2024年10月9日

基本合意書の調印式でのRizal Medical Centerとオリンパスの関係者

オリンパス株式会社（以下、オリンパス）のASEAN（東南アジア諸国連合）地域における医療用内視鏡関連機器の販売会社であるOlympus Singapore Pte. Ltd.（オリンパス・シンガポール）は、このたび、フィリピン保健省が管轄する医療機関、Rizal Medical Center for Digestive and Liver Care (リサールメド消化器・肝臓医療センター、パシッグ市、以下、Rizal Medical Center)と、内視鏡専門医の育成に向けた基本合意書（MoU）を締結しました。

この合意に基づき、次世代の内視鏡専門医の育成を目的とする「リサールメド・オリンパス・トレーニング・センター」をRizal Medical Center内に開設しました。次世代の内視鏡専門医の育成を図り、同国における消化器医療の発展への貢献を目指します。
当社がフィリピンの医療機関と連携し、内視鏡専門医の研修を目的とするトレーニングセンターを立ち上げるのは初めてです。消化器医療トップクラスのトレーニングセンターを形成し、将来、技術力の高い内視鏡専門医を育成することで、同国の患者さんに質の高い専門的な治療が提供できる環境づくりを支援します。
今後もオリンパスは、医療従事者へのトレーニング・技術向上機会を提供し、誰もが高度な医療にアクセスできるよう貢献してまいります。

Rizal Medical Centerスペシャリティー・センター・ヘッド、Ray Sarmiento（レイ・サルミエント）医師のコメント

「緊急処置を必要とする高齢患者さんとの多くの出会いが、この取り組みを立ち上げるきっかけとなりました。私たちは持続可能で世界的に知名度のある医療機関になることを目指していますが、そのためには継続的なトレーニングが欠かせません。オリンパスとのパートナーシップが、次世代の内視鏡専門医による医療提供体制と質の向上を強く後押しすると期待しています。」

Rizal Medical Centerメディカル・センター・チーフII、Rica Lumague（リカ・ルマグエ）医師のコメント

「このパートナーシップは、Rizal Medical Centerにおける内視鏡検査サービスを患者さんのために大幅に向上できる可能性があり、とても期待しています。高度な技術を持つ医師を育成することで、外科内視鏡と消化器内科の著名な専門医で構成されている当機関のチームを強化していきたいと考えています。」

オリンパス・シンガポール メディカル・システム事業部 E Thel Loh（イー・テル・ロー）のコメント

「このパートナーシップを通じてフィリピンにおける内視鏡検査の価値が最大化することを期待しています。『リサールメド・オリンパス・トレーニング・センター』設立は、フィリピンでは初めての取り組みです。これは『世界の人々の健康と安全、心の豊かさの実現』という私たちの経営理念に基づく、患者さんを第一に考えて行う活動です。」 

本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。

オリンパスについて

オリンパスは「私たちの存在意義」として掲げる、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指しています。世界をリードするメドテックカンパニーとして、私たちは医療従事者の方々と共に、病変の早期発⾒、診断、そして低侵襲治療に役立つ最適なソリューション・サービスの提供を通じて対象疾患における医療⽔準の向上に貢献してまいります。創業から100余年、オリンパスはこれからも世界中のお客様に最適な価値をもたらす製品を提供することで、社会への貢献を目指します。詳しくはオリンパスの公式サイト（）ならびにX（@Olympus_Corp_JP）をご覧ください。