20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■短期筋の買い戻しを誘う流れに
■あいHD、24/6営業利益 4.4%増 98.53億円、25/6予想 6.6%増 105億円
■前場の注目材料:住友商事<8053>銀農薬を国内販売、中米新興と独占契約
■短期筋の買い戻しを誘う流れに
20日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はあるものの、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。19日の米国市場は、NYダウが236ドル高、ナスダックは245ポイント高だった。米経済が急速な減速を回避し、ソフトランディングが可能との期待から買いが先行した。また、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁やミネアポリス連銀のカシュカリ総裁、シカゴ連銀のグールズビー総裁が週末のインタビューで、9月の利下げに前向きな姿勢を示したことも支援材料となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比650円高の37820円。円相場は1ドル146円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションでリバウンドを強めており、日中取引で割り込んでいた25日線を回復し、終盤にかけて上げ幅を広げ、一時37870円まで買われる場面もみられた。昨日の日経平均株価は後場に入り下へのバイアスが強まっていたが、短期筋の買い戻しを誘う流れになりそうだ。
ただし、ジャクソンホール会議での米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいと考えられ、節目の38000円接近では利益確定に伴う売りが入りやすいだろう。また、昨日の下落要因となった為替市場の動向にも注意する必要があり、再び円高傾向を強めてくる局面では先物主導での売り仕掛け的な動きに向かわせやすいと考えられる。そのため、25日線近辺での押し目狙いのスタンスになりそうである。
物色としては、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が、日経平均株価をけん引することが見込まれる。米国ではAMDやエヌビディアが4%を超える上昇をみせており、ナスダック指数は8日続伸だった。ナスダック指数は25日、75日線を突破し、7月23日以来の水準を回復してきており、ハイテク株への支援材料になるだろう。もっとも、S&P500指数も強い動きが続いており、こちらも8営業日続伸で7月18日以来の水準を回復している。
東京市場においてもインデックス買いが中心ではあるものの、幅広い銘柄が買われることになりそうだ。日経平均株価は25日線が支持線として意識されてくるようだと、75日線が位置する38655円辺りが射程に入ってくるため、売り方の買い戻しの動きが強まる可能性もありそうだ。
■あいHD、24/6営業利益 4.4%増 98.53億円、25/6予想 6.6%増 105億円
あいHD<3076>が発表した2024年6月期業績は、売上高が前期比7.4%増の498億1200万円、営業利益は同4.4%増の98億5300万円だった。セキュリティ機器は、マンション向けで、分譲、賃貸ともに自社更新が堅調で、新規獲得も順調に推移した。また、法人向け販売も「見える化」ニーズを取り込み好調だった。設計事業については、官公庁及び民間から構造設計を順調に受注した。2025年6月期業績は、売上高が前期比36.5%増の680億円、営業利益は同6.6%増の105億円を計画。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(40896.53、+236.77)
・ナスダック総合指数は上昇(17876.77、+245.05)
・1ドル=146.60-70円
・シカゴ日経先物は上昇(37820、大阪比+650)
・SOX指数は上昇(5266.57、+96.32)
・VIX指数は低下(14.65、-0.15)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・住友商事<8053>銀農薬を国内販売、中米新興と独占契約
・ディー・エヌ・エー<2432>グループのGO、ローソンと法人EV急速充電、横浜で本運用
・セブン&アイHD<3382>カナダ社から買収提案、特別委で検討
・東京電力HD<9501>3グラム以下のデブリ試験採取、22日にも開始
・三井物産<8031>シンガポール機内食、冷凍食品など健康志向に照準
・丸紅<8002>米食用油脂を買収、現地の健康需要狙う
・マツダ<7261>ラージ第4弾「CX-80」今秋投入、品質育成の結晶
・プレス工業<7246>本社改築、柔軟な働き方対応、26年秋竣工
・三菱重<7011>台湾社協業、アンモニア発電を事業化
・東洋紡<3101>東洋紡エムシー、海外完成車向け開拓、素材、共同開発提案
・カーリット<4275>磁気光学材料に参入、次世代通信へ提案
