■業績動向
2. サービス別の動向
プロディライト＜5580＞は、実質音声ソリューション事業の単一セグメントだが、業容の分かりやすさを考慮してサービス区分別の状況を説明している。
システムサービスは、前期に引き続き顧客のDX需要が堅調だったことに加え、新たに契約を締結した大手パートナーによる案件増加など販売代理店制度「パートナープログラム」が奏功したことから、「INNOVERA」のアカウント数が順調に伸長した。その結果、システムサービスの売上高は352百万円（前年同期比15.5%増）、売上総利益は198百万円（同6.5%増）となった。回線サービスでは、0ABJ型IP電話回線サービスで顧客の事業再編に伴う解約によるチャネル数の減少があったものの、「INNOVERA」のアカウント増によるチャネル数の増加や既存顧客の事業/拠点の拡大に伴うチャネル数の追加などがあったことから、「IP-Line」の総チャネル数は増加した。その結果、回線サービスの売上高は554百万円（同7.4%増）、売上総利益は236百万円（同6.5%増）となった。端末販売は、Web会議用大型ディスプレイ「MAXHUB」の大口案件受注があり、売上高は123百万千円（同6.2%増）と堅調に推移したものの、Yealink製品の一部端末販売が低調だったことから売上総利益は38百万千円（同2.6%減）となった。
同社はストック型ビジネスモデルのため、「INNOVERA」のアカウント数（利用端末数）及び「IP-Line」のチャネル数（同じ電話番号での同時利用可能者数）を伸ばし、アカウント及びチャネルの解約率を低く抑えることが安定した収益拡大につながる。そのため、「INNOVERA」の増加アカウント数と解約率、「IP-Line」の増加チャネル数と解約率、リカーリング（継続）売上高比率を重要な経営指標と考えているが、第2四半期はパートナープログラムの強化が奏功し、「INNOVERA」アカウント数が36,152アカウント（前年同期比18.5%増）、「IP-Line」チャネル数67,285チャネル（同15.0%増）と高伸長を継続、月平均解約率が「INNOVERA」0.76%、「IP-Line」0.95%と1%以下の低水準を維持、継続的な収益への期待を示すリカーリング率も81.3%（同0.5ポイント改善）と順調に推移した。
（執筆：フィスコ客員アナリスト 宮田仁光）
■業績動向
2. 按服務分類的趨勢
Prodilite <5580>僅是實質語音解決方案業務的單一業務，但考慮到業務範圍的清晰度，分別解釋了每種服務類型的狀況。
系統服務方面，由於客戶的數字轉型需求持續增強，加上與新增簽約大客戶相關的案件增加，分銷商制度“夥伴計劃”取得了好的效果，導致“INNOVERA”的賬號數量穩步增長。因此，系統服務的營業收入爲3.52億日元（同比增長15.5%），營業總利潤爲1.98億日元（同比增長6.5%）。在線路服務方面，雖然由於顧客業務重組而帶來的解約引起渠道數的減少，僅僅0ABJ型IP電話線路服務，但由於“INNOVERA”的賬號增加，以及現有客戶業務/場所的擴展而帶來的渠道數的增加，導致“IP-Line”總渠道數增加。因此，線路服務的營業收入爲5.54億日元（同比增長7.4%），營業總利潤爲2.36億日元（同比增長6.5%）。終端銷售方面，由於Web會議大屏幕顯示器“MAXHUB”的大量訂單和業績表現良好，銷售額爲1.23億日元（同比增長6.2%），但由於Yealink產品的部分終端銷售表現低迷，使得銷售總利潤爲3800萬日元（同比下降2.6%）。
由於公司採用滯銷型業務模式，因此，增加“Innova”帳户數（使用設備數）和“IP-Line”渠道數（在相同的電話號碼下可以同時使用的用戶數），並將帳户和渠道解約率降低，是實現穩定收入增長的關鍵。因此，公司認爲“Innova”新增帳户數量和解約率，“IP-Line”增加的渠道數量和解約率，以及循環銷售收入比率是重要的經營指標。在第二季度，由於夥伴計劃的加強取得了好的效果，“INNOVERA”的帳户數量增加了36,152個（同比增長18.5%），“IP-Line”渠道數量增至67,285個（同比增長15.0%），月平均解約率爲“Innova”0.76%，“IP-Line”0.95%，保持在1%以下的低水平，循環率也有81.3%（同比改善0.5個百分點）的順利增長，並持續獲得期待的收益。
（作者：華富證券客座分析師宮田仁光）
