以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年8月12日12時に執筆
皆様、おはこんばんちは。大安売り・大暴落の相場を経て個人投資家の息遣いがなかなか感じない今日この頃ではありますが、そんな中でも虎視眈々と良い株を探している人もいらっしゃるはずです。わたし自身もまた、そんな株をにらみつつ、ニヤつく日々のさなさえです。
夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も2年目…はや81回目です。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<あの大暴落は何だったのか?>
しつこいようですが、8月5日のあの暴落は結局「何ショック」だったのでしょうか。コロナショックやチャイナショックなど…市場全体が何らかの原因による大暴落はこれまで何度となくありましたが、今回に関しては米国の景気減速懸念(?)日米中央銀行の政策(?)キャリートレードのロールバック(?)…ちょっとまだしっくりこないのがありますね。
ただ、投資家の将来的な相場に対する不安を表すVIX指数で当時を振り返ると見ると、通常は20を超えて市場はビビりモード、そして40を超えて急落相場とされる中で…先の2020年2月のコロナショック時の83、2008年11月のリーマン・ショック時の81に次ぎ、8月5日の暴落時は66という数字を叩き出しています。つまり、相当な「暴落相場」ではありました。ただ4451円という日本だけ際立つ歴史的な下げ方と、その数字には「超パニック売り」という表現が相応しいかと思います。
いずれ相応の金融メディアによって「〇〇ショック」との呼び名が決められていくのでしょうが、個人的には前述したキャリートレードにおいて、ヘッジファンドによる円安/ドル高のポジションの積み上がりがいわゆるバブル状態であり、7月末の日銀の追加利上げと米国の景気減速懸念がきっかけとなったポジションの解消の連続が、バブル崩壊につながった最大の要因と考えています。
とはいえ、現状として大きな波乱や不安が長引く要因が特にないと判断されるのであれば、投資家としてはこの安くなった後の相場をチャンスと捉えてもよいのではないでしょうか。その上で今回もわたしが直近で「強気」として注目した株をいくつかご紹介させていただきます。
<直近で期待する注目株>
まずはバリュー株から、直近の決算で動いてきたダイキョーニシカワ<4246>です。自動車向けプラスチック部品の製造販売などを展開する企業ですが、8日の決算で業績急改善もあって今期経常を一転上方修正との内容が好感されています。相当割安な同社株価を見ると、ここからの反発に期待です。同様に自動車部材関連からは鈴木<6785>も8日の決算では2期連続の最高益に加えて34円の増配も発表した事で、9日には一気に高値を目指そうとするほどのストップ高をつけてきました。こちらもまだまだ割安ですね。日産自動車<7201>の新車輸送や中古車輸送などを担うゼロ<9028>も8日の好決算と増配で再び高値をとってきていますが、こちらもその安さからも注目できそうです。
また先の急落以前からハイテク株売りが反発に期待したい半導体関連株も見ています。7日の決算で引き続きその成長性を示したレーザーテック<6920>は、増配も発表している事からも、海外勢など大型資金による買いが続くかと注目中です。事実、この決算内容を見て大手証券も一気にレーティングをあげてきていますしね。13日に決算を控えたワイエイシイHD<6298>は業績改善に期待中ですが、既に株価は割安です(※当記事は12日に執筆しました)。9日の決算で好調さを示したタツモ<6266>、そして半導体関連装置事業が好調なローツェ<6323>も先の急落相場で相応に調整はしたはず…いずれもパワー半導体市場の拡大もあってここから見ておきたい株です。
最後に直近で注目した個別株からは…7月31日の決算で業績の急改善を示した明電舎<6508>。そして8月7日の決算が好調だった丸運<9067>は、暴落相場に負けない日本の官民で注力する「水素」に関わるサプライヤーとして期待の強さと共に、PBR1倍割れ企業としても注目中です。
