■株主還元策
ラクト・ジャパン<3139>は株主への利益還元を経営の最重要課題と位置付けており、中長期的な成長実現のために、アジア・チーズ製造販売事業をはじめとする成長への投資と財務体質の強化を両立させながら、安定配当をベースに増配と配当性向の向上を目指している。2022年11月期までは期末の年1回配当を基本方針としてきたが、株主への経営成績に応じた利益還元機会の充実を図るため、2023年11月期から年2回配当を実施することとした。2024年11月期の配当は、1株当たり76.0円(中間配当31.0円、期末配当45.0円)を予定している。決算予想の親会社株主に帰属する当期純利益を上方修正したことに伴い、期初予想の前期比14.0円増配を28.0円増配へ上方修正した。配当性向は25.2%と前期を2.0ポイント上回る予定だ。また、配当に加えて株主優待も実施しており、株式の継続保有年数に応じてQUOカード、またはカタログギフトを年1回進呈している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
股東回報策略
Lacto Japan <3139> 將股東利益回報作爲經營的最重要課題,同時致力於實現中長期增長,通過同時投資亞洲乳酪製造和銷售和財務結構的強化,在穩定的分紅基礎上,致力於增加分紅和提高股息支付比率。雖然在2022年11月期中僅爲股東實施了一次每年一次的期末股息,但爲了擴大利潤回報機會,從2023年11月期開始將實施年兩次股息支付。2024年11月期的分紅將達到每股76.0日元(中間分紅31.0日元,期末分紅45.0日元)。由於修正了歸屬於控股公司股東的當期淨利潤的預測,將前期比14.0日元的預期增配修正爲28.0日元的增配。預計股息支付比率爲25.2%,比上期高2.0個百分點。此外,除了分紅外,還實施優惠待遇,股東可根據持有股票的時間,每年獲得一次QUO卡或課程目錄禮品獎勵。
(編寫:Fisco客戶體驗分析師Matsumoto Akira)