三和ホールディングス＜5929＞は1日、子会社である三和シヤッター工業が高性能防音ドア「防音ガード」に、特定防火設備に適合した遮音等級T-3のホール向けドアを追加し、発売することを発表した。

劇場やコンサートホールなどの客席出入口に設置するホール向けドアには、意匠性はもちろん、高い遮音性能、火災時の延焼拡大を防止する防火性能が必要である。さらに、大勢の人たちが安全でスムーズに避難するための広い開口も求められる。今回、高性能防音ドア「防音ガード」のラインアップとして、特定防火設備に適合したホール向けドアを追加する。

今回新たに発売する「防音ガード」ホール向けドアは、独自の新機構「デュアルオープンシステム」(特許申請中)により左右どちらの扉からでも開閉可能で、特定防火設備に適合する。さらに遮音等級もT-3を確保。安全性に加え、機能性も兼ね備えた高性能な防音ドアである。

同社は安全・安心・快適を提供することにより社会に貢献するという使命のもとに、顧客の視点に立った商品を今後も提供していく。

なお発売後1年間の販売目標は、1億円としている。