<6997> 日ケミコン 1042 -41
大幅反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も1350円から850円に引き下げている。25年3月期営業利益が88億円に達しない場合、種類株式を保有するJISでは、26年3月末以前であっても普通株式への転換権を持つもよう。同期営業利益はコンセンサスの82億円を下回る60億円と予想、株式の希薄化が想定されるとみているようだ。
<4587> PD 2536 +113
大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」、目標株価は3200円に設定。世界トップクラスのペプチド薬創製技術の横展開で多数のペプチド薬を高効率に創製できること、パイプラインのメガファーマ導出で臨床開発のスピードや成功率を高めていること、国内で放射線医薬品を一手に引き受けられる唯一無二のポジションを確立していることなどを高評価。なお、同証券ではネクセラファーマも新規に買い推奨とした。
<6402> 兼松エンジニア 1158 +96
大幅続伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の4.2億円から5.8億円、前年同期比46.5%増に引き上げ。シャシの入庫が順調に進み、主力製品である強力吸引作業車、高圧洗浄車の需要が堅調に推移、想定以上の売上推移となっているもよう。第1四半期実績は同26.2%増であり、一段と増益率が拡大する状況に。なお、通期予想は従来計画を据え置いている。
<3445> RSテクノ 3835 +265
大幅続伸。中国の索尼精密部件有限公司の持分を取得し、子会社化すると発表している。同中国企業は、光学ピックアップモジュールを主業とするが、車載カメラモジュール事業についても長年の事業継続による確かな製造技術力を保有しているもよう。子会社化によって、同社が新たに立ち上げる車載カメラモジュール事業の拡大期待が先行する状況となっているようだ。12月30日が株式譲渡予定日となっている。
<5301> 東海カーボ 930.9 +61.1
大幅続伸。電炉用黒鉛電極の価格が底入れへと一部で報じられ、黒鉛電極を手掛ける同社の買い手掛かり材料につながった。本日はレゾナックも買い優勢の展開に。世界最大手のレゾナック・グラファイトでは今月、電極価格を20%引き上げると発表しており、同業他社にも値上げ追随の動きが広がる可能性が高まっているようだ。電極価格は2019年後半以降、低水準で推移しており、価格上昇が本格化すれば4年ぶりとなるもよう。
<9749> 富士ソフト 9070 -280
大幅続落。米投資ファンドのKKRでは、現在TOBを実施中で、期限までに目標株数を集められなかった場合、同じ価格でTOBを実施する2段階方式の用意があると表明した。同じく投資ファンドのベインが、KKRのTOB価格である8800円を5%程度上回る水準での提案を予告しており、不成立に終わる可能性が出ていることに対応。市場では、価格吊り上げ競争に発展するとの思惑もあったが、こうした過度な期待が後退。
<6417> SANKYO 2030 -155.5
大幅反落。未定としていた上半期の業績・配当予想を公表している。営業利益は350億円で前年同期比23.0%減とし、通期予想は変更なしとしている。また、中間期末配当金は40円とし、年間配当金は従来計画の80円としている。第1四半期業績は市場コンセンサスを上振れ、通期業績・配当予想の上振れ期待が高かった中、通期予想の据え置きをネガティブ視する動きが優勢になっている。
<8622> 水戸証 471 +48
急伸。これまで未定としていた中間期末配当金を15円にすると発表している。前年同期は10円であった。期末配当金は引き続き未定としているものの、仮に中間期末と同水準であれば、年間配当金は前期比6円増の30円となる。これをベースとすると、前日終値水準での配当利回りは7.1%となる。なお、同社では、配当性向50%を基本としており、年間配当金の下限は20円としている。
<2999> ホームポジション 480 +80
ストップ高比例配分。ケイアイスター不動産を割当先とする第三者割当増資の実施を発表している。発行価格は600円。割当株数は333万3400株で、ケイアイスターは35.61%を保有する筆頭株主となる。株式価値の希薄化は発生するものの、割当増資実施に伴う関東エリアへのシェア拡大、借入金及び社債の返済、財務基盤の増強、ケイアイスターとの関係強化などによる今後の収益拡大を期待する動きが優勢となっている。
