3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■こう着感が強まりそうだが先高期待の強い相場展開に
■霞ヶ関キャピタル、3Q営業利益 249.2%増 36.43億円
■前場の注目材料:マクセル、全固体電池を開拓、新事業・M&Aに最大100億円
■こう着感が強まりそうだが先高期待の強い相場展開に
3日の日本株市場は、買い先行で始まった後は次第にこう着感が強まりそうだが、先高期待の強い相場展開になりそうだ。2日の米国市場は、NYダウが162ドル高、ナスダックは149ポイント高だった。週末に6月の米雇用統計の発表を控え様子見姿勢が広がる中、足元で上昇していた銘柄に利益確定の売りが先行した。その後、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、インフレは再び鈍化傾向にあると指摘したことで長期金利が低下し、アマゾンやアップルなど主要ハイテク株が買われ相場を支えた。シカゴ日経平均先物は日中大阪比150円高の40260円。円相場は1ドル161円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時39850円まで売られたが、その後は強いリバウンド基調をみせており、40280円まで買われる場面もみられた。4万円辺りでの攻防が続くとみられていたが、4万円を支持線としたトレンドが意識されやすく、押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。
米国では3日は短縮取引となり、4日が独立記念日で休場となる。既に休暇を取っている参加者も多いと考えられ、海外勢のフローは限られそうである。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はありそうだ。一方で、昨日は後場に入り断続的にインデックスに絡んだ資金流入が目立っていた。積極的な上値追いの動きは限られるものの、参加者が限られるなかでインデックス買いが機械的に入ってくるようだと、上へのバイアスが強まりやすいだろう。
米国ではアマゾン・ドット・コム、アップル、メタプラットフォームズなど大型テック株の一角が買われていた。エヌビディアは下落したが、アームホールディングスは3%近く買われていたため、ソフトバンクグループ<9984>の支援材料になりやすい。また、ファーストリテ<9983>が昨夕発表したユニクロの6月国内既存店売上高は、前年同月比14.9%増だった。これが材料視されるようだと、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均株価を牽引する形になりそうだ。
日経平均株価は昨日の上昇でボリンジャーバンドの+2σ(39830円)を突破し、+3σ(40310円)に接近してきた。+3σ近辺では過熱感が警戒されやすく利益確定の売りが入りやすいだろうが、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
■霞ヶ関キャピタル、3Q営業利益 249.2%増 36.43億円
霞ヶ関キャピタル<3498>が発表した2024年8月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比82.0%増の335.95億円、営業利益は同249.2%増の36.43億円だった。温暖化に対する意識の高まりで環境にやさしい自然冷媒を用いた冷凍倉庫の建て替え需要を取り込んだ。2024年8月期業績は、売上高が前期比60.9%増の600億円、営業利益は同91.3%増の85億円を計画。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(40074.69、+443.63)
・NYダウは上昇(39331.85、+162.33)
・ナスダック総合指数は上昇(18028.76、+149.46)
・シカゴ日経先物は上昇(40260、大阪比+150)
・SOX指数は上昇(5544.99、+67.85)
・VIX指数は低下(12.03、-0.19)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・マクセル<6810>全固体電池を開拓、新事業・M&Aに最大100億円
・住友化学<4005>農薬事業を拡大、低環境負荷、欧米で商機
・パナソニックHD<6752>自社専用の生成AI基盤開発へ、国内最大規模
・イトーキ<7972>RFルーカスに出資、オフィス家具の利用情報管理システム開発
・ニデック<6594>エンブラエル系に出資、eVTOL市場深耕
・ホンダ<7267>損保大手4社、同株5000億円規模売却
・イオン<8267>PB32品目値下げ、全国1万店
・スズキ<7269>インド工場でバイオガス設備稼働、CO2年190トン削減
・島津製作所<7701>徳島大と連携、医療技術強化へ人材交流
・日立造船<7004>デンマーク社を買収、ゴミ発電施設のアフター拡大
・三菱電機<6503>三菱ビルソリューションズ、エレベーター施工、中国人技術者受け入れ
・日立<6501>羽田・京都に共創拠点、製造・物流SI強化
・TOPPAN HD<7911>JALと、翻訳ディスプレー実証、空港で“対面”会話
・日本ガイシ<5333>台湾パネルセミに出資、超薄型電池など加速
・インテージHD<4326>店内看板、生成AIで商品広告、ドコモなどと、熊本のスーパーで実証
・NEC<6701>スイス子会社、台湾大手銀に基盤納入、富裕層サービス支援
・JFE HD<5411>JFE商事、建材で豪開拓、現地社買収で事業体制強化
・大成建設<1801>現実と仮想を相互連携、都市開発にデジタルツイン、石見銀山で実証
・三菱マテリアル<5711>チリで銅精鉱の生産開始
