SGホールディングスグループの佐川急便株式会社(以下「当社」)は、第25回物流環境大賞表彰(主催:一般社団法人日本物流団体連合会、以下「本賞」)において、本賞最多の4つの取り組みで受賞しました。
本賞では、近年、物流分野においても環境との調和がますます重要となっている現状から、物流部門において、優れた環境保全活動や環境啓発活動、あるいは先進的な技術開発・活用などを行うことにより、環境負荷低減の面から物流業の発展に貢献された事業者等が表彰されます。
今後も佐川急便は、環境負荷低減を図るための物流効率化を着実に進め、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
①「低炭素物流推進賞」
<フジパン株式会社・株式会社リョーユーパン・株式会社フランソア・株式会社タカキベーカリーとの共同受賞>
案件名:「九州大分県下のパン共同配送プロジェクト」
概要:大分県内における複数のパンメーカー様の商品を温度管理された共同配送センターと車両によって、スーパーなどの小売店へ共同配送するスキームを構築。物流コストの削減だけでなく、トラックの積載率改善や運行台数の削減、それによる環境負荷の低減を実現。
効果(年間):
・トラックの運行台数:約36%削減
・CO₂排出量:約18.7%削減
・各メーカー様の物流コスト:約8~10%削減
事例紹介:https://www.sagawa-exp.co.jp/logistics/casestudy/25/
②「日本物流記者会賞」
案件名:「輸送に使用したストレッチフィルムの再利用」
概要:産業廃棄物として各営業所が個別に処理をしていた使用済みストレッチフィルム等の包装資材を分別・回収し、協力会社のリサイクル工場で再利用してエチレン製ゴミ袋などの原材料として活用。製造されたゴミ袋の購入もしている。また、一部荷主様を対象にストレッチフィルムの代替品(グリーンベルト)導入を推奨、リユースの運用を構築することで、廃棄に伴うCO₂排出量を削減。
効果:
・2022年度は約24tの使用済みストレッチフィルムをごみ袋へリサイクル。
約74.8t相当のCO₂排出量を削減。
・グリーンベルト1個当たり1,000回使用で、ストレッチフィルム焼却に伴う約935㎏相当の
CO₂排出量を削減。
③「特別賞」
<西濃運輸株式会社との共同受賞>
案件名:「本州最北端の青森県下北郡向け荷物の共同輸配送」
概要:本州最北端の青森県下北郡向け荷物の共同輸配送のスキームを構築。人口減少地域向けの幹線輸送や配送を共同化することで、持続可能な輸送ネットワークの構築・維持を目指す。これにより、トラックの積載率改善や運行台数の削減、それによる労働・環境負荷の低減を実現。
効果(年間):
・CO₂排出量:約53% 削減
・トラックの走行距離:約55.8%削減
・トラックの走行時間:約41.8%削減
・ドライバー人数:約44.4%削減
2023年7月31日ニュースリリース:https://www2.sagawa-exp.co.jp/newsrelease/detail/2023/0731_2103.html
④「特別賞」
<株式会社ユーグレナとの共同受賞>
案件名:「ユーザーも参画する『サステナブル配送プロジェクト』とプロジェクトの仕組みを横展開したトライアスロン大会用品の輸送」
概要:お客さま・荷主・運送事業者の3者が協力し、温暖化対策に取り組む「サステナブル配送プロジェクト」を実施。プロジェクトに賛同するお客さまから参加を募り、集まった支援額と同額を次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」導入費用として拠出し、当社のトラックに「サステオ」を供給するもの。また、トライアスロン大会用品の輸送については、トラック輸送は「サステオ」でCO₂排出量を相殺、鉄道輸送はJ-クレジットを利用することでCO₂排出量のオフセットを実施。
効果:
・サステナブル配送プロジェクト:賛同数845口を達成。約4.11t相当のCO₂排出量を削減
・トライアスロン大会用品の輸送:CO₂排出量実質0t
