【授賞式の様子】
| 左から 日本航空技術協会 伊藤 博行 会長 |
| 川崎重工 航空宇宙システムカンパニー 林田 |
| 川崎重工 航空宇宙システムカンパニー 辻内 |
| 川崎重工 社長直轄プロジェクト本部 櫻井 |
川崎重工は、2024年6月6日に公益社団法人日本航空技術協会が主催する表彰にて、「VTOL無人機K-RACERの開発」で「会長賞」を受賞しました。
公益社団法人日本航空技術協会は、航空の安全確保に資するため、教育・助成・能力開発事業および助言・提言に関する事業を行い、航空技術の普及啓蒙を図り、航空界の学術および科学技術の振興と発展に寄与することを目的とする協会です。この度の受賞は、物流業界における少子高齢化による労働力不足という課題解決の打ち手として、当社グループの技術・知見を統合し、VTOL無人機K-RACERの開発を行い、将来の物流システムに大きな変革をもたらす取組みであることが高く評価され、受賞に至りました。
VTOL無人機K-RACERは、これまで当社が培ってきたヘリコプターの開発ノウハウとモーターサイクルの小型ハイパワーエンジンを組み合わせることで誕生した新たな空の物流用モビリティであり、最大で200kgの重量物を100km離れた場所まで1時間弱で輸送することができます。
ユースケースとしては山間地や海上など人が行くことが困難な場所への物資輸送、災害時の支援対応などを想定しています。現在、人手で重量物を運んでいる、危険で過酷な作業をVTOL無人機K-RACERで代替することが可能です。
当社は、今回の受賞を励みに、陸海空のモビリティ開発により蓄積した技術や知見を結集し、今後もさまざまな社会課題の解決を目指して近未来モビリティによるソリューションの社会実装を推進していきます。
【ご参考】
VTOL無人機K-RACER
https://www.khi.co.jp/groupvision2030/k-racer.html
日本航空技術協会 公式ホームページ
https://www.jaea.or.jp/
[頒獎典禮場景]
| 左起，日本航空技術協會主席伊藤裕之 |
| 川崎重工業航空航天系統公司 Hayashida |
| 川崎重工業航空航天系統公司 Tsujuichi |
| 川崎重工業總裁直接控制項目總部櫻井 |
在日本航空技術協會於2024/6/6主辦的獎項中，川崎重工業因 “開發垂直起降無人機K-RACER” 而獲得了 “主席獎”。
日本航空技術協會是一個旨在通過開展教育/補助金/能力發展項目和與建議/建議相關的項目，促進和啓發航空技術，以及爲航空業學術界、科學和技術的促進和發展做出貢獻，爲確保航空安全做出貢獻。該獎項因其通過整合集團的技術和知識，開發垂直起降無人機K-RACER來解決物流行業出生率下降和人口老齡化導致的勞動力短缺問題，爲未來的物流系統帶來重大變革而受到高度讚揚。
垂直起降無人機 K-RACER 是一種新的空中物流運輸工具，將我們迄今爲止積累的直升機開發專業知識與小型大功率摩托車發動機相結合，可以在不到 1 小時的時間內將多達 200 千克的重型貨物運送到 100 公里以外的地方。
用例包括將貨物運送到人們難以前往的地方，例如山區或海洋，以及在發生災難時提供支持。目前，可以用 VTOL 無人機 K-RACER 取代涉及手動運輸重型貨物的危險而艱苦的工作。
受該獎項的鼓舞，我們將收集通過陸地、海上和空中交通發展積累的技術和知識，並將繼續促進基於不久的將來出行解決方案的社會實施，以解決各種社會問題。
[參考]
垂直起降無人機 K-RACER
https://www.khi.co.jp/groupvision2030/k-racer.html
日本航空技術協會官方網站
https://www.jaea.or.jp/
