎汽船<9107>與住友商事等,在美國阿拉斯加進行CO2儲存,着手項目化調查
・NOK<7240>印度新工廠,汽車密封產品,明年投入運營
・豐田合成<7282>再生橡膠增加一倍,投入新材料的配比提高到20%
・FUJI<6134>擴大中國華南基地,提升自動化提案能力
・岡本工機<6125>國內外推出半導體設備攻勢,在埼玉設立展廳
・豐田輪胎<6369>收購土木測量公司坂田電機,將於明年3月完成
NEC公司<6701>在茨城縣日立市支持自動駕駛Level 4的通信驗證
楽天G<4755>樂天移動服務,簽約數突破800萬條線路,簽約增長勢頭強勁
Panasonic HD<6752>總裁楠見雄規表示「窗戶發電效果明顯」
三井E&S<7003>與東京灣港務局等合作,在貨物裝卸作業中使用氫燃料,推動東京港脫碳計劃
帝人<3401>與前田建設工業合作,開發木柱和梁的強力連接新工藝
中部電力<9502>在澳大利亞進行CO2儲存,與INPEX子公司簽署協議
神戶制鋼所<5406>從德國鋼鐵公司接受了直接還原鐵廠的訂單
三菱地產<8802>在越南建立物流設施,以滿足高端需求
住友金屬礦山<5713>公司總裁松本伸廣先生將擴大功能性材料業務
上午事件日程表:
<國內>
・沒有特別的事情
・暫無特別說明
<境外>
・暫無特別說明