<6099> エラン 1002 +150
ストップ高比例配分。エムスリーが連結子会社化を目指してTOBを実施すると発表、同社では賛同の意見を表明している。TOB価格は1040円で前日終値比22.1%のプレミアムとなる。買い付け予定数の下限は3036万200株、上限は3332万9453株(所有割合55.0%)。抽選漏れリスクはあるものの、エムスリーとの資本提携効果による今後の業容拡大期待も高く、TOB価格に接近する水準まで買われた。
<6997> 日化學 1042 -41
大幅下跌。摩根士丹利三菱日聯證券將投資判斷從"增持"下調至"減持",並將目標價格從1350日元下調至850日元。如果到25年3月底營業利潤未達88億日元,持有控件股票的JIS將在26年3月底之前擁有普通股票轉換權。據稱,預計營業利潤將低於共識的82億日元,爲60億日元,預計股票稀釋。
<4587> PD 2536 +113
大幅上漲。SMBC日興證券將投資判斷定爲"1",目標股價設定爲3200日元。該公司通過擴大世界一流的肽藥製造技術,能夠高效地創造多種肽藥;通過引入藥物管線,提高了臨床開發的速度和成功率,並在國內確立了無二的放射線藥物品牌。該證券還新推薦了日本尼克賽拉制藥。
<6402> 兼松工程 1158 +96
大幅上漲。公司已宣佈上調上半年業績預測。營業利潤由原先的4.2億日元上調至5.8億日元,同比增長46.5%。輕卡順利入庫,主打產品強力吸力吸塵車、高壓清洗車需求穩健,銷售額超出預期。第一季度業績同比增長26.2%,盈利率進一步擴大。年度預測維持不變。
<3445> RS技術 3835 +265
大幅上漲。宣佈收購中國索尼精密零部件有限公司的持股,並將其成爲子公司。該中國公司主營光學拾取模塊,長年從事汽車載攝像頭模塊業務,保有可靠的製造技術。子公司化將帶來新成立的汽車攝像頭模塊業務的擴大預期。12月30日是股權轉讓預定日。
<5301> 東海碳 930.9 + 61.1
大幅續漲。有報道稱,石墨電極價格已觸底,這成爲處理石墨電極的公司的買入的材料線索。今天暢通無阻地進行。世界最大的石墨電極公司Resonac也是買家優勢的動向。Resonac Graphite在本月宣佈將電極價格上調20%,而同行的公司也有可能跟隨提價的動向。石墨電極價格在2019年下半年以來一直處於低位,據說如果價格上漲,將是四年來的首次上漲。
<9749> 富士軟件 9070 -280
大幅下跌。美國投資基金KKR表示,目前正在進行公開收購(TOB),如果在期限內無法收集到目標股數,將準備進行以同樣價格的2階段方式的TOB。同樣,投資基金Bain預告將以超過KKR的TOB價格8800日元5%左右的水平提出建議,以應對無法達成協議的情況。市場上一度預期會發展成爲價格競爭,但這種過度期望已經後退。
<6417> SANKYO 2030 -155.5
大幅下跌。公佈了上半年業績和分紅預測,營業利潤爲350億元,較去年同期減少23.0%,全年預測無變化,中期最終分紅爲40日元,年度分紅保持原計劃的80日元。第一季度業績超過市場共識,但由於市場對年度業績和分紅預測的上漲期望較高,將其保持不變被看作是負面因素。
<8622> 水戶證券 471 +48
急升。已宣佈將中期期末配當金提高至15日元。去年同期爲10日元。雖然期末分紅仍未決定,但如果與中期期末水平相同,年度分紅將增加6日元至30日元。以此爲基礎,按照前日收盤水平計算的股息率爲7.1%。此外,該公司的分紅政策以股息支付比率爲50%爲基準,年度分紅下限爲20日元。
<2999> 家庭頭寸 480 +80
漲停價比例分配。KeiAIStar房產分配對象,公佈實施第三方賦值增資。發行價格爲600日元。配發股數爲333.34萬股,KeiAIStar持有35.61%成爲首要股東。股票價值雖然會發生稀釋,但隨着賦值增資的實施,東京地區的市場份額擴大,債務和公司債的償還,財務基礎的增強,以及與KeiAIStar的關係加強等,預計未來收益擴大的動向將佔據主導地位。
<6099> Elan 1002 +150
漲停價比例分配。M3宣佈將實施擬收購子公司的要約收購,該公司已表示認同意見。要約收購價格爲1040日元,比前日收盤價溢價22.1%。收購計劃數的下限爲3036.2萬股,上限爲3332.9453萬股(持有比例爲55.0%)。儘管存在漏洞風險,但由於M3與資本提攜效果,未來業務擴張預期較高,市場上已經購買了接近要約收購價格的水平。