ニデック株式会社（以下、当社）は、2024年3月に設定した2030年度までのCO2排出量削減目標が、パリ協定における「1.5℃目標」を達成するための科学的根拠に基づいた目標と認められ、国際的気候変動イニシアチブのSBTi（Science Based Targets initiative）よりSBT認定を取得しました。

2030 年度の CO2 排出量削減目標

スコープ 1・2	2030 年度までに 42%削減（2022 年度比）
スコープ 3（カテゴリー1･11）	2030 年度までに 25%削減（2022 年度比）

当社は、2021 年 7 月に発表した中期戦略目標である「Vision 2025」において、「ESG 経営で評価される企業に！」を主要戦略の 1 つと定めており、2040 年度までにスコープ 1・2 をネットゼロとする CO2 排出量削減目標を設定しました。さらに、2024 年 3 月には、新たにスコープ 3 を含む中長期の CO2 排出量削減目標を設定しました。

このたび、SBTi より 2030 年度までの中期目標に関して SBT 認定を取得しました。今後、目標達成に向けて、再生可能エネルギーの導入や省エネ活動を通じて、事業活動における CO2 排出量を削減するとともに、省エネルギー製品や軽薄短小の技術を活用した省資源製品の開発、そして低炭素材料の活用等を通じて、サプライチェーン全体のCO2 排出量削減に取り組んでまいります。

当社は、今後も「世界一高性能なモータで地球に貢献する」という使命のもと、軽薄短小の技術を生かした様々な高効率モータをはじめとする技術とソリューションで、世界の脱炭素化に貢献してまいります。