巴川コーポレーション<3878>は5月31日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)より、H3ロケットの開発に多大な貢献があったとして、5月8日に感謝状を授与されたことを発表。
H3ロケットは次世代の大型基幹ロケットで、日本が宇宙への輸送手段を持ち続けられるように、現在運用中のH-IIAロケットの後継機として開発されている。同社は、省エネルギーで精密にドライ環境を維持できるドライエアーユニットを開発した。従来は、人工衛星等を収納する保護カバー内に徐々に窒素を注入して除湿してきたが、ドライエアーユニットを保護カバー内に設置することで、除湿時間の大幅な短縮を実現した。また、ドライエアーユニットは再利用時のリジェネレーション(脱水分工程)も低温で可能なため省エネルギーになる。短時間、省エネルギーでドライ環境を作り、人工衛星の整備組立工程の短縮に貢献することができた。
巴川股份公司<3878>於5月31日宣佈,宇宙航空研究開發機構(JAXA)於5月8日授予了感謝狀,以表彰其對H3火箭的開發做出的巨大貢獻。
H3火箭是下一代大型基幹火箭,是作爲目前運用中的H-IIA火箭的後繼機而開發的,以使日本能夠持續擁有宇宙運輸工具。該公司開發了一種節能型、精密地維持乾燥環境的乾燥氣體單元。傳統做法是將氮氣逐漸注入保護艙內,進行除溼,而通過在保護罩內安裝乾燥氣體單元,大幅縮短了除溼時間。此外,乾燥氣體單元可在低溫下進行再利用時的脫水分(除水)工藝,因此節約了能源。短時間內,可以在節省能源的情況下創建乾燥環境,爲人工衛星的維護和組裝流程縮短時間做出了貢獻。