27日前場の取引では以下の３つのポイントに注目したい。
■配当落ち分を即日埋めてくることで上へのバイアスが強まりやすい
■東邦銀、25/3上方修正 経常利益 100億円←75億円
■前場の注目材料:牧野フライス、3軸立型MC開発、ワーク50％拡大
■配当落ち分を即日埋めてくることで上へのバイアスが強まりやすい
27日の日本株市場は、買い先行で始まった後は過熱感が警戒される場面もありそうだが、買い意欲の強い相場展開になりそうだ。26日の米国市場はNYダウが260ドル高、ナスダックは108ポイント高だった。予想を上回った経済指標を受けて、景気見通し改善に伴う買いが強まった。また、中国政府が成長目標達成のため財政支援強化する方針を示し、需要回復見通しも支援材料となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比620円高の39280円。円相場は1ドル144円90銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行始まることになりそうだ。9月期末の配当落ち日となるが、約280円と予想されている配当落ち分を即日埋めてくることで上へのバイアスが強まりやすい。9月2日の戻り高値39080円を一気に上放れてくることから、売り方の買い戻しの動きが強まりそうだ。テクニカル面ではボリンジャーバンドの+1σを突破しており、+2σの39455円辺りが意識されてくることになるだろう。
昨日は1055円高と急ピッチの上昇となったが、本日は配当落ち分を即日埋めての一段高により、ダブルインバースなどのヘッジ対応の動きも強まりやすく、インデックスに絡んだ商いが相場全体を押し上げてくることになりそうだ。調整が入る局面では、押し目待ち狙いの買い意欲は強い。為替市場では円相場が1ドル＝145円に接近していることが安心感につながるほか、自民党総裁選投開票を控えるなかで政策期待が高まる。
物色としてはインデックスに絡んだ商いが中心となるなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への物色が強まりそうである。また、円安の流れから輸出関連などへの物色も意識されよう。インデックス中心で中小型株には資金が向かいづらいところではあるが、グロース250指数は25日線が支持線として意識されるなか、抵抗線として機能している200日線辺りのリバウンドをみせてくるようだと、中小型株への物色も強まるだろう。
■東邦銀、25/3上方修正 経常利益 100億円←75億円
東邦銀＜8346＞は2025年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を75億円から100億円に上方修正した。銀行単体において、資金利益が当初予想を上回る見込みとなったほか、与信関係費用が当初予想を下回る見込み。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇（38925.63、+1055.37）
・NYダウは上昇（42175.11、+260.36）
・ナスダック総合指数は上昇（18190.29、+108.09）
・1ドル＝144.90-00円
・シカゴ日経先物は上昇（39280、大阪比+620）
・SOX指数は上昇（5310.50、+177.98）
・VIX指数は低下（15.37、-0.04）
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・牧野フライス＜6135＞3軸立型MC開発、ワーク50％拡大
・日本製鉄＜5401＞仲裁機関、適格性認定、労組との協議前進へ
・チームスピリット＜4397＞テラスカイなどと、中堅企業にERP普及へ共同事業体
・三菱重＜7011＞JAXAと、「H2A」49号機打ち上げ成功
・日産自＜7201＞仏ルノー信託の日産株追加取得、798億円で
・長瀬産業＜8012＞旭化成ファーマの診断薬買収、バイオで成長へ
・JR東日本＜9020＞「こまち」金属片が原因、新幹線連結外れで調査
・IHI＜7013＞車両過給器の独子会社を来春解散
・日野自＜7205＞カナダ集団訴訟60億円で和解へ
・スズキ＜7269＞パキスタン農大とバイオガス研究で覚書
・川崎重＜7012＞米建設大手と戦略協定、商用液化水素供給網を推進
・キヤノン＜7751＞半導体装置巻き返し、ナノインプリントで再参入
・旭化成＜3407＞マフテックと、EV向け電池遮炎材、開発へ
・ベルテクス＜5290＞熊谷組と、高速道路更新にジョイント壁高欄、施工速度を向上