・ユニチカ<3103>ユニチカトレーディング社長・芦田氏、黒字化へ海外販路拡大
・アミタHD<2195>インドネシアに合弁設立、廃棄物を再資源化
・ブリヂストン<5108>給水給湯配管を10月値上げ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・07:45 NZ・7月貿易収支(6月:+6.99億NZドル)
・10:00 中・1年物ローンプライムレート(現行3.35%)
在20日的交易中,我們應該關注以下三個方面的積分。
引導短期投機者回購行動的趨勢
愛HD24/6業務利潤增長4.4%,達到98.53億日元,25/6預測增長6.6%,達到105億日元
住友商事<8053>通過與中美新興國家的壟斷協議,國內銷售銀農化製品
引導短期投機者回購行動的趨勢
20日的日本股票市場雖然有可能出現僵局,但在一輪買盤後,下調目標的買盤意願似乎很強。19日的美國市場上,道瓊斯指數上漲了236點,納斯達克指數上漲了245點。由於市場預期美國經濟能夠避免大規模放緩,因而存在先買的可能。此外,來源於美國舊金山聯邦儲備銀行、明尼阿波利斯聯邦儲備銀行和芝加哥聯邦儲備銀行的主席們在週末的採訪中表示,對9月減息的前景持樂觀態度,這也成爲了支持股票市場的消息。芝加哥日經225期貨的結算價格爲大阪比650日元高的37820日元。貨幣交易價格推移在1美元兌換146.60日元附近波動。
由於債券期貨已經確認爲購入,所以似乎會有缺口上漲的情況。日經225指數期貨在夜間收盤時強勁反彈,在日內交易中調整了25日均線,最終上漲並達到37870日元。在昨天的日經平均股價趨勢中,採取回購買盤的勢頭似乎會有所增強。
但是,由於需要觀察美國聯邦儲備理事會FRB主席鮑威爾在傑克遜霍爾會議上的講話,所以可能會加強觀望情緒,在接近週期性峯值的38000日元附近,可能會出現利潤套現導致賣出的情況。另外,需要注意的是昨天外匯市場的動態,如果反彈日元的趨勢再次加強,那麼期貨就有可能受到賣出壓力。因此,看起來在25日均線附近回調買盤的傾向性似乎會很明顯。
股票抽檢帶動着高影響指數的高科技股可能會推動日經股票平均價的走勢。美國的AMD和英偉達都出現了超過4%的增長,納斯達克指數已連續8天上漲。納斯達克指數已突破了25日和75日均線,恢復到了7月23日以來的水平,這也將成爲對高科技股的支持資料。不過,標普500指數也在維持着強勁的動力,同樣繼續上漲,已經恢復到了7月18日以來的水平。
在東京市場上,雖然指數購買仍是核心,但似乎將會買進很多品種。如果日經平均股價預計會在25日均線處固定支持線,並進入目標範圍的38655日元左右附近,那麼賣方的回購購買力度也可能會明顯增強。
愛HD24/6業務利潤增長4.4%,達到98.53億日元,25/6預測增長6.6%,達到105億日元
AI HD <3076>公佈的2024年6月期經營業績中,銷售額爲498.12億日元,同比增長7.4%,營業利潤爲9853億日元,同比增長4.4%。安防半導體業務方面,針對公寓的自主更新購買和出售均維持強勁,而在公司內部,則以收購的形式吸納市值需求並且迅猛推進。針對企業的銷售,通過購買「可視化」方面的需求,也表現強勁。設計業務方面,順利從政府及民間接收來自結構設計方面的訂單。公司就2025年6月期業務計劃上線,計劃銷售額達680億日元,同比增長36.5%,營業利潤增長6.6%,達到105億日元。
前期注意事項
・道瓊斯指數上漲(40896.53,+236.77)
・納斯達克指數上漲(17876.77,+245.05)
・1美元 = 146.60-70日元
・大阪比,日經期貨上漲(37820,+650)
・SOX指數上漲(5266.57,+96.32)
・VIX指數下降(14.65,-0.15)
・美國長期債券收益率下跌
・美國通脹降溫預期
・活躍的股票回購
・東證提出企業價值提升要求
住友商事 <8053> 通過與中美新興國家的壟斷協議,國內銷售銀農化製品
・DNAG <2432> 集團的GO與羅森在橫濱開始進行企業用急速充電的正式運營。
・Seven&iHD<3382> 正在考慮從加拿大公司進行收購提案
・東京電力HD <9501> 將於22日開始收集3克以下的瓦礫進行測試
・三井物產 <8031> 瞄準新加坡飛機內食品、冷凍食品等健康導向產品
・丸紅 <8002> 收購美國食用油脂,瞄準當地的健康需求。
・馬自達汽車 <7261> 推出第四代大型車Cx-80,是品質開發的結晶。
・茨城縣工業園區海外銷售支援中心毗鄰廠的株式會社波托爾(本社:茨城縣笠間市,代表取締役社長:久保息吉,下稱波托爾)可以提供在同一個地方進行研究與開發的機動性。
・三菱重工業 <7011> 共同開展臺灣氨發電業務。
・東洋紡織 <3101> 通過東洋紡織MC,向海外完成車提供材料並共同開發提案。
・卡里特<4275> 進入磁光材料,提出適用於下一代通信的方案。
・優尼可<3103> 優尼可貿易公司總經理·蘆田爲了盈利而擴大海外市場。
・AmitaHD <2195> 與印度尼西亞合資設立公司,實現廢物再利用。
・普利司通<5108> 將於10月漲價。
上午事件日程表:
<國內>
・沒有特別的事情
・暫無特別說明
<境外>
・07:45 NZ 7月貿易收支(6月: +6.99億紐元)
・10:00 中國1年期貸款主板利率(3.35%)等等。