三井松島ホールディングス<1518>は7日、エム・アール・エフの発行済株式全てを取得し、子会社化することを発表した。
同社グループは、今年度より策定した「経営戦略2024」の目標である当期純利益50億円を継続的に計上できる収益構造をM&Aにより構築する方針を掲げており、本株式取得もその一環として実施するものである。
福岡県福岡市に本社を構えるエム・アール・エフは、事業者向け不動産担保融資を主業とし、中小企業や個人事業主への融資を中心に行うことで、地方銀行や信用組合といった競合事業者との差別化を図っている。
本株式取得により、同社は、エム・アール・エフの資金調達力向上ならびに関東圏を含む東日本エリアへの業務拡張等を支援可能となり、エム・アール・エフの継続的な成長、同社グループの企業価値向上に大きく寄与するとの考えとしている。実質的な取得価額は約110億円、買収資金は全額を手元現預金(予定)、株式譲渡実行日は2024年7月1日(予定)。
三井松島控股股份有限公司<1518>宣佈於7日收購了MRF的所有已發行股份,並將其作爲全資子公司。
該集團旨在通過收購和併購來構建一種可以持續實現當前年度淨利潤50億日元的收益結構,而本次股權收購也是其收購和併購計劃的一部分。
MR. F是一家總部位於福岡市的機構,主要從事面向企業的房地產抵押貸款,主要向中小企業和個人企業主提供貸款,以實現與地方銀行和信託組合等競爭對手的差異化。
通過本次股權收購,該公司能夠支持MR. F的籌資能力並擴展業務至包括關東地區在內的東日本地區,大大促進MR. F的持續發展和集團企業價值的提高。實際收購價值約爲110億日元,收購資金全部爲現金預計將於2024年7月1日(預計)進行股票轉讓。