■ブリッジインターナショナル<7039>の今後の見通し
● 2024年12月期業績見通し
2024年12月期業績は、売上高8,842百万円(前期比26.0%増)、営業利益947百万円(同3.7%増)、経常利益947百万円(同3.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益616百万円(同4.2%減)と前期比で増収を予想しているが、最終利益については前期に「人材確保促進税制」の適用による増加があったことの反動で減益を見込んでいる。売上高についてはC&S事業の拡大戦略に基づくM&Aによる販路拡大効果もあり、前期比26.0%増と2ケタ成長を見込む。増収予想に対して利益面は弱い印象を受けるが、体制強化のための人材投資や、サービス認知のためのマーケティング投資、業務効率化のための社内システム投資等、必要な成長投資を行うことが要因で、それでも営業利益率10%台を確保する見通しだ。
セグメント別では、インサイドセールスアウトソーシング事業では売上高4,469百万円(前期比4.1%増)、セグメント利益554百万円(同14.1%減)を見込む。売上高は成長戦略に基づき引き続き同社が強いスキル・ノウハウを有するIT、金融、通信・メディア等の注力領域を中心に営業活動の展開により堅調な成長を予想するが、利益面では高度専門人材採用等の人材投資による人件費の増加により減益予想としている。C&S事業では売上高1,953百万円(同247.5%増)、セグメント利益52百万円(前期は23百万円の損失)と黒字転換を見込んでいる。M&Aによる事業規模の拡大に加え、新たにグループに加わった2社と既存事業のそれぞれが有するノウハウ等のシナジーにより業績面への寄与が期待される。さらに、外注を削減して内製化を進めることでコスト削減を推進し、収益性向上を目指す。研修事業では売上高2,420百万円(同11.6%増)、セグメント利益340百万円(同16.8%増)を見込む。売上高については第2四半期以降に実施する新人研修の契約獲得が順調なこと、及び公開研修におけるITやDX関連の受講者数増等を織り込んだ。利益面については新人研修の値上げを実施し、利益率の向上を目指す。前期のセグメント利益率は13.5%であったが、今期は14.1%を予想している。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
■ Bridge International(7039)未來的前景
● 2024年12月期業績預測
2024年12月期業績預測:預計營業收入88.42億日元(同比增長26.0%)、營業利潤9.47億日元(同比增長3.7%)、經常性利潤9.47億日元(同比增長3.4%)、歸屬於母公司股東的淨利潤6.16億日元(同比減少4.2%)。儘管我們預計營業收入將同比增加,在上一期“促進人才確認稅制”帶來的利潤增加反彈的背景下,我們預計最終利潤將出現下降。預計營業收入將增長26.0%,其中包括擴大C&S業務戰略基礎上的M&A所帶來的擴大銷售渠道的作用,增長率將達到兩位數。雖然利潤面對於預期的增長相對較弱,但我們仍計劃進行必要的成長投資,如人力投資、市場營銷投資和內部系統投資等,以加強團隊建設,並提高服務認知度和業務效率,以便確保營業利潤率在10%以上。
按業務分段,我們預計:Insidesalesoutsourcing業務的銷售額爲446.9億日元(同比增長4.1%),業務利潤爲5.54億日元(同比減少14.1%)。銷售額預計在同公司着重關注的IT、金融、通信-半導體和廣播等領域的經營活動中持續穩定增長,但利潤面臨人力投資帶來的人工成本上漲的壓力,因此預計會減少。C&S業務的營業收入將爲195.3億日元(同比增長247.5%),業務利潤將爲5200萬日元(上一期爲虧損2,300萬日元)並有望扭虧爲盈。此外,稅務戰略規劃和新加入集團的兩個公司帶來的協同效應,有望爲業績做出貢獻。此外,通過削減外包並推進內部製造來推動成本削減和收益增加。培訓業務的銷售額預計爲242億日元(同比增長11.6%),業務利潤爲3.4億日元(同比增長16.8%)。關於銷售額,考慮到第二季度後實施的新員工培訓合同的順利簽訂,以及IT和DX相關參加公開培訓的的學員增加量等因素。改善利潤率,計劃上調新員工培訓費用。上一期業務利潤率爲13.5%,預計本期將爲14.1%。
(編輯:FISCO分析師村瀬智一)