以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年7月8日10時に執筆
AI市場が拡大していくと、それらを安全に活用できるようなインフラの整備が必要ですな。日本企業を狙ったサイバー攻撃のニュースも散見されていますが、早速そのサイバーセキュリティ対策についても協議されてきておりますな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
サイバー攻撃に関する直近のニュースでは、KADOKAWA<9468>が「BlackSuit」と名乗るハッカー集団からサイバー攻撃を受けたと報じられました。同社の保有する個人情報や契約情報が流出した疑いがあり、同社子会社のドワンゴが運営するニコニコ動画などのサービスも利用できないようです。7月に入ってもまだ復旧に時間を要しているようです。
政府としても「能動的サイバー防御」の導入へ向けて、官民連携の強化を進める方針です。国が率先してサイバー対策を講じる事で、民間企業のレベルも向上するのではないでしょうか。日本を著名IT企業であるドワンゴでさえ、サイバー攻撃を受けてダウンしてしまうというのはやはりショックですな。
先のセキュリティ・クリアランス制度の話題の際にも話題となりましたが、今回のサイバー攻撃に関する一連の報道は、今後のAI市場やデータセンター需要の拡大を背景に、改めて重要なサイバーセキュリティ関連株へと物色が入っております。
日経平均は再び高値を更新し、そろそろ大型バリュー株から…IT系企業の多い中小型グロース株への資金流入に期待したいところ…今回は前述したそんなテーマ株と、直近でチェックした個別株をご紹介して参ります。
まずはサイバーセキュリティ関連からソリトンシステムズ<3040>です。エッジAI関連としても思惑がある同社は、チャート(日足)が底を打って切り返しております。業績も堅調で、どこまで下値を切り上げるか監視中です。
情報セキュリティ技術に強みを持つラック<3857>も直近で下値を切り上げておりますねえ。4月に付けた高値843円を上回り、大台の1000円を目指すか注視です。過去には、同社と野村総合研究所<4307>がクラウドプラットフォーム向けマネージドセキュリティサービスの新会社を設立した経緯もあり要チェックですな。
KADOKAWAのサイバー攻撃で思惑買いが流入したアズジェント<4288>は、時価総額は100億以下の小型株らしく足が軽いですねぇ。25年3月期は黒字転換する見通しで、セキュリティ需要が高まっている中で、このままシンボルストックとなれるか…ですな。
こちらも「ヤライ」などサイバーセキュリティ製品の開発を手掛けるFFRIセキュリティ<3692>です。PBRなどで割安感は無いものの、直近で75日線を上抜きました。25年3月期は過去最高益を更新する見通しです。月足レベルでは長期の下落トレンドから転換する兆しが見えてきましたな。
残りは最近のブログでも追いかけている「割安で業績期待の高い中小型株」より…コネクタ大手のI・PEX<6640>です。直近でも年初来高値を更新する動きが続いております。PBR1倍割れであり、先の決算では上方修正も発表しており好調です。増配や自社株買いなど株主還元が拡充すれば、さらに物色される可能性もあるかもしれませんな。
最後は三和油化工業<4125>です。同社は廃棄物から貴金属を回収する技術を持っており、サーキュラーエコノミー関連として注目されておりますな。また、業績も安定感があり近年は増配傾向にあるので、こちらも株主還元に対する姿勢に期待したいですねぇ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
下面是由富途社區記者個人投資者「有限亭玉介」先生(博客:賺錢的股票信息「貓先生的股票沒有天花板」)撰寫的評論。 富途積極與個人信息發佈方合作,努力向投資者傳遞更多樣化的信息。
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※2024年7月8日10時撰寫
隨着AI市場的擴大,需要建設能夠安全利用這些技術的基礎設施。針對日本企業的網絡攻擊新聞時有發生,目前關於網絡安全措施的討論也在進行中。
再次表示,我是有限亭玉介,撰寫了博客「賺錢的股票信息『貓先生的股票沒有天花板』」
關於網絡攻擊的最新消息,KADOKAWA<9468>報告稱遭遇名爲「BlackSuit」的黑客團體進行網絡攻擊。公司持有的個人信息和合同信息可能已流出,旗下子公司DWANGO經營的Niconico視頻服務似乎也無法使用。即使進入7月,恢復仍需時間。
作爲政府,推進「主動網絡防禦」的引入,加大公私合作的力度。國家率先採取網絡對策,民間企業的水平也將提高。即使是日本著名IT企業DWANGO也遭受了網絡攻擊而崩潰,這確實令人震驚。
在先前關於安全清算制度的話題中也引起了討論,但此次有關網絡攻擊的一系列報道,在未來AI市場和數據中心需求擴大的背景下,再次引起了對重要的網絡安全相關股票的關注。
日經平均再次創下最高價,我們期待資金流入到以IT企業爲主的中小型成長股,而不是大型價值股……這次將介紹前述的概念板塊和最近關注的個股。
首先是網絡安全概念相關的索利頓系統<3040>。作爲邊緣AI相關的公司,該公司的k線(日線)已經觸底反彈。業績穩健,我們正在關注其下行趨勢究竟會如何提升。
在信息安全技術方面具有優勢的樂克<3857>,最近也在提高底部價格。超越4月創下的843日元最高價,是否能瞄準1000日元的大關值得關注。過去,該公司與野村綜合研究所<4307>曾共同成立了雲平台管理安全服務的新公司,這也值得查看。
因KADOKAWA的網絡攻擊而資金流入的阿茲簡特<4288>,流通值低於100億,屬於小型股,反應靈敏。預計在25財年3月期將實現扭虧爲盈,考慮到安全需求的上升,是否能繼續成爲標的股票值得關注。
這也是開發「亞雷」等網絡安全產品的FFRI安全<3692>。雖然PBR等沒有顯著的便宜感,但最近已突破75日均線。預計在25財年3月期將創下歷史最高利潤。從月線來看,長期下跌趨勢的轉變跡象也逐漸顯現。
剩下的是最近博客中追蹤的「便宜且業績期待高的中小型股」,例如連接器大手I·PEX<6640>。最近的走勢繼續創下年初以來的最高價。PBR低於1倍,而且在上次業績中也公佈了上調預期,表現良好。如果增加分紅和股票回購等股東回饋措施,可能會得到更多關注。
最後是三和油化工業<4125>。該公司擁有從廢物中回收貴金屬的技術,因而受到循環經濟相關領域的關注。此外,業績也穩定,近年來呈現出增加分紅的趨勢,因此我們對其股東回饋的態度也充滿期待。
好的,雖然話有些長,但在我的博客中,我介紹了這些「當前強勢的個股和概念板塊」。如果您有空的話,請來看看吧。 我和我親愛的貓兒子「Ar」將等待您的光臨。
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撰稿人:有限亭玉介
博客名:貓老闆的股票沒有接近頂端的概念