日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は24日、前日比+2.29(上昇率9.41%)の26.62と上昇した。なお、高値は29.48、安値は26.41。3連休明けの今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合を先週に通過したことから安心感がある一方、日経225先物が先週末までの3日続伸で1520円上昇したことから、目先的な過熱感も意識された。こうした状況から、今日は株価は底堅く推移したが、ボラティリティーの高まりを警戒するムードはむしろ強まり、日経VIは終日、先週末の水準を上回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
日經波動率指數(投資者對未來市場波動程度的預期指數)於24日上漲2.29點(上漲率9.41%),報26.62。其中最高價爲29.48,最低價爲26.41。今日東京股市開市後以買盤爲主,日經225期貨開盤上漲。市場上,由於上週通過了聯儲局公開市場委員會(FOMC)和日本銀行貨幣政策決策會議,市場有一定的安心感。然而,由於日經225期貨在上週末已連續3天上漲1520日元,人們也開始意識到目前市場存在一定的熱度。在這種情況下,雖然今日股價持續走強,但對於波動率的擔憂卻日益加劇,日經波動率指數整日保持高於上週末水平的走勢。
【什麼是日經平均波動率(VI)】
日經平均波動率是衡量日經平均股價一個月內波動幅度的指標。它有一個特點,即在日經平均股價急劇下跌時急速上升,而且通常與日經平均股價呈弱相反關係。另外,其數值上升後會回歸到一定的範圍(大約在20到30之間)。
日經平均VI是市場預期未來1個月日經平均股價變動(波動)的數值。日經平均股價在急劇下跌時會急劇上漲,與通常的反向相關性較弱。另一方面,數值在急劇上升後,也具有回歸到一定範圍(大約20~30)的特點。