2024年4月24日ニュースリリース:https://www2.sagawa-exp.co.jp/newsrelease/detail/2024/0424_2243.html
【ご参考】SAGAWAのグリーンソリューション(物流の脱炭素化)
https://www.sagawa-exp.co.jp/logistics/solution/green-solution/
佐川急便株式会社Webサイト
https://www.sagawa-exp.co.jp/
SG控股集團的佐川快遞株式會社(以下簡稱“本公司”)在第25屆物流環境大獎表彰(由一般社團法人日本物流團體聯合會主辦,以下簡稱“本獎”)中通過4項最多的舉措獲獎。
本獎項在近年來,由於物流領域與環境和諧變得越來越重要的現狀,物流部門表彰了在環保活動、環境宣傳活動、先進技術開發和利用等方面採取卓越行動的企業等。
將繼續穩步推進物流效率化,縮小環境負擔,爲實現可持續社會作出貢獻。
①“低碳物流推進獎”
<與不二食品株式會社、株式會社RYOYU PANN、FURANSO株式會社、TAKAKIBAKERI有限公司共同獲獎>
項目名稱:九州大分縣麪包聯合運輸項目
概要:建立了通過溫度管理的聯合運輸中心和車輛運送多家麪包製造商商品到超市等零售店的運輸方案。實現了減少物流成本,提高卡車載貨率,減少運營數量,從而減少環境負擔。
效果(每年):
· 卡車數量:約36%減少
· CO₂排放量:約18.7%減少
· 各製造商的物流成本:約8〜10%的減少
案例介紹:https://www.sagawa-exp.co.jp/logistics/casestudy/25/
②“日本物流記者會獎”
項目名稱:運輸中使用的伸縮膜的再利用
概要:將産業廃棄物如使用過的伸縮膜等的包裝材料進行分類回收,利用合作公司的回收工廠將其再利用爲乙烯制的垃圾袋等材料。購買生產的垃圾袋。同時,對一些貨主推薦使用伸縮膜的替代品(Greenbelt),構建再利用方案以減少CO₂排放量等廢棄物。
效果:
· 2022年約有24噸的使用過的伸縮膜用於生產垃圾袋。
減少了約74.8噸的CO₂排放量。
· Greenbelt每個可以使用1,000次,相當於約935公斤的伸縮膜的焚燒。
減少二氧化碳排放量。
③“特別獎”
<與西濃運輸股份有限公司共同獲獎>
案件名稱:“針對下北郡青森縣本州最北端的貨物共同運輸配送”,
概述:建立了下北郡青森縣本州最北端貨物的共同運輸和配送方案。旨在通過共同化幹線運輸和配送,以建立和維持可持續的運輸網絡。從而實現卡車裝載率的提高、運行車輛數量的減少以及由此帶來的勞動力和環境負擔的減輕。
效果(每年):
· 二氧化碳排放量減少約53%
· 卡車行駛里程減少約55.8%
· 卡車行駛時間減少約41.8%
· 駕駛員數量減少約44.4%
2023年7月31日個股新聞:https://www2.sagawa-exp.co.jp/newsrelease/detail/2023/0731_2103.html
④“特別獎”
<與株式會社優格藻共同獲獎>
案件名稱:“推廣用戶參與的‘可持續運輸項目’並構建項目的運輸方案”。
概述:由客戶、貨主和運輸公司三方協作,實施了應對全球變暖的“可持續運輸項目”。該項目號召客戶的參與,籌集同樣金額作爲下一代生物柴油燃料“Susteo”的引入費用,並向我們的卡車供應此“Susteo”。此外,對於三項鐵人三項比賽用品的運輸,卡車運輸使用“Susteo”來抵消二氧化碳排放量,鐵路運輸則通過使用J-Credit來抵消二氧化碳排放量。
效果:
· 可持續運輸項目:取得了845個贊同數。減少了約4.11噸二氧化碳排放量。
· 三項鐵人三項比賽用品的運輸:實際上的二氧化碳排放量爲零
2024年4月24日個股新聞:https://www2.sagawa-exp.co.jp/newsrelease/detail/2024/0424_2243.html
【參考】SAGAWA的綠色解決方案(物流去碳化)
https://www.sagawa-exp.co.jp/logistics/solution/green-solution/
佐川急便株式會社網站
https://www.sagawa-exp.co.jp/