マクロミル＜3978＞は1日、Bloom&Co.とStrategy Partnersより、M-Forceの株式持分の100％を取得し子会社化したことと、Strategy Partners代表の西口一希氏が同社の戦略アドバイザーに就任する契約を締結したことを発表。

同社は、総合マーケティング支援企業へと事業モデルの変革を進め、データやコンサルティング領域に独自の強みを持つ企業と連携してきた。同社は、M-Forceの9segs認定パートナー企業として、さまざまな取り組みを共に推進してきた。

M-Forceが提供する「9segs analyzer」は、定期的なマーケティングリサーチの実施を前提とするクラウドツールである。顧客理解のプロの思考回路をなぞって、本質的な顧客分析・戦略立案・効果測定を行うことができる。その認知拡大はリサーチが生む価値を再定義し、その意義を高めることにつながり、その拡販は、同社のマーケティングリサーチの売上拡大に直結する。

西口氏を同社の戦略アドバイザーとし、同氏が開発した「9segs」をはじめとしたコンセプトを用いて、同社の顧客企業に対するマーケティング支援機能を強化し、海外展開にもその活用を進め、同社のブランド価値及び市場プレゼンスの拡大を目指す。

同社は今後、顧客起点のマーケティングを可能にする「9segs（R）」及びその中心指標である、「NPI（R）:次回購入意向」を活用した事業の拡大を目指す。