はい、今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
以下是由Sanasae,一位菲斯科社交報告員和個人投資者(博客名:「Sanasae的美麗投資人生」)撰寫的評論。在菲斯科,我們與積極發佈信息的個人合作,致力於向投資者發佈更多樣化的信息。
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※2024年8月12日12點撰寫
大安賣出・大暴跌的股市,即使在個人投資者的呼吸也感受不到的這段日子裏,也應該有正在虎視眈眈尋找好股票的人。我本人也是這樣,注視着那樣的股票,在每天的快樂中微笑。
夕刊富士舉辦的株式1 GP總決賽季軍(21年度)的阿拉福女性投資者撰寫的本文的連載也進入了第二年...已經進行到了第81次。本回也將一如既往地與標題的專欄一起,介紹最近備受關注的股票。
<那個巨大的下跌是什麼?>
雖然有點追求,但那個8月5日的下跌最終到底是「什麼衝擊」呢?雖然市場全面跌宕起伏,如冠狀病毒衝擊等……但是市場整體由於某種原因導致大規模下跌,這已經發生了無數次,但對於這次,我們仍然有點若有所思(?)美國經濟放緩擔憂(?)美國和日本中央銀行的政策(?)Carry Trade的回滾(?)……還有一些事情沒有安頓呢。
但是,如果回顧當時反映投資者未來市場擔憂的VIX指數的話,正常情況下市場會在20以上處於緊張狀態,並被視爲急跌交易,但在2020年2月的冠狀病毒衝擊和2008年11月的雷曼衝擊之後,8月5日的暴跌時期擊打的數字爲66。 (?)之間。也就是說,這是相當大的「暴跌市場」。但是4451日元是僅日本突出的歷史性下跌方式,這個數字可以稱爲「超級恐慌賣出」。
然而,我認爲在適當的金融媒體中,將會決定將其稱爲「 ○ , ○ 共同衝擊」,但是就我個人而言,在上述Carry Trade中,以空頭對沖基金的匯率/ 日元高位的頭寸疊加是典型的泡沫狀態,並且該泡沫崩潰是導致泡沫崩潰的最大因素,而日本銀行7月底的加息和美國的經濟放緩擔憂成爲了更高的位置。這是解決問題的關鍵。
然而,只要判斷沒有大的震盪或不安情況長期存在的因素,投資者就可以將這個價格下降後的市場視爲機會。在這個基礎上,我還將介紹一些我最近「看好」的股票。
<近期期待的受關注股票>
首先是價值股,近期在最新決算中動盪的大京西川<4246>。這是一家從事汽車用塑料零件製造和銷售的公司。在8日的決算中,由於業績突然好轉,因此修正了本期常態內容,並受到了好評。當看到相當便宜的同公司股票價格時,期望它的反彈從這裏開始。同樣,從汽車零部件相關行業中,鈴木<6785>在8日的決算中連續第二次創下最高盈利,宣佈了增加34日元的分紅,因此在9日一口氣漲到了漲停價。這個價格看起來也很便宜。負責日產汽車<7201>的新汽車和二手汽車運輸等的ZERO<9028>在決算打好和紅利之後,再次進入高位,但是由於價格相當便宜,因此也值得關注。
此外,我也看到了期望科技股的半導體相關股票,在此反彈。顯示了其增長性的激光技術<6920>於7日決算中,由於宣佈增加分紅,因此大型資金如海外人士持續購買。實際上,在看到這個決算的內容後,大型證券公司也一口氣提高了評級。雅魯克HD<6298>爲期待業績改善,但股價已經過剩(*本文是在12日編寫的)。在8月9日的決算中,表現良好的Tatsumo<6266>和增長較好的半導體相關裝置業務的lowse<6323>應該已經調整了。它們都是需要注意的股票,因爲它們預計從這裏開始看到半導體市場的擴大。
最後從近期關注的個別股票中…7月31日發佈業績報告,並表現出業績急劇改善的明電舍<6508>。在暴跌行情中,8月7日發佈業績報告表現良好的丸運<9067>是涉及「氫」的供應商,在日本政府和民間力量中積極發力,並且作爲一家PBR低於1的公司也備受關注。
好的,這次就這樣了。
最近在我的博客文章中,除了上述的股票外,還會選取每個月月刊中的「熱門三標籤」,並在每個週末測量其價格差異。當然,還討論了關於股票以外的多種話題...隨時歡迎您加入(笑)。好了,我們下次再見,愉快的交易。
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作者:Sanae
博客名稱:「Sanae的美麗投資生活」