■中長期の成長戦略
1. 中期経営計画
ネオマーケティング<4196>は、3ヶ年の中期経営計画(2024年9月期~2026年9月期)を策定した。2023年9月期までは、マーケティング支援において自社でサービスを提供するための社内体制を構築し、顧客基盤や支援実績を蓄積してきた。今後は成長フェーズとなるため、初めて中期経営計画を策定した。計画初年度の2024年9月期は先行投資期として、新たに採用する営業人員を戦力化するまでの期間において一時的に利益率の低下を見込むが、最終年度の2026年9月期には新戦力の活躍を見込み、売上高4,000百万円(CAGR26.5%)、営業利益500百万円(同58.1%)、ROE24.2%など、意欲的な数値目標を掲げた。数値目標を達成することで、企業価値の向上を目指す。
2026年9月期のサービス別売上高目標は、インサイトドリブンは801百万円(2023年9月期比62.8%増)、カスタマードリブンは1,328百万円(同54.6%増)、デジタルマーケティング・PRは971百万円(同131.2%増)、カスタマーサクセス・その他は900百万円(同78.9%増)を計画している。また、数値目標達成に向けた2026年9月期の主要KPI(単体ベース)は、マーケティングコンサルタント86人(同49人増)、取引社数1,270社(同528社増)、顧客単価300万円(同11万円増)を計画している。
中期的な企業成長のために、人材に関する積極的な投資を行い取引社数の増加につなげるとともに、サービスメニューの拡充にも取り組み顧客単価の引き上げを目指す。そして、引き続きインサイトドリブン、カスタマードリブンといったリサーチから、デジタルマーケティング・PRといったマーケティング施策と、一気通貫のサービスを推進する計画だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
中長期的增長戰略
1. 中期經營計劃
Neo Marketing(4196)制定了爲期3年的中期經營計劃(截至2026年9月期)。在2023年9月期之前,該公司已經建立了公司內部體制,以在營銷支持方面提供自主服務,並積累了客戶基礎和支持業績。由於進入了成長階段,因此首次制定了中期經營計劃。在計劃的第一年度2024年9月期是先行投資期,預計將暫時看到利潤率下降,以便加強新營銷人員的實力,但在最終年度2026年9月期,預計將看到新的實力發揮,實現銷售額4,000百萬元(年複合增長率26.5%)、營業利潤500百萬元(同58.1%) )、ROE24.2%等,制定了雄心勃勃的數字目標。通過實現數字目標,目標是提高企業價值。
2026年9月期服務收入目標是,Insight Driven計劃爲8.01億元(比2023年9月期增加了62.8%),Customer Driven計劃爲13.28億元(同比增長54.6%),數字營銷·公共關係計劃爲9.71億元(同比增長131.2%),客戶成功和其他板塊計劃爲9億元(同比增長78.9%)。此外,爲了實現數字目標,2026年9月期的主要KPI(單體基礎)是計劃僱傭86名營銷顧問(增加49人),並增加1,270家交易公司(增加528家)和計劃客戶單價爲300萬元(同比增加11萬元)。
爲了中期企業增長積極投資人才,該公司致力於提高交易公司的數量,並擴大服務菜單以提高客戶單價。此外,還計劃從Insight Driven、Customer Driven到研究,從數字營銷和公共關係到推廣一體化的服務。
(作者:富士客座分析師國重希)