[日経平均株価・TOPIX（表）]
日経平均;39175.59;+137.43
TOPIX;2789.24;+6.75
[寄り付き概況]
11日の日経平均は137.43円高の39175.59円と続伸して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は反発。ダウ平均は69.05ドル高の38868.04ドル、ナスダックは59.40ポイント高の17192.53で取引を終了した。早期利下げ期待の後退で売られ、寄り付き後、下落。同時に、ソフトランディング期待が下値を支えさらに携帯端末アップル（AAPL）のイベントでの新人工知能（AI）機能発表を期待したハイテクの買いが相場を押し上げ、上昇に転じた。今週予定されている消費者物価指数（CPI）の発表や連邦公開市場委員会（FOMC）を控え様子見気配が強まったが、プラス圏を維持し、ナスダックは過去最高値を更新し終了した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。ダウ平均の上昇率は0.18％と小幅にとどまったが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数（SOX指数）が1.42％上昇したことから、半導体関連株などに資金が向かいやすかった。また、外為市場で1ドル＝157円00銭台と円相場が円安・ドル高水準で落ち着いた動きとなっていることも東京市場で安心感となった。一方、今週は12日に5月の米消費者物価指数（CPI）発表、米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果公表とパウエル米連邦準備理事会（FRB）議長の記者会見、13日に5月の米生産者物価指数（PPI）の発表、14日には日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、さらに、14日は株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数（SQ）算出日となるなど、イベントが目白押しで、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日はD&Mカンパニー＜189A＞が東証グロースに上場した。
セクター別では、石油石炭製品、鉱業、非鉄金属、保険業、パルプ・紙などが値上がり率上位、その他製品、繊維製品、化学、医薬品、空運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、M&A総研＜9552＞、良品計画＜7453＞、リクルートHD＜6098＞、東エレク＜8035＞、住友電工＜5802＞、三菱重＜7011＞、ENEOS＜5020＞、アドバンテスト＜6857＞、すかいらーく＜3197＞、みずほ＜8411＞、ニデック＜6594＞、INPEX＜1605＞などが上昇。他方、エーザイ＜4523＞、東電力HD＜9501＞、塩野義薬＜4507＞、村田製＜6981＞、任天堂＜7974＞、武田薬＜4502＞、第一三共＜4568＞、信越化＜4063＞、KDDI＜9433＞、OLC＜4661＞、キヤノン＜7751＞、NTT＜9432＞などが下落している。
[日經平均股價·TOPIX（表）]
日經平均;39175.59;+137.43
TOPIX;2789.24;+6.75
[開盤概況]
11日的日經平均開始交易，上漲137.43日元，達到39175.59日元。前一天(10日)美國股市反彈。道瓊斯平均漲69.05個點，收於38868.04點；納斯達克指數漲59.40點，收於17192.53點。早期利率降低的期望退縮而拋售，開盤後，股市下跌。與此同時，人工智能領域的高科技股票得到支持，買入壓力推動股市上漲，更希望看到蘋果公司(AAPL)在發佈人工智能(AI)功能時能有新的進展。本週即將公佈消費者物價指數(CPI)、聯邦公開市場委員會(FOMC)等消息，市場觀望情緒增強，但股市依舊維持在上漲的情況下，納斯達克指數創下歷史新高。
東京股市今天買入優先。美國股市主要指數昨日上漲，這對東京股市的股價形成了支撐。儘管道瓊斯平均漲幅只有0.18%，但由半導體相關企業構成的費城半導體股票指數(SOX指數)上漲1.42%。因此，資金容易流向半導體相關股票等。另外，匯率市場上，一個美元兌換157日元，而且日圓形勢保持在日圓安和美元高水平，這也成了東京市場的安心感。另一方面，本週12日將公佈5月消費者物價指數(CPI)及聯邦公開市場委員會(FOMC)的結果公佈和鮑威爾聯邦儲備委員會(FRB)主席的記者招待會，13日公佈5月生產者物價指數(PPI)，14日將公佈日本央行金融政策決策會議結果以及日銀總裁植田的記者招待會，此外，14日還是股票指數期貨、單腿期權6月份的特別清算指數(SQ)計算日等衆多事件。因此，有些人採取了慎重的姿態，希望能夠看到這些結果後再決定買入來應對市場。然而，在市場開盤時，買入姿態佔據了優勢。今天，D&M研究公開上市於東京證券交易所成長型股票市場。
按板塊分類，上漲率最高的是石油和煤炭產品、礦業、有色金屬、保險行業、製漿和造紙等。其他產品、纖維製品、化學、醫藥、空運業等下跌率最高。在東證主板的成交額中，研究併購＜9552＞、優品計劃＜7453＞、Recruit HD＜6098＞、東電＜8035＞、住友電工＜5802＞、三菱重工＜7011＞、ENEOS＜5020＞、AdvanTest＜6857＞、skylark＜3197＞、Mizuho＜8411＞、Nidec＜6594＞、INPEX＜1605＞等上漲。另一方面，Eisai＜4523＞、TEPCO HD＜9501＞、Shionogi＜4507＞、Murata制＜6981＞、Nintendo＜7974＞、Takeda Medicinal＜4502＞、Daiichi Sankyo＜4568＞、Shinetsu Chemicals＜4063＞、kddi(adr)＜9433＞、OLC＜4661＞、Canon＜7751＞、NTT＜9432＞等下跌。
