■メディアシーク<4824>の会社概要
(4) ブレインテック・DTx
「脳(Brain)」と「技術(Technology)」をかけ合わせた造語である「ブレインテック」は、脳神経科学とITを融合し、脳計測や検査によるデータを解析し、脳の機能や活動を分析して新しい技術を開発し応用する。ソフトウェアとしての医療機器(SaMD)の開発や、スマートフォンアプリの開発に重点を置いており、特に慢性疼痛治療のためのエビデンスに基づいたプログラム開発に取り組んでいる。加えて、整骨院やフィットネスジムで使用される自社開発のニューロフィードバックサービスを展開している。ブレインテックは、認知症やうつ病などの中枢神経系の疾患の予防と治療に焦点を当て、医療とヘルスケアへ向けて技術の応用を進めている。同社は2016年からブレインテック領域に積極的に取り組み、「ALPHA SWITCH」及び企業向け「ALPHA SWITCH PRO」などのアプリを開発し、同分野で競合他社との競争を展開している。2022年に医療機器製造業者として認可されたことで、大学や製薬会社との連携を強化し、慢性疼痛、てんかん、認知症、パーキンソン病、うつ病、ALS※などの中枢神経系疾患をターゲットに研究を重ねている。最終的には、治療用アプリの薬事承認と保険適用を目指している。
※ 筋萎縮性側索硬化症のこと。筋肉そのものではなく運動系の神経に障害をきたす病気で、手足などの筋肉や呼吸に必要な筋肉がやせ細っていく。
(5) ベンチャーインキュベーション
同社は、出資したスタートアップ企業やベンチャー企業に対し、投資だけではなく、財務、人材、システム構築などあらゆる必要な支援を行う。厳しいスクリーニングを行ったうえで、年間1、2社に絞って投資を行っている。独自技術を持つ有望なスタートアップ企業やベンチャー企業に対し、IPO実現まで一緒に取り組む支援体制を整えたインキュベーションサービスを提供し、最終的にIPO実現によるキャピタルゲインで収益を得る。
これまで同社グループは、バンダイネットワークス(株)(現在は(株)バンダイナムコエンターテインメントに吸収合併)、トラスト<3347>、ダイヤモンドダイニング(現 DDグループ)、JIG-SAW(ジグソー)<3914>、Link-Uグループ<4446>、デリバリーコンサルティング<9240>の6社を上場へと導き、うち1社をバイアウトした実績がある。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
■廣播海公司(4824)的公司資料
(4) 腦技術・DTx
「腦(Brain)」和「技術(Technology)」相結合的詞語「腦技術」,將神經科學和IT融合起來,通過對腦計量和檢查數據的分析,分析大腦功能和活動以開發並應用新技術。該公司側重開發軟件醫療設備(SaMD)和智能手機應用程序,並專注於基於證據的慢性疼痛治療方案開發。此外,他們還推出了自家開發的神經反饋服務,用於整骨診所和健身房。腦技術公司專注於中樞神經系統疾病的預防和治療,將技術應用於醫療保健領域。該公司自2016年開始積極開展腦技術領域項目,推出了「ALPHA SWITCH」和企業版「ALPHA SWITCH PRO」等應用程序,並與同行競爭對手展開競爭。2022年獲得醫療設備製造業者認可後,加強與大學和製藥公司的合作,致力於研究慢性疼痛、癲癇、認知症、帕金森病、抑鬱症、ALS等中樞神經系統疾病。最終目標是獲得治療應用程序的藥物批准和保險適用。
※ 肌萎縮性側索硬化症,是一種影響運動神經而非肌肉本身的疾病,導致手腳等肌肉和呼吸必需肌肉萎縮。
(5) 創業孵化
該公司向其投資的初創企業和創業公司提供投資以外的財務、人力和系統建設等各種支持。在經過嚴格篩選後,他們每年只向一兩家公司投資。他們爲擁有獨特技術的有前景的初創企業和創業公司提供孵化服務,支持實現IPO,並通過最終實現IPO的資本收益獲利。
該公司群目前推動了萬代網絡公司(現已合併爲萬代南夢宮娛樂)、特拉技術(3347)、金剛石餐飲(現 DD集團)、JIG-SAW(3914)、Link-U集團(4446)、交付諮詢(9240)6家公司的上市,並且成功進行了其中一家的收購。
(撰寫:FISCO資深分析師中山博詞)