22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は続落、エヌビディア決算控え売買代金は2兆円を割り込む
・ドル・円は小じっかり、買い一巡後はもみ合い
・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>
■日経平均は続落、エヌビディア決算控え売買代金は2兆円を割り込む
日経平均は続落。前日比227.58円安(-0.58%)の38719.35円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。
21日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は66.22ドル高(+0.17%)の39872.99ドル、ナスダックは37.75ポイント高(+0.22%)の16832.63、S&P500は13.28ポイント高(+0.25%)の5321.41で取引を終了した。米連邦準備制度理事会(FRB)高官が当分、政策金利を据え置く姿勢を繰り返したため、寄り付き後、下落。同時に、利上げの可能性は少ないとの見方や小売り決算を好感した買いに相場は上昇に転じた。ハイテクは長期金利の低下が支援したほか、半導体エヌビディア決算への期待に買われ、終盤にかけて相場は上げ幅を拡大し、ナスダックは過去最高値で終了。
米国株が上昇したものの、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反落したことで、東京市場は売り優勢で取引を開始。値がさ半導体株が弱かったことから、日経平均は前日比マイナス圏での推移となった。明日未明にエヌビディア決算発表を控えていることから様子見ムードは強く、プライム市場の売買代金は2兆円を割り込んだ。
日経平均採用銘柄では、決算発表以降、下げ基調が続いている住友ファーマ<4506>が年初来安値を連日で更新したほか、信越化<4063>、東京エレクトロン<8035>など半導体関連の一角も弱い。このほか、荏原製作所<6361>、中外製薬<4519>、クボタ<6326>、三菱商事<8058>が売られた。
一方、国内証券会社のポジティブなレポートが材料視されてニデック<6594>、神戸製鋼所<5406>が買われたほか、足元の金利上昇などが影響してふくおかフィナンシャルグループ<8354>、コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186>も上昇。このほか、シャープ<6753>、ネクソン<3659>、三越伊勢丹<3099>が買われた。
業種別では、海運業、不動産業、電気・ガス業、鉱業、繊維製品などが下落した一方、証券・商品先物取引業、保険業、情報・通信業、その他金融業、倉庫・運輸関連業の5セクターのみ上昇した。
午前の国内債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが、一時0.985%まで上昇(価格は下落)し、2013年5月以来11年ぶりの高水準をつけた。前日の米長期金利が低下したものの、日本銀行が近く国債買い入れを減額するとの思惑が上昇圧力となっているもよう。株式市場では金利上昇に伴い地銀を中心に銀行株がやや買われている一方、不動産が弱い。今のところ、日経平均への影響は限定的と思われるが、為替が円高に振れる可能性はあることで注意したい。後場の東京市場は、明日のエヌビディア決算を前にしたポジション調整に留まり、日経平均、TOPIXともに小動きとなりそうだ。
■ドル・円は小じっかり、買い一巡後はもみ合い
22日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、156円12銭から156円34銭まで値を上げた。米10年債利回りは底堅く推移しドル売りは後退。仲値にかけて国内勢のドル買いが先行したが、買い一巡後は156円前半でもみ合う展開となった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円12銭から156円34銭、ユーロ・円は169円50銭から169円76銭、ユーロ・ドルは1.0854ドルから1.0863ドル。
■後場のチェック銘柄
・YE DIGITAL<2354>、ランシステム<3326>など、6銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・4月貿易収支:-4625億円(予想:-2970億円、3月:+3870億円)
・日・3月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比+2.9%(予想:-2.0%、2月:+7.7%)
【要人発言】
・メスター米クリーブランド連銀総裁
「制約的な金利水準の維持、雇用の強さを踏まえればさほど大きなリスクではない」
・ボスティック米アトランタ連銀総裁
「経済は驚くほど強靭」
・コリンズ米ボストン連銀総裁
「金利調整に必要な進展には時間がかかるだろう」
・NZ準備銀行(声明)
