■株主還元
昭栄薬品<3537>は株主還元についての基本方針として、「将来の事業展開のために必要な内部留保を確保しつつ、安定配当を継続実施する」を掲げている。基本的には、過年度の1株当たり当期純利益を基に、25%以上の配当性向を目標としている。
この方針に基づき、2023年3月期は年間36.0円(配当性向25.4%)、2024年3月期も年間38.0円(同26.3%)を実施した。2025年3月期も減益予想にもかかわらず年間38.0円(予想配当性向37.1%)を予定している。
同社はまた、同社株式への投資の魅力をより一層高め、中長期的に株式を保有してくれる株主の増加を図ることを目的に、株主優待制度を新設したことを2023年12月に発表した。この制度は持株数に応じて一定のポイントが進呈され、貯まったポイントに応じて5,000種類以上の優待商品に交換することができるものである。毎年3月末日時点で同社株主名簿に記載または記録された3単元(300株)以上を保有する株主が対象である。なおポイントは「1ポイント ニアリーイコール 1円」相当としている。このように、現金配当に加えて株主優待を実施している同社の姿勢は評価に値するだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
股東回報
昭榮藥品<3537>將“保留內部資本以支持未來業務發展,同時繼續進行穩定的分紅”作爲股東回報的基本方針。基本上,以過去一年度每股的當期淨利潤爲基礎,目標將配當性向設定在25%以上。
根據這一政策,2023年3月期實施了年度36.0日元(配當性向25.4%),2024年3月期也實施了年度38.0日元(同26.3%)。儘管預計2025年3月期將出現減盈,但仍計劃實施年度38.0日元(預計配當性向爲37.1%)的分紅。
該公司爲了提高其股票的投資吸引力,增加持有股票的中長期股東數量,於2023年12月公佈了股東優待制度。該制度會根據持股數量發放一定數量的積分,積分可以用於兌換5000多種的優惠商品。只有持有3個單位(300股)或以上的股東才有資格參加該制度,而積分相當於“1積分=近似於1日元”。可以說,該公司實施股東優惠除了現金分紅外,更得到了廣泛的好評。
(作者:日經FISCO客座分析師 寺島昇)