日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比-0.02(低下率0.07%)の29.07と小幅に低下した。なお、高値は29.42、安値は28.09。昨日の米株式市場は指数によって高安まちまちとなり手掛かり材料となりにくい中、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後は日経225先物は下げに転じたが下値は堅く、市場心理が大きく悪化することはなかった。一方、米国で今晩発表される8月の雇用統計への警戒感もあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードの緩和も限定的で、日経VI午後は概ね昨日の水準近辺で推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
日經平均波動率指數(投資者對未來市場變動的預期)於6日小幅下跌,前日比-0.02(下降率0.07%)至29.07。最高價爲29.42,最低價爲28.09。昨天的美國股市指數波動,難以提供明確線索,而今天的東京股市則以買入爲主導,日經225期貨上漲,日經VI下跌開始交易。交易開始後,日經225期貨轉爲下跌,但下跌幅度有限,市場心理並未大幅惡化。另一方面,由於對即將公佈的8月就業統計數據的警惕,對波動率上升的擔憂也較爲有限,所以午後的日經VI在昨天的水平附近波動。
【什麼是日經平均波動率(VI)】
日經平均波動率是衡量日經平均股價一個月內波動幅度的指標。它有一個特點,即在日經平均股價急劇下跌時急速上升,而且通常與日經平均股價呈弱相反關係。另外,其數值上升後會回歸到一定的範圍(大約在20到30之間)。
日經平均VI是市場預期未來1個月日經平均股價變動(波動)的數值。日經平均股價在急劇下跌時會急劇上漲,與通常的反向相關性較弱。另一方面,數值在急劇上升後,也具有回歸到一定範圍(大約20~30)的特點。