・日揮HD<1963>エヌ・イーケムキャットと医薬品連続生産に触媒提案、装置
・日本ルツボ<5355>社長・西村有司氏、中計達成、工業炉伸ばす
・日本板硝子<5202>Jパワー・新日本繊維と、石炭灰から高機能繊維
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 豪・5月小売売上高(前月比予想:+0.3%、4月:+0.1%)
・10:45 中・6月財新サービス業PMI(予想:53.4、5月:54.0)
在3日前的交易中,以下三點值得關注。
雖然處於僵局,但市場仍然期待上漲。
霞崎資本第三季度營業利潤同比大增249.2%,達到36.43億元。
前場值得注意的材料:Maxell正在開發全固態電池,最多可用於新業務和併購100億元。
雖然處於僵局,但市場仍然期待上漲。
3日的日本股市將開始買方優於賣方,但很可能逐漸變得僵持不下,市場展望將會收高。美國市場在2日,道瓊斯指數上漲162點,納斯達克積分上漲149點。在等待6月美國就業統計數據公佈的週末,對於一直上漲的股票來說,先賣出了利潤。隨後,聯儲局主席鮑威爾指出,通貨膨脹再次呈現緩慢趨勢,導致長期利率下降,亞馬遜、蘋果等主要科技股被買入,支撐了股市。芝加哥日經平均期貨比大阪高150日元,40260日元。美元兌日元匯率維持在161.40日元區間。
由於在芝加哥期貨的輕度收斂下,似乎有點偏向買方。日經225期貨在夜間交易中一度下跌到39850日元,但隨後出現了強勁的反彈基調,甚至觀察到40280日元的購買點。雖然認爲攻防將繼續在4萬日元左右進行,但認識到以4萬日元爲支撐線的趨勢,也容易尋求遇跌買進的意願。
美國將在3日進行短暫交易,4日放假慶祝獨立日。已經有許多參與者休假,預計海外銀行的流入將受到限制。因此,在買入一輪之後,似乎可能會逐漸陷入僵局。另一方面,昨天,在午後的交易中,資金流入着重於指數的週期性突然出現。儘管積極的追高機會有限,但在參與者有限的情況下,如果指數買入機械下降,強勢買入勢頭將很容易出現。
在美國,亞馬遜、蘋果、Meta Platforms等大型技術公司的某些部分得到了買入。英偉達下跌,但由於Arm Holdings的股價近乎上漲了3%,因此這可能成爲支持軟銀(ADR)的強大材料。此外,Fast Retailing(9983)發佈的最新業績顯示,Uniqlo 6月國內既有店的銷售額同比增長了14.9%。如果這被視爲材料,那麼重要的指數價值可能會超過,推動日經平均股價。
日經平均股價在昨天的上漲中突破了布林線的+2σ(39830日元),接近+3σ(40310日元)。在接近+3σ附近,容易警惕過熱感並進入利潤的賣方市場,但應採取期待漲勢的態度。
霞崎資本第三季度營業利潤同比大增249.2%,達到36.43億元。
霞之關資本<3498>公佈的2024年8月第三季度業績,營業收入同比增長82.0%至335.95億日元,營業利潤同比增長249.2%至36.43億日元。隨着人們對全球變暖意識的提高,通過使用環境友好的自然製冷劑進行冷凍庫房的改建需求。2024年8月期業績計劃銷售收入同比增長60.9%,達到600億元,營業利潤同比增長91.3%,達到85億元。
前期注意事項
・日經平均上漲(40074.69,+443.63)
・道瓊斯指數上漲(39331.85,+162.33)
・納斯達克積分指數上漲(18028.76,+149.46)
・芝加哥日經平均期貨上漲(40260,較在大阪的期貨比+150)
・SOX指數上漲(5544.99,+67.85)
・VIX(波動率指數)下跌(12.03,-0.19)
・美國長期債券收益率下跌
・美國通脹降溫預期
・東證提出企業價值提升要求
Maxell正在開發全固態電池,最多可用於新業務和併購100億元。
住友化學正在擴大農業化學品業務,在低環境負擔下,在歐美市場尋找商機。
Panasonic HD正在開發自己專有的生成AI基礎設施,該基礎設施是國內最大規模的。
Itooki向RF Lucas投資,開發辦公傢俱利用信息管理系統。
Nidec向Embraer系列投資,深耕eVTOL市場。
Honda向四大保險公司出售同股票5000億日元。
Aeon將其32個產品降價,並在全國1萬家店推出。
Suzuki在印度工廠投入生物氣體設備,每年減少190噸二氧化碳。
Shimadzu製作所與德島大學合作,促進醫療技術人員的交流,以增強醫療技術。
Hitachi Zosen收購丹麥公司,擴大垃圾發電設施的投資。
Mitsubishi Electric的企業Mitsubishi Building Solutions接受中國技術人員的培訓並施工電梯。
Hitachi在羽田和京都設立創新中心,加強制造產業和物流系統集成。
Toppan HD與JAL合作,進行翻譯顯示器實證,進行“面對面”會話的機場。
日本氣體向臺灣Panelsem投資,加速超薄電池等研發。
在熊本的超市內,用Intage HD<4326>的生成AI展示商品廣告並與docomo等公司進行驗證。
NEC<6701>的瑞士子公司將提供基礎設施服務支持财富管理領域的臺灣大型銀行。
JFE HD<5411>的JFE Trading以收購當地公司來擴大其建材業務並加強業務結構。
大成建設<1801>在石見山驗證數字孿生技術,將現實世界和虛擬世界相互連接,爲城市開發提供支持。
三菱材料<5711>在智利開始生產銅精礦。
日揮HD<1963>與NKCats提供觸媒,爲藥品的連續生產提供支持設備。
日本爐舎<5355>總裁Nishimura Yūji擴大工業爐業務並實現中期目標。
日本板硝子<5202>與J-Power,Nisshinbo Holdings一起利用煤灰開發高性能纖維。
上午事件日程表:
<國內>
・沒有特別的事情
・暫無特別說明
<境外>
10:30澳大利亞5月零售銷售額(月率預測:+0.3%,4月:+0.1%)。
10:45中國6月財新服務業PMI(預測:53.4,5月:54.0)。