・三菱地所＜8802＞インド物流施設に投資、デリー圏の2物件
・四国化成HD＜4099＞香川に排水向け水処理剤の新工場、来年1月生産開始
・Mipox＜5381＞金沢に営業拠点を来月開設
☆前場のイベントスケジュール
＜国内＞
・08:30 9月東京都区部消費者物価コア指数（前年比予想：+2.0％）
＜海外＞
・10:30 中・8月工業企業利益（7月：前年比+4.1％）
關注以下三個方面，午前27日交易：
■通過當天填補股息下跌部分，更易強化向上的偏好
■東邦銀行，3月25日上調經常性利潤100億日元←75億日元
■上午關注的材料： 牧野銑刀，3軸立式機牀開發，工作臺50％擴大
■通過當天填補股息下跌部分，更易強化向上的偏好
27日的日本股市在買盤優勢下開始，雖然存在過熱感值得警惕的情況，但市場行情可能會變得買氣強勁。26日的美國市場，道瓊斯指數上漲260點，納斯達克指數上漲108點。受到超出預期的經濟因素影響，隨着經濟前景改善，購買力增強。此外，中國政府表示將加強財政支持以實現增長目標，並且需求復甦預期也成爲支撐因素。芝加哥日經225期貨結算價較大阪高出620日元，達到39280日元。日元兌美元匯率在144.90日元左右波動。
日經平均股價形成與芝加哥期貨的套息後，可能會以買盤優勢開始。儘管9月底是股息下跌日，但通過當天填補預計約280日元的股息下跌部分，更有可能強化向上的偏好。從9月2日的回升高位39080日元一舉突破，賣方的回補動作可能會加強。技術面上，已突破布林帶的+1σ，將會引起對+2σ附近的39455日元的關注。
昨日大漲1055日元，但今日通過當天填補股息下跌部分可能會帶來急劇上漲，加劇對雙向交易等對沖的需求，涉及指數交易的商業活動可能推動整個市場走高。在出現調整時，便宜收購的買盤興趣將會增強。在匯市方面，日元兌美元匯率接近1美元=145日元，這種穩定感還將推動政策期望在自民黨總裁選舉投票即將到來之際升溫。
作爲物色的主要對象，與指數相關的交易將成爲主要，對科技股等指數影響大的價值值得關注。另外，由於日元貶值的趨勢，也應該注意對出口相關等的物色。儘管資金主要集中在指數交易，對於中小型股來說可能較難獲得資金，但是隨着成長250指數中的25日均線被看作支撐位意識到，圍繞200日均線作爲壓力位反彈，可能會加劇對中小型股的物色。
■東邦銀行，3月25日上調經常性利潤100億日元←75億日元
東邦銀＜8346＞宣佈修訂2025年3月業績預測，將經常利潤從75億日元上調至100億日元。在單獨銀行業務中，預計資金利潤將超過最初預期，並且信貸相關費用預計將低於最初預期。
前期注意事項
・日經平均指數上漲（38925.63，+1055.37）
・道瓊斯指數上漲（42175.11，+260.36）
・納斯達克綜合指數上漲（18190.29，+108.09）
・1美元=144.90-00日元
·芝加哥日經期貨上漲（39280，大阪比+620）
·SOX指數上漲（5310.50，+177.98）
·VIX指數下跌（15.37，-0.04）
・美國的通貨膨脹期待沉靜化
・活躍的股票回購
・東證提出企業價值提升要求
·牧野弗賴斯＜6135＞三軸立式MC開發，工件50％擴大
·日本製鐵＜5401＞仲裁機構，合格性認定，勞工union談判取得進展
・團隊精神＜4397＞泰勒斯等，與中小企業共同推廣ERP普及合作項目
・三菱重＜7011＞JAXA和，H2A 49號火箭發射成功
・日產自＜7201＞法國雷諾信託的日產股票增持，以798億日元
・長瀨產業＜8012＞旭化成製藥的診斷試劑收購，朝着生物領域的增長
・JR東日本＜9020＞「こまち」列車，金屬片是原因，新幹線連接脫落，展開調查
・IHI＜7013＞汽車增壓器的獨資子公司將於明年春季解散
・日野自＜7205＞加拿大集團訴訟將達成60億日元和解
・鈴木＜7269＞與巴基斯坦農大簽署備忘錄，開展生物氣體研究
・川崎重公司＜7012＞與美國建築巨頭簽署戰略協議，推動商用液態氫供應網絡
・佳能＜7751＞半導體設備扭轉局面，在納米印刷領域重新進入
・旭化成＜3407＞與瑪夫泰克合作，在電動汽車電池阻燃材料方面進行開發
・維爾坦＜5290＞與熊谷組合作，在高速公路更新中，提高了聯合圍牆的施工速度
・三菱地產＜8802＞向印度物流設施投資，涉及德里地區的2個項目
・四國化成HD＜4099＞在香川建設用於排水處理的新工廠，預計明年1月開始生產
・Mipox＜5381＞將於下個月在金澤開設業務基地
上午事件日程表：
＜國內＞
・沒有特別的事情
・08:30 東京都區部消費者物價核心指數（年同比預期：+2.0％）
＜境外＞
・10:30 中・8月工業企業利潤（7月：年同比+4.1％）