「インフレ率は年末までに1-3%の目標範囲内に収まる見通し」
「インフレ抑制のために引き締め姿勢を維持する必要」
「賃金上昇率と国内支出はインフレ目標に整合的な水準に低下」
<国内>
・特になし
<海外>
・15:00 英・4月消費者物価指数(前年比予想:+2.1%、3月:+3.2%)
・15:00 英・4月生産者物価指数・産出(前年比予想:+1.1%、3月:+0.6%)
在22日深夜交易中,我想注意以下3點。
・日經平均指數繼續下跌,NVIDIA結算預付款交易價格跌破2萬億日元
・美元和日元很小,一輪買入後相處得很好
・價格下降的最大貢獻者是 Fast Rite <9983>,East Elec <8035> 同樣排在第二位
■日經平均指數繼續下跌,NVIDIA結算儲備交易價格跌破2萬億日元
日經平均指數繼續下跌。遠期市場交易收於38719.35日元(估計成交量爲7.6億股),與前一天相比下降了227.58日元(-0.58%)。
美國股市21日上漲。道瓊斯平均指數收於39872.99美元,上漲66.22美元(+ 0.17%);納斯達克指數收於16832.63點,上漲37.75點(+ 0.22%);標準普爾500指數收於5321.41點,上漲13.28點(+ 0.25%)。由於美國聯邦儲備委員會(Fed)高級官員重申了暫時保持政策利率不變的態度,因此政策利率在接近後有所下降。同時,市場價格開始上漲,原因是人們認爲加息和購買有利於零售結算的可能性很小。高科技受到長期利率下降的支撐,被對半導體NVIDIA財務業績的預期所買入,市場價格在市場接近尾聲時漲幅擴大,納斯達克指數收於歷史新高。
儘管美國股市上漲,但費城半導體股票指數(SOX Index)下跌,東京市場以賣出優勢開始交易。由於半導體股票價值疲軟,日經平均指數與前一天相比仍處於負值區域。由於NVIDIA的財務業績即將在明天黎明前公佈,因此觀望情緒強烈,Prime市場交易價格跌破2萬億日元。
在日經平均指數採用的股票中,自公佈財務業績以來一直處於下跌趨勢的住友製藥<4506>每天都在刷新年初至今的低點,信越<4063>和東京電子<8035>等半導體相關方面也表現疲軟。此外,還出售了枝原製作所(6361)、中外製藥(4519)、久保田(6326)和三菱商事(8058)。
同時,國內證券公司的正面報告被認爲是重要的,此外,日本電產(6594)和神戶制鋼(5406)被收購,福岡金融集團(8354)和康考迪亞金融集團(7186)也因近期加息等而上漲。此外,夏普<6753>、耐克森<3659>和三越伊勢丹<3099> 買了。
按行業劃分,雖然航運、房地產、電力/天然氣、採礦、紡織品等有所下降,但只有5個板塊上漲:證券/商品期貨交易、保險、信息/通信以及其他金融和倉儲/運輸相關業務。
上午國內債券市場,作爲長期利率指標的新10年期政府債券的收益率暫時升至0.985%(價格下跌),自2013年5月以來11年來首次觸及高位。儘管美國長期利率在前一天有所下降,但關於日本央行將很快減少政府債券購買的猜測似乎給他們帶來了上行壓力。儘管由於利率上升,銀行股,主要是地區性銀行在股市上被小幅買入,但房地產卻疲軟。到目前爲止,對日經平均指數的影響似乎有限,但我想指出的是,匯率有可能隨着日元升值而波動。東京市場的後臺僅限於明天NVIDIA財務業績之前的頭寸調整,日經平均指數和東證指數都可能小幅波動。
■美元和日元很小,一輪買入後他們相處得很好
22日上午,東京市場上美元和日元的價格略有波動,價格從156日元12日元上漲至156日元34日元。10年期美國國債收益率保持穩定,美元銷售額下降。國內美元購買優先於中間價,但在第一輪買入之後,即使在上半年156日元也很合適。
到目前爲止,交易區間爲美元和日元從156日元12日元至156日元34仙不等,歐元從169日元50日元到169日元76仙不等,歐元從1.0854美元到1.0863美元。
■後臺查看股票
・YE DIGITAL <2354> 和 Run System <3326> 等6只股票的止損位居高位
*包括臨時停車高度(符號值)
・價格下降的最大貢獻者是 Fast Rite <9983>,East Elec <8035> 同樣排在第二位
■經濟指標和關鍵人物的陳述
[經濟指標]
・日本-4月貿易差額:-4,625億日元(預測:-2970億日元,3月:+3870億日元)
・日本/3月機器訂單(不包括船舶和電力的私人需求):與上個月相比增長2.9%(預測:-2.0%,2月:+ 7.7%)
[貴賓致辭]
・美國克利夫蘭聯儲主席梅斯特
“維持限制性利率和強勁的就業並不是一個很大的風險。”
・美國亞特蘭大聯儲主席博斯蒂克
“經濟出人意料地具有彈性”
波士頓聯儲主席科林斯
“調整利率所需的進展需要時間。”
・新西蘭儲備銀行(聲明)
“預計到年底,通貨膨脹率將降至1-3%的目標區間內”
“必須保持緊張立場以控制通貨膨脹”
“工資增長和國內支出降至與通貨膨脹目標一致的水平”
<國內>
・沒什麼特別的
<海外>
・15:00 盎格魯-4月消費者物價指數(同比預測:+2.1%,3月:+3.2%)
・15:00 英國/4月生產者物價指數和產出(同比預測:+1.1%,3月:+0.6%)