日経平均は小幅続伸。前日比99.45円高(+0.27%)の37538.06円(出来高概算7億4000万株)で前場の取引を終えている。
22日の米国市場は上昇。ダウ平均は253.58ドル高(+0.67%)の38239.98ドル、ナスダックは169.29ポイント高(+1.11%)の15451.30、S&P500は43.37ポイント高(+0.87%)の5010.60で取引を終了した。中東情勢の悪化への警戒感が後退したため寄り付き後、上昇。半導体のエヌビディアの反発がけん引したほか、ハイテクで売られ過ぎ感から買戻しが優勢となり、相場全体を支援し、終日堅調に推移。主要企業決算への期待もさらなる買い材料となり、終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了した。
米国株高を受けて、東京株式市場は買い優勢で取引を開始した。寄り付き後の日経平均は37800円台まで上昇する場面があったものの、引き続き半導体株関連が弱かったことで、前日比マイナス圏に突入する場面も見られた。売り一巡後は切り返したが、プライム市場の売買代金が2兆円を下回る薄商いのなか、さえない地合いとなった。
日経平均採用銘柄では、一部証券会社によるレポートを材料にフジクラ<5803>が買われたほか、築地再開発などが影響して鹿島建設<1812>も上昇。このほか、東京海上<8766>、アステラス製薬<4503>、味の素<2802>が買われた。
一方、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体株が引き続き売られたほか、デンソー<6902>、日本郵船<9101>もさえない。
セクター別では、保険業、電気・ガス業、銀行業、鉱業、証券・商品先物取引業などが上昇した一方、金属製品、海運業、ゴム製品、倉庫・運輸関連業、ガラス・土石製品などが下落した。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比1.74%高と反発したことで、東エレク<8035>など半導体株は総じて上昇スタートとなったが、投資家心理の悪化などが影響してか、買いは続かなかった。後場の東京市場は、値がさ半導体株の動向次第といったところか。調整局面を迎えた日経平均は引き続き方向感に乏しい展開となりそうだ。
日經平均指數繼續小幅上漲。前端交易收於37538.06日元(預計成交量爲7.4億股),與前一天相比增加了99.45日元(+0.27%)。
美國市場22日上漲。道瓊斯平均指數收於38239.98美元,上漲253.58美元(+0.67%);納斯達克指數上漲169.29點(+1.11%),至15451.30點;標準普爾500指數收於5010.60點,上漲43.37點(+ 0.87%)。自從對中東局勢惡化的警惕感減弱後,緊張局勢反而上升。除了受到NVIDIA半導體的強烈反對外,回購之所以佔據主導地位,是因爲高科技帶來的超賣感,支撐了整體市場價格,並且全天保持穩定。對大公司財務業績的預期也成爲進一步的購買材料,漲幅在遊戲快要結束時擴大並結束了。
爲了應對美國股市的升值,東京股市開始以買入優勢進行交易。儘管出現了日經平均指數收盤後升至37800日元水平的情況,但半導體股繼續疲軟,也存在與前一天相比進入負值區域的情況。經過一輪的銷售後,情況發生了逆轉,但是在銷售疲軟,即Prime市場的交易價格跌破2萬億日元的情況下,情況變得難以忍受。
在日經平均指數採用的股票中,藤倉<5803>是以一些證券公司的報告作爲材料買入的,鹿島建築(1812年)也因築地重建等的影響而上漲。此外,還收購了東京海洋(8766)、安斯泰來製藥(4503)和味之素(2802)。
同時,Socionext <6526>、Lasertech <6920>、SUMCO <3436>和瑞薩電子<6723>等半導體股票繼續被拋售,電裝<6902>和日本郵運(9101)甚至都沒有。
按行業劃分,保險、電力/天然氣、銀行、礦業、證券/商品期貨交易等上漲,而金屬製品、航運、橡膠製品、倉儲/運輸相關業務、玻璃/土壤和石材產品下跌。
由於費城半導體股票指數(SOX指數)比前一天反彈了1.74%,因此東電<8035>等半導體股票普遍開始上漲,但買盤並未繼續,可能是由於投資者情緒惡化等。東京市場的後臺可能是價格取決於半導體股票走勢的地方。已經進入調整階段的日經平均指數很可能會繼續發展,但方向感微